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2018年7月8日のブックマーク (8件)

  • 国松孝次元警察庁長官狙撃事件の裏にあるもの: 極東ブログ

    この話は書こうかどうかためらった。私が書かなくても、誰かが書くだろうというのと、私でないと書けない部分がありそうな点だ。後者については、書いても誤解されるだけで、うまく書けないだろうが…。 話の切り出しは、朝日新聞系「オウム元幹部ら4人を殺人未遂容疑などで逮捕 長官銃撃」(参照)あたりがいいだろうか。意外に、若いネットの世代はすでにこの事件を知らないか、あるいは、この事件の持つ歴史的な感覚を持っていないだろう(批判しているのではないよ)。 国松孝次・警察庁長官(当時)が95年3月、東京都荒川区の自宅マンション前で銃撃された事件で、警視庁は7日、オウム真理教(アーレフに改称)の信徒だった警視庁の元巡査長と教団元幹部2人の計3人が事件に関与した疑いが強まったとして、殺人未遂容疑で逮捕した。もう1人の教団元幹部も別の容疑で逮捕し、銃撃事件について事情を知っているとみて調べる。警察トップが銃撃され

  • 地下鉄サリン 救急医療チーム最後の決断

    小伝馬町から車で10分の聖路加病院。責任者の石松、「消防から爆発事故がおきたらしいが、何人まで重傷者を受け入れられるか」と電話があり4~5人は大丈夫と答えた。消防庁から通報のあった患者が運ばれてきた。火傷はない。しかし、心臓が止まっていた。「どういうことだ。何で心臓停止なんだ。しかも怪我もない。」ただ事ではなかった。 聖路加病院は大騒ぎになっていた。患者の心臓マッサージを始めたが、まるで反応しなかった。2分後さらに4人の患者が運ばれてきたが、全員呼吸が止まっていた。石松は、若手に地下鉄の様子を見てくるよう指示した。3分で地下鉄築地駅に到着、唖然とした。重症患者のほかにも、200人以上の人が倒れていた。救急隊員が言った。「これだけの患者の受け入れ先が獲得できません。どの病院も手一杯、しかし治療が遅れれば危ない」と。若手医師は「すぐ連れて行かないと」、電話も入れずに、聖路加に向かった。 院長の

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    facebooook 2018/07/08
    平成7年3月20日、無差別テロ“患者はすべて受け入れる」と。館内に一斉放送が流され、緊急招集し精神科医も産婦人科医も救命センターに呼んだ。病院中の空きベッド、車椅子が集められた。続々と重症患者が到着、
  • オウム真理教・元信者の手記

    Home|back オウム真理教・元信者の手記 広瀬健一(2008年10月27日記) 藤田庄市氏が大学生にカルト予防のための講義を行うに当たっての資料として、執筆を求めたのに応じて、広瀬健一氏が記した手記。 早大理工学部応用物理学科大学院修士課程を主席で卒業した広瀬被告が、オウム真理教に入信し、終には地下鉄にサリンを散布するにいたる経緯を率直に綴ると共に、カルトに入信しないために注意すべき点について、自らの経験に基づき説得的に語りかける。逮捕後、被害者に謝罪の手紙を記すために下手な字では申し訳ないと獄中でペン習字を習ったという広瀬被告によるオリジナル原稿をpdf版で公開。

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    facebooook 2018/07/08
    “「生きる意味」とは何か――皆さまは、この問いが心に浮かんだことはありますか?”(2008年10月27日記)
  • オウム事件死刑執行、その正当性と今後の課題を考える(江川紹子) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    今国会後にはあるかもしれない。そうは思っていたが、存外早く、その日が突然やってきた。しかも、オウム真理教教祖である麻原彰晃こと松智津夫のみならず、教団組織の各部署のトップであり、6人の元弟子たちもほぼ同時に執行された。 麻原の判決が確定してすでに12年。オウム裁判最後の被告人である高橋克也(地下鉄サリン事件運転役、無期懲役が確定)の裁判が1月に確定しているので、そこから6か月以内に執行するのが法律の建前である。当局には、平成の大事件である件は、平成のうちに区切りをつけようという意識もあっただろう。様々な皇室行事を避け、政治的思惑や憶測を回避しようとして、今の時期となった事情は理解できる。凶悪事件の首謀者であり、多くの信者に犯罪を実行させた麻原が、最初に執行されるのは当然だ。 ただし、元弟子6人を教祖と同時に執行したのは、極めて遺憾であった。 教祖は、心の病のせいで事実を語れなかったのか

    オウム事件死刑執行、その正当性と今後の課題を考える(江川紹子) - エキスパート - Yahoo!ニュース
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    facebooook 2018/07/08
    “最初は被害者だった人たちが、そのうちに勧誘や集金活動で人を騙すなどの加害者になっていく”“どんな人であっても、タイミングや条件が合ってしまうと、思いの外簡単にカルトに引き込まれてしまう。”
  • 死刑をなくすということ: 極東ブログ

