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ブックマーク / note.com/taejun (20)

  • 衰退が確定した国におけるプランB|Taejun

    経産省の「未来人材ビジョン」はとてもよく書けていて、日の現状を突きつけるものだった。 https://www.meti.go.jp/press/2022/05/20220531001/20220531001-1.pdf 残念だけど、日はすでに詰んでいて、今後も停滞が続くと個人的には思っている。僕がその見識を信頼する人たちも、大声では言わないけれども同じような意見だ。 なぜ詰んだといえるのか。いろいろな理由はあるけれども、一番深刻なのは高齢化と硬直的な人事制度だと思う。 社会に高齢層が増えることの一番の問題は「人は年をとると昔の自分より頑迷になる」という一般的事実に基づいている。これは高齢者攻撃の話ではなく、人間の脳は年齢とともに劣化するという事実の話だ。そして、人間はよほど自覚的でないと自分の脳の劣化には気づかない。より多くの頑迷な人が投票権を持っているので、政治は基的にその人たちを

    衰退が確定した国におけるプランB|Taejun
  • なぜ児童養護施設にランドセルを贈るのをやめたほうがいいのか(つづき)|Taejun

    続き。これがバズっている間に、いつも要所要所で大切なアドバイスをくれるお姉さんからメッセンジャーがきた。 「ちょっと仕事で手が離せなかったんで、遅くなったけどさ、あなた何やってんの?」 「え?」 「あのタイガーマスク運動について書いたこと。ランドセル送った人たちに謝んなさい」 「確かに言い方悪かったと思うんですけど、こういう間違ったことを訂正しないで嫌な思いをする子どもや、迷惑する施設の人がいるんです」 「ん〜、でもね」 彼女は、メッセンジャーを一文づつ送る癖がある。 「みんな、国や地方から今はランドセルが買えるお金が支給されておるという情報を単に知らなかっただけでしょ」 彼女は一文ずつに分けてメッセンジャーを送る。 「ね、世の中で、文句言う人は多いけど、行動を起こす人って少ないわけよ。 日に1億375万人の大人がいる中で、震災や児童養護施設の子どもにランドセルを贈ろうとした人が何人いる

    なぜ児童養護施設にランドセルを贈るのをやめたほうがいいのか(つづき)|Taejun
  • 心の中の世界|Taejun

    最近ソーシャルメディアとかを見ていると誰かを攻撃したり貶めたりする人たちがいっぱいいて、なんだか悲しい気持ちになる。もちろん僕自身も他人をついつい非難してしまったりするけど、ちょっと時間が経ったら反省するくらいにはなった。 他人を貶めたくてしょうがない人は心の中の世界が弱い人なんだと思う。 お金が無くても、人に馬鹿にされても、力が落ちても、病気になっても、仕事で失敗しても、それでも微笑みを絶やさずにいられる人がいる。そういう人は、何らかの歴史の悲劇に巻き込まれて強制収容所に入れられても最後まで快活にやっていける人たちだ(いや、もちろん入らないほうがいいし、抜け出すように全力を尽くすのだけどさ)。外の世界の出来事に自分の精神のあり方が左右されない状態になっている人たち。 こうやって自分の精神状態を可能な限り外的な環境と切り離せることは、心のありようを安定させるために必要不可欠なんだと思う。美

    心の中の世界|Taejun
  • マニフェスト(ドラフト)|Taejun

    世界はそもそも不平等だ。これまでもそうだったし、おそらくこれからもそのままだ。草木だって大きなもの・小さなもの、長命なもの・短命なものに分かれるのと同じように、生まれた時から僕たちに与えられている親、名前、国籍、容姿、才能、お金は人それぞれ異なっている。 僕がつくりたい世界は決して不平等が完全になくなる世界ではない。そんなことは不可能だからだ。共産主義がうまくいくとも思えない。 僕が欲しいのは、すべての人が生まれた時に持っていたものを否定することなく、自由に生きていける世界だ。国籍が理由で留学を諦める世界なんて馬鹿げているし、人種のせいで就職先が決まる世界だっておかしい。生まれた国が途上国の貧しい農村だとしても、それが理由で世界最高の大学を目指すのを諦めるべきじゃない。バックグラウンドが押し付けようとする宿命を全ての人が乗り越えられて、自由気ままに生きていける世の中に僕は住みたい。 そうい

