東日本大震災の写真や動画などを収集、公開しているデジタルアーカイブを閉鎖する動きが目立ってきた。運営する自治体や民間団体が、システム更新などに伴う維持管理費の重さを理由に、他の機関にデータを移す例が多い。震災発生から間もなく12年。息の長い記憶の継承を見据え、存続を下支えする技術開発も進んでいる。…
全国高校野球選手権大会の決勝で、仙台育英が下関国際と東北勢初制覇を懸けて戦う。東北勢は過去の春夏を通じた大会で決勝の舞台に12回立ち、全て敗れて準優勝。大旗の「白河の関越え」に挑戦した決勝の歴史を振り返ると、頂点にあと一歩届かなかった悔しさが、奮闘した好投手たちの印象とともによみがえる。 大旗に初…
東北勢として初めて甲子園大会を制した仙台育英(宮城)の須江航監督が時折、涙を浮かべながら優勝監督インタビューに答えた。 熱い思い感じた ―初優勝おめでとうございます。 「宮城の皆さん、東北の皆さん、おめでとうございます!」 ―ゲームセットの瞬間、少し目元を押さえていらっしゃいました。どんな思いですか…
電気代やガス代、水道代といった公共料金はどこに住んでいてもかかるものですが、地域差は案外小さくありません。宮城・仙台は他地域と比べて、高いのか安いのか調べてみました。(編集局コンテンツセンター・佐藤理史) 年間27万1181円で全国14位 都道府県別の物価水準の格差を示す「消費者物価地域差指数」。総務省の小売物価統計調査(構造編)で公表される。最新2021年の「光熱・水道」は全国平均を100とした場合、宮城は104・4。高い順から19位で、やや割高な水準といえる。 最も高い北海道が117・4、最も低い東京は93・7。地方間では、近畿や東海が安く、東北、中国、四国が高い傾向が見てとれる。 [東北各県の「光熱・水道」指数] ③岩手県 112.5 ④山形県 112.3 ⑦青森県 111.2 ⑧福島県 110.0 ⑩秋田県 109.3 ⑲宮城県 104.4 (全国平均=100) 実際に支払う金額は
旧優生保護法(1948~96年)下で行われた不妊手術を巡る国家賠償訴訟で、大阪高裁は22日、国に賠償を命じる初の判決を出した。民法の除斥期間適用の可否が最大の争点だったが「そのまま適用することは正義、公平の理念に反する」と断じた。 2018年から仙台など全国9地裁・支部に起こされた同種訴訟は不法行…
旧優生保護法(1948~96年)で不妊・避妊手術を強いられた被害者の救済に向けた一時金支給法の施行から、4月で3年となる。法は前文で「国が誠実に対応していく立場にあることを深く自覚」とうたうが、誠実な対応とはどんなものか、根本から見直す必要があるのではないか。 2月以降、旧法を巡る訴訟の控訴審判決…
宮城、福島両県で16日深夜に震度6強を観測した地震で、両県の被災地は19日、初の週末を迎えた。水道管の漏水などに伴い、両県8市町の計約3万4800戸で断水が続いているが、宮城では21日にも県内全域で解消する見通し。調査が進み、両県の住宅被害は200棟を超え、住民らは屋根や壁などの応急措置を急いだ。…
宮城、福島両県で16日深夜に震度6強を観測した地震の影響で、両県のコンビニから一時、弁当やパンの姿が消えた。「買い占め?」「物流トラブル?」。ネット上はざわつき、東日本大震災の時のような長期の買い物難を懸念した「パニック買い」のような消費行動も見られた。コンビニの事情を探った。(報道部・勅使河原奨…
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