    私が死刑廃止論者になったのは、21世紀に入ってからである。というのも、2001年の附属池田小事件がきっかけだったからだ。この事件で無防備な小学生8人を殺害した宅間守に彼の望みである死刑を与えてはいけないと思った。この人間を自然に命尽きるまで生かせて、その口から自らの意思で悔恨の言葉を公にするのを聞きたい、そして、その命が尽きるまでその罪に苦しんでほしいと思ったからだ。 こう言ってもいい。死を決意するならなんでもできるというときでも、人を殺すこともできる、ということはない。人が自死を決意することはその人の自由だろうが、その自分の死に他者の命を釣り合わせてはいけないと。 そうして死刑廃止論者としての自分というものを受け止めて、21世紀を生きててはや、十数年。おりおりに思うことがある。最近では、3つ思った。 1つは、死刑廃止論をリベラル思想だから嫌悪するという考え方に違和感を覚えたことだ。オウム

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    facebooook 2018/07/08
    “、死刑を廃止した欧州の国では、死刑は廃止しているのに、犯罪事件で犯人を射殺しているじゃないかというネタも見かけた。これについては、銃をもって臨む者には、銃で臨むのが公平だと私は考えている。”
  • オウム真理教事件死刑囚の死刑執行に関連して: 極東ブログ

    オウム真理教事件で死刑が確定した死刑囚13人中7人が、15日、東京拘置所から全国5か所の拘置施設に移送された。報道によれば、具体的には、林(小池)泰男死刑囚(60)が仙台拘置支所、岡崎(宮前)一明死刑囚(57)と横山真人死刑囚(54)が名古屋拘置所、新実智光死刑囚(54)と井上嘉浩死刑囚が大阪拘置所、中川智正死刑囚(55)が広島拘置所、早川紀代秀死刑囚(68)が福岡拘置所であるらしい。麻原彰晃(松智津夫)死刑囚(63)ら6人は東京拘置所にとどまっている。 今回の移送は、1月に一連の裁判は終結したことによる、死刑執行準備ではないかと見られていた。が、朝日新聞報道によれば、「拘置所内での共犯者同士の接触を避けるなど、配慮が必要なため」で「死刑執行とは無関係」とのことだ。 しかし、いずれ13人の死刑執行がなされることだろう。ではそれはいつごろかだが、これに関連するのは、今上陛下退位と新天皇即位

  • 歴史が忘れていくもの: 極東ブログ

    昨日、朝の時間帯ということもあって天気予報と時計の代わりに流しているNHKで、オウム真理教の教祖・麻原彰晃(名松智津夫、63)の死刑執行の速報を知った。「ああ、やっちまったな」なと思った。ああ、やっちまった。 意外感は、まったくなかったわけではなかったが、なるようになったなという思いが勝った。以前、オウム事件の死刑囚の執行は、天皇家の行事で忌まれるから延期されるだろうと書いたものの、どちらかといえば願望だった。日が死刑廃止の国になってほしいという願望だった。この事件を凶悪な国民の敵による事件であるとするより、その凶悪さと悲惨を運命の果実として分かち合う経験の内側にとどめるべく死刑廃止に結びつけられたらと。死刑の最終的な決断は法相に委ねられるのだから、ここでかつての法相がリラクタントであったように少しうそぶいてでも、改元や五輪の熱気に覆って隠してもよかっただろうと。そうはいかなかった。

  • 江川紹子氏「真相解明されていないと言ってる人は裁判記録読め。あと『精神鑑定受けないまま執行された』というのはデマ」

    Shoko Egawa @amneris84 死刑制度を廃止すべきという考えの方は、ご自身のその信念に基づいて、日の執行を批判されればよい。それぞれが信念に基づく意見を述べる自由は尊重したい。ただ、お題目のように「シンソーカイメー」を唱えるのはやめて欲しい。刑事事件としての真相は、裁判でほぼ解明されている。 2018-07-06 20:51:33 Shoko Egawa @amneris84 「真相は闇の中」と言う人は、裁判やその記録をどの程度見てきたのか、と思う。念のために言っておくと、裁判というのは、麻原彰晃こと松智津夫を裁く公判だけじゃないですよ。 2018-07-06 20:54:19 Shoko Egawa @amneris84 麻原彰晃こと松智津夫が、精神鑑定も受けられないまま死刑が確定し、執行されたと、気で信じている人が多くて驚く。そんなデマを誰が言いふらしたんだろう

    江川紹子氏「真相解明されていないと言ってる人は裁判記録読め。あと『精神鑑定受けないまま執行された』というのはデマ」
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    facebooook 2018/07/08
    “刑事事件としての真相は、裁判でほぼ解明されている。「真相は闇の中」と言う人は、裁判やその記録をどの程度見てきたのか、と思う。”