    マニフェスト(ドラフト)|Taejun
  • 感情を自分の言葉で語れない人|Taejun

    友人が亡くなって、そのあとのSNSグループでのコメント欄に、コピペしたかのように同じような言葉が延々と並んでいるのを見て、僕はゾッとする。その理由が少しだけ分かってきたから、この文章を書いている。 「最近の社会は・・・」という物言いは注意深く行うべきだけど、僕は最近僕も含めた人々の感情が劣化していると思っている。ここでいう感情劣化とは、何らかの出来事がやってきたときに、それを表現する言葉が乏しくなること、という意味で使っている。言い換えると、自分の感情を表現する手段として、自分なりの言葉を持てなくなってきているということだ。念の為だけど、ボキャブラリーが豊かであるか貧弱であるかということを話しているわけではない。 重大な出来事が起きたとき、僕たちが感じることは来多種多様なはずだ。全く同じ感想をもつなんてありえない。そして、その感情は最初はなかなか言葉にならない。それでも自分のボキャブラリ

    感情を自分の言葉で語れない人|Taejun
  • Ladakh|Taejun

    Ladakh

    Ladakh|Taejun
  • Bagan/バガン|Taejun

    Bagan/バガン

    Bagan/バガン|Taejun
  • 知覚をきたえる|Taejun

    だいぶ遅れてしまったけど、安宅和人さんの「知性の核心は知覚にある」というハーバード・ビジネス・レビューの論文を読んだ。今までこの雑誌で読んできた論文中でも白眉の一品で、相当な思考の蓄積が伝わる。そして、つい最近に石川善樹さんとの対談も掲載されていて、これも大変によかった。 詳しい内容は是非にこの論文(単品PDFを購入できる)を読んでもらうとして、個人的に知的訓練として大切だと思っていることについてメモしておきたいと思う。 知的活動というのは、外部からの情報を受け取って、それをアウトプットするまでの一連のプロセスのことだ。そして、機械があるお陰で大幅に増幅するのは、情報認知(たとえば機械がないと紫外線や赤外線は見えない)と、課題解決の方針がある程度決まったあとの論理演算作業の部分だ。 実際にニューラルネットワークを自分でつくってみたりすると分かるのだけど、現時点でのAIで出来ることって手計算

    知覚をきたえる|Taejun
  • こども宅食について|Taejun

    駒崎さんが新しい取り組みを始めた。「こども宅」として、経済的に厳しい状況にある子どもたちがいる家庭に品を届ける事業。僕はこの事業をする他ないと思っているものの、なんとなく心にひっかりがあり、なかなか自分の意見を表明できずにいた。でも、何か書いたほうが良さそうなので、とりあえず書いてみる。 僕は児相職員や行政の家庭支援課の人々、その職員らが日々関わっている大人たち(この人たちの子どもが社会的養護に入る可能性は結構高い)、行政の介入を受けていた家庭に当時いた子どもたちに会って話をしてきた。足を使って得てきた情報は結構多いほうだと思っている。 そこで感じるのは、支援する側と支援される側のすれ違いだ。 支援する側はとても善意にあふれているのだけれど、支援を受ける側には若干の後ろめたさというか罪悪感のようなものを抱いている人が一定数いるように思う。例えば「ルポ児童相談所」でも書いたけど、児相が問

