CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。
![知っていると得する! Java 9になってより便利になった改善点](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/503dff2247a51287a6961cd4e8471a19f16b935a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcodezine.jp%2Fstatic%2Fimages%2Farticle%2F10726%2F10726_og.png)
はじめに 大規模なデータを扱うアプリケーションでは、速度とともに作業領域量も大きな問題となります。作業領域がメインメモリに収まらない場合、スワッピングが発生し、大幅な速度低下につながります。そのため近年、データ構造は高速なだけでなく、作業領域量が小さいことも求められています。今回紹介するのは2003年に提案されたデータ構造、wavelet tree(以下「WT」と表記)です。WTは圧縮索引やSuccinct Data Structureなど、データをコンパクトに表現する際に重要なデータ構造です。WTは文字列T[0...n-1]が与えられた時、次の2つの操作を定数時間でサポートします。 rank(p, c)――T[0...p]中のcの出現回数を返す select(i, c)――(i+1)番目のcの位置を返す WTの作業領域量は、文字列をそのまま保存した時の約2倍程度です。 対象読者 C++の
はじめに 「Bjarne Stroustrup氏との対話」連載を担当することになりました、豊田孝と申します。よろしくお願いいたします。 対話の相手であるBjarne Stroustrup氏は、プログラミング言語「C++」を設計し、最初に実装した人です。それだけでなく、同氏はC++を国際標準プログラミング言語の地位に付かせました。大変なエネルギーの持ち主です。 筆者はこの数年、「同氏の生き方から何かを学べるのではないか」と考えてきました。その考えは日毎に熱を帯び、「学べるはずだ!」、そしてついには、「わが国の開発者に、同氏の考え方と生き方ぜひお伝えしたい!」へと変化し今回の連載を始めるに至りました。 本稿でのStroustrup氏との対話はメール交換を通して行われます。基本的には、筆者が質問文を用意し、Stroustrup氏がその質問に対して高所からコメントを寄せることになります。C++言語
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いよいよ公開されたニコニコ動画(RC)。CodeZineでは公開を間近に控えたニコニコ動画開発チームに直撃インタビューしてきました。この怒濤の半年や、ニコニコ宣言の狙い、ニコニコ動画という巨大サービスをどう思っているのかについて、ニワンゴ取締役のひろゆき氏、開発チームの中野氏、鈴木氏が語ってくれました。前後編での公開です(後編はこちら)。
はじめに JavaScriptはオブジェクト指向言語です。従って、そのプログラミングは、オブジェクトの生成やプロパティの参照、メソッドの実行などを組み合わせる作業と言えます。つまり、オブジェクトを上手く扱うことができなければ、JavaScriptの良いコードは書けません。また、JavaScriptにおけるオブジェクトの考え方は、JavaやC++とは根本的に違っています。 そこで、この記事では、JavaScriptにおけるオブジェクトの基本的な性質について見ていくと共に、JavaやC++といった他のオブジェクト指向言語との違い、JavaScriptにおけるオブジェクトの扱い方などを解説していきたいと思います。 なお、この記事はJavaScriptの解説ですが、その内容は、標準仕様のECMAScriptで扱われる範囲に基づいています。従って、同じくECMAScriptを元にしている言語(
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