ビキニ事件から3月1日で70年を迎えました。 当時、ビキニ環礁の周辺海域で操業していた船はのべ1000隻を超えると言われています。 しかし、静岡県の漁船では第五福竜丸以外の被ばくの実態についてはほとんど分っていません。 こうした中、今回の取材によって、被ばくの可能性がありながら声を上げなかった焼津市の漁船の存在が浮かび上がってきました。 第五福竜丸だけではない 水爆実験の影響を受けた焼津の漁船 枝村三郎さん(元高校教師 郷土史家) 元高校教師で郷土史家の枝村三郎さんです。 水爆実験によって影響を受けた船を50年にわたって調べてきました。 水産研究所や保健所などの資料から、当時、海洋汚染によって漁獲物を廃棄した船の数を割り出しました。焼津の漁船は、全部で113隻あったと言います。 枝村さん 外務省の資料 NHKが外務省より入手した資料です。そこには第五福竜丸とは別の漁船の乗組員の証言が残って