    こども宅食について|Taejun
  • 「新しい社会的養育ビジョン」について(その2)|Taejun

    前のnoteを書いてからまた色々とコメントがついたりして、改めて調べてみてちょっと思うことがあったので書いておきたい。 前にも書いたように、里子の虐待死は2002年、2006年、2010年と3回起きている。リンク先の新聞記事が死んでしまっているウェブサイト経由の情報なので2010年のもの以外は実際に図書館などで裏取りをする必要があると思う(僕はいま日にいないので、誰かしてくれたらすごく助かります)。 虐待死の裏には虐待があるわけなので、社会的養護下にある子どもへの虐待に関する厚労省のデータ調べてみた。2013年3月末での児童養護施設の子ども28,831人への虐待通報件数は49件(0.17%)、これに対し里親・ファミリーホームのそれは5,407人に対して13件(0.24%)と、虐待発生率が約4割高い。(ちなみに、最新の施設と里親の不調率の比較も手に入れたいのだけど、探しても見つからなかった

    「新しい社会的養育ビジョン」について(その2)|Taejun
    facebooook
    facebooook 2017/08/14
    “問題に対する解を提示しないまま里親数を増やしたら大惨事が起きると思うのだけど、”
  • 歯|Taejun

    友だちに冗談で「なにか物語を聞かせてよ」とお願いしたら、こんな話をしてくれた。見た感じ至って心身ともに正常な感じがする彼から、こんな物語が紡がれるとは思わなかった。 ★ ★ ★ もう昭和も60年を過ぎた頃のことでした。東京の西側に、40代を過ぎた中年夫婦が住んでいました。 生活は全て満ち足りていました。夫は若くして一流商社の役員候補でした。立派な一軒家に住み、特別な用事がない限り、夕はいつも二人でしました。夏と冬には必ず休暇を取り、旅行へいきました。そんな生活を、二人は大学で出会って結婚してから20年間も続けてきたのです。同じような日々の繰り返しの中で幸せを噛みしめることにこそ、当に満ち足りた生活があることを分かっていたのです。 そんな二人に、無いものが一つだけありました。子どもです。子どもがいなかったのは、二人が敬虔な宗教家だったからではありません。どれだけ努力をしても、ついぞ授かる

    歯|Taejun
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    facebooook 2017/08/04
    “友だちに冗談で「なにか物語を聞かせてよ」とお願いしたら、こんな話をしてくれた。見た感じ至って心身ともに正常な感じがする彼から、こんな物語が紡がれるとは思わなかった。”
  • 「新しい社会的養育ビジョン」について|Taejun

    最近社会的養護関係者らに何かと注目を集めているこのレポート、もともと存在していた「社会的養護の課題と全体像」を葬るかたちで登場した。そのあたりの大人の事情は僕にはよく分からないのだけど、このレポート(座長だった奥山先生の名にちなんで「奥山レポート」と呼ぼう)についての個人的な感想を述べたい。 この奥山レポートで僕が一番気にしていたのは一時保護がどうなるかだった。「ルポ児童相談所」でも書いたように、一部の児相における一時保護は社会的養護全体における最大の人権侵害となっている。その人権侵害は、子どものプライバシーを盾に隠され続けてきた。 その一時保護改革と児相に対する第三者評価機関の設置は僕がずっと個人プロジェクトで取り組んできたことだった。今回の委員会では一時保護だけで2回まるまる検討がされたし、奥山レポートは前代未聞の分量で一時保護について言及している。ついにブラックボックスとしてほとんど

    「新しい社会的養育ビジョン」について|Taejun
  • 他人のお金でギャンブルをするな|Taejun

    金融に未来はあるか――ウォール街、シティが認めたくなかった意外な真実 ジョン・ケイ (著), 薮井 真澄 (翻訳) 原題のOther People’s Moneyのほうがしっくりくる書、訳者の藪井さんから献頂いた。とても良い一冊だった(なお、僕は月に1〜2冊くらい献を頂くけど、全てのについて書評を書くわけでない。時間があってかつ面白かった時だけ書く)。 書は、なぜ現代において金融事業が拡大してきたのかについて述べた後に、現代の金融業界(主に銀行・証券会社のコングロマリット)が抱えている問題点とその解決のための方向性を述べている。金融業界で働いている人々にとっては耳が痛くなる指摘も多いが、著者John Kayの主張に反論できる人はそう多くはないだろう。 金融仲介機能は来的に非常にシンプルなものだ。それは、お金を必要としている人と、今すぐにお金を必要としないのでそれを運用したい人を

    他人のお金でギャンブルをするな|Taejun
  • ブッダが説いたこと|Taejun

    ブッダが説いたこと (岩波文庫) 文庫 – 2016/2/17 ワールポラ・ラーフラ (著), 今枝 由郎 (翻訳) 仏教に関するとしてはこの上ない一冊。どうも日の仏教は独自の進化をしている日の仏教について説いていることが多くて、ブッダが説いたことそのものが伝えられていなかったりすることが多いように感じるのだけど、書は20世紀最大の学僧が仏教の基的な教えを説いている。 もう10年くらいずっとテーマであり、時々出来たような気分になるけどやっぱり出来なくなる様々な執着心から自己を解放することについて書いているにはあまり出会えなかったのだけど、このはその執着心からの解放がいかに心の平静と結びつき、それを得るにはどう行動するべきかまで書かれている。この気持の状態、例えば苦痛や困難に直面しているときでも自分をとても静かな気持ちで見つめられる精神状態は僕がウルトラマラソンから得た最高の

    ブッダが説いたこと|Taejun
  • 感動をつくるもの|Taejun

    なぜか久しぶりに尾崎豊の15の夜が無性に聴きたくなって、youtubeで調べてみたら、昔のライブ映像が見つかり、それを見てものすごく感動するとともに、色々と考えさせられた。 少し前にも似たような議論をしたのだけど、音楽とか美術とかブランド品とか、伝統的なファイナンス理論だけで価格付ができないものの商業的な成功は、作品の技術的な側面だけには依存しない。もし技術的に素晴らしい作品に最高の値段がつくのであれば、AKBやジャニーズ(バックミュージシャンはNYのスタジオミュージシャンだったりするんだけど)の成功は全く説明できない。 じゃあ、作品の成功(その定義も難しいが)において何が必要なのかといえば、それは技術と心なんだなと思う。作品が大衆向けであればあるほど、後者の重要性は高まる。作品がプロ向けなら、技術だけでも結構いけるんだろう。 色んな制約と限界を持っている人間がありったけの心を込めて何かを

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  • ルポ 児童相談所: 一時保護所から考える子ども支援|Taejun

    ルポ 児童相談所: 一時保護所から考える子ども支援 起業でそれどころではないので、もう当分は書きません。児童相談所と一時保護所について書いたを出版しました。会社創業前から準備を始め、時間をかけて取材し丁寧に検証してつくったです。 親の虐待、貧困、疾患や子ども自身の非行などが理由で、一時的に保護をする必要があるとみなされて児童相談所に引き取られた子どもたちは、児童相談所に併設されている「一時保護所」で生活することを皆さんご存知でしょうか。 「こういう話は、興味ないよ」と思われる方がたくさんいるかと思うのですが、ドキュメンタリーとして今実際に日で起こっている事実を見るという視点で読んでもらえれば、かなり読み応えがある内容になっていると思います。 一時保護所の経験者、職員、その他関係者らは、草稿を読んで「よく書いてくれた」と言ってくれました。とくに一時保護所経験者が嫌がる内容になるのであ

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  • 世界を変えるもの|Taejun

    11年前のブログなぞ恥ずかしくて読めないのだけど、いくつかのポストは覚えているので恐る恐る読み返してみた。2005年、23歳の頃の僕は、世界を変える一番強い力は連鎖の力で、自分一人だけで完結せず、周りの人々の行動も巻き込めるような行動こそが世界を変えるのだと書いていた。2011年に「働きながら、社会を変える」が世に出た時も、大勢の人が少しずつ変わることによって、世の中はゆっくりと確実に変化すると書いていた。 それじゃあ何がそういった大勢の人々の変化をもたらすのかということについては結論が出ないままで、そのあとも10年くらいぼんやりと考えていたのだけど、最近結論が出た。 世界に革命的な変化を起こすのは人間の思想であり信念だ。 もう少し正確に言えば、こういった思想や信念が強烈で、かつ時代の人々に受け入れられた場合、その人は世界を変えるんだと思う。 ちょうど今日出た連載で書いたのだけど、人類の歴

    世界を変えるもの|Taejun
  • 今年読んだベスト3冊|Taejun

    今年もなんだかんだたくさんを読んだ。そのうちで、かなり記憶に残っている三冊を。 1位:バヴァガッド・ギーター (ラダクリシュナンの解説つき) ヒンズー教の最重要聖典。デリーの屋で、同僚のSanjayが「ギーターならこれだ」と教えてくれたものを購入。日Amazonで手に入るのかは不明。Amazon.comで見つけたのでリンクだけ貼っておく。実際のところ、岩波文庫のギーターを読んだ時は全く感じ入ることがなかったのだけど、この英訳&第一人者の解説付きは、人生観が変わる一冊。このを読む前と読んだ後では、僕の世界の考え方は変わり、僕は神を信じるようになった(ヒンズー教の神というものではなく、神というコンセプトを信じるようになったというべきか)。 2位:ゴルギアス(プラトン) 今年は岩波文庫で絶版になっていないプラトンを全て読んだ。その中でも最も強烈だったのはこの一冊。人はどう生きるべきなの

    今年読んだベスト3冊|Taejun
  • 差別の起源|Taejun

    今の仕事をしていると色んな土地で見聞きすることが増えた。ある人に教えてもらった部族について書いておきたい。 彼女らはその土地にとても昔から住んでいる。少なくとも、いわゆる「◯◯人」という概念が生じたりするよりもずっと昔から存在している種族だ。王家のように種の歴史が長いことを誇りとするのであれば、やんごとなき由緒正しい種族ともいえる。 この人たちの生活は現代人とはだいぶ違っている。胃腸の酵素が非常に強いので、ハゲタカのように屍肉をべてもお腹をこわさないし、飢餓の時期を乗りこえた経験からか木でも草でも生ゴミでも、タンパク質を構成するようなものであれば、それをべることで栄養を摂取することができる。もちろん現代人がべられるものも口にすることはできるので、どうしようもない時に代替的にこういったものをべるだけだ。 衛生についても、基的に身体の中を清浄に保つためという観点から合理的に考えてい

    差別の起源|Taejun
    facebooook
    facebooook 2016/06/17
    “そして、いつか自分たちも武器を手にして、迫害に加担する日がやってきた。差別を助長するためには少しの事実と嫌悪感を煽る方法さえあれば事足りる。煽る人たちの多くはその嫌悪感によってお金を儲ける人々”
  • 親と暮らせない子どもについて知りたい人が、これさえ読めば概要を理解できる記事|Taejun

    先日、G1サミットに参加している知事・市長ら10人に「日の社会的養護、特に児童養護施設についてデータに基づいたマクロの議論を15分で話す」というお題を頂いた。ただでさえ起業で忙しいうえに荷が勝つテーマではあったけど、子どもたちの状況がこれで良くなるのなら、と一生懸命に資料を用意した。せっかくだから、ここでその概要をお伝えしたい。人間のモノを読むスピードは聞くよりはるかに早いので、さっと読む分には10分あれば足りると思う。時間が無い人は、スライドの写真だけを読めば大体概要が分かるようになっている(これならざっと見るだけなら3分)。 では、まずは議論の概要を。児童養護施設について、よく語られるのは、その出身者らの現状だ。20%が高校中退をする、低い就業率、生活保護受給など、とにかくこういった現象面が目立つ。しかし、その背景はもっと複雑であって、それを敢えて3つに分けると、(1)貧困を背景とし

    親と暮らせない子どもについて知りたい人が、これさえ読めば概要を理解できる記事|Taejun
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