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ブックマーク / sorae.info (7)

  • NASA惑星探査機「ボイジャー1号」停止した送信機の再作動に成功 通常運用再開

    アメリカ航空宇宙局(NASA)は惑星探査機「ボイジャー1号(Voyager 1)」に搭載されている送信機の1つが停止していた問題について2024年11月26日付で情報を更新し、送信機の再作動と通常運用の再開を発表しました。 停止していたXバンド送信機の再作動に成功 再作動したのは8.4GHz帯の電波を使用するXバンド送信機です。ボイジャー1号では2024年10月にXバンド送信機が停止してしまう問題が発生し、2.3GHz帯の電波を使用するSバンド送信機に切り替わっていました。Sバンド送信機はXバンド送信機と比べて消費電力が少ない代わりに信号が弱く、1981年以降は使われていなかった装置です。 NASAによると、ボイジャーの運用チームは2024年11月初旬にXバンド送信機を再作動させることに成功。11月18日の週(今回の発表があった11月26日の前週)からは、現在も稼働している4つの科学機器に

    NASA惑星探査機「ボイジャー1号」停止した送信機の再作動に成功 通常運用再開
  • 2024年11月16日は藤原道長の詠んだ『望月の歌』とほぼ同じ月

    「藤原道長」が詠んだと伝わる「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも 無しと思へば」という著名な和歌、通称『望月の歌』は、寛仁2年10月16日(ユリウス暦1018年11月26日)に詠まれたとされています。歌の解釈は様々ですが、天文学的に言えば、道長が見たのは満月(望月)から少し欠けた月であったことは間違いありません。 旧暦10月16日に当たる(グレゴリオ暦)2024年11月16日、道長が見上げたであろう月とほぼ同じ形の月が夜空に昇ります。平塚市博物館は、「#道長と同じ月を見上げよう」と題するキャンペーンで、道長が見たであろうものとほぼ同じ月を観察し、SNSなどで共有することを呼び掛けています。奇しくも、翌日の11月17日に放送されるNHKの大河ドラマ『光る君へ』にて、この望月の歌が詠みあげられるとのことです。 1000年以上前に詠まれた『望月の歌』 【▲ 図1: 寛仁2年冬に書

    2024年11月16日は藤原道長の詠んだ『望月の歌』とほぼ同じ月
  • NASA惑星探査機「ボイジャー1号」送信機の1つが停止するトラブル発生

    アメリカ航空宇宙局(NASA)は2024年10月28日付で、惑星探査機「ボイジャー1号(Voyager 1)」に搭載されている送信機の1つが停止していることを明らかにしました。発表時点ではしばらく使われていなかった別の送信機を経由して通信が再確立されており、通常の運用に戻すための作業が進められています。 【▲ アメリカ航空宇宙局(NASA)の惑星探査機「ボイジャー(Voyager)」の想像図(Credit: NASA/JPL-Caltech)】 1981年以降使われていなかったSバンド送信機経由で通信中 NASAによると、停止したのは8.4GHz帯の電波を使用するXバンド送信機です。2024年10月18日にNASAのディープスペースネットワーク(DSN、深宇宙通信網)がボイジャー1号からの信号を捉えられなかったことで問題が発覚。2日前の10月16日にはボイジャー1号のヒーターの1つをオンに

    NASA惑星探査機「ボイジャー1号」送信機の1つが停止するトラブル発生
    facebooook
    facebooook 2024/11/02
    “打ち上げから47年 1977年9月に打ち上げられたボイジャー1号は、1979年に木星、1980年に土星のフライバイ観測を行った後も飛行を続け、2012年に太陽圏を脱出”
  • 【速報】ついに発射台でブースターを空中キャッチ スペースXが「スターシップ」の第5回飛行試験を実施

    アメリカの民間宇宙企業SpaceX(スペースX)は日時間2024年10月13日、同社が開発中の新型ロケット「Starship(スターシップ)」による第5回飛行試験を実施しました。Starship宇宙船は宇宙空間を飛行後に大気圏へ再突入し、発射から1時間ほど後に予定通りインド洋への着水を行って飛行を終えています。 Starshipとは? Starshipは1段目の大型ロケット「Super Heavy(スーパーヘビー)」と2段目の大型宇宙船「Starship」からなる全長121mの再利用型ロケットで、打ち上げシステムとしてもStarshipの名称で呼ばれています。今回の飛行試験は2024年6月に続く5回目の無人飛行試験で、計画ではSuper Heavyブースターは発射約7分後に発射台へ帰還し、Starship宇宙船は発射約1時間5分後にインド洋の目標地点へ着水することになっていました。 関連

    【速報】ついに発射台でブースターを空中キャッチ スペースXが「スターシップ」の第5回飛行試験を実施
  • 2023年に注目された宇宙ニュース ~ウェッブ宇宙望遠鏡が見た天体編~

    【▲ ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の近赤外線カメラ(NIRCam)で観測された惑星状星雲「環状星雲(M57)」(Credit: ESA/Webb, NASA, CSA, M. Barlow, N. Cox, R. Wesson)】 soraeでは今年も宇宙開発や天文に関する注目のニュースをお伝えしてきました。そこで、2023年にお伝えしたニュースのなかから注目された話題をピックアップしてみたいと思います。今回は2023年7月で科学観測開始1周年を迎えた「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope:JWST)」で観測された天体の数々から一部をピックアップしてみたいと思います! ※記事は2023年12月21日時点での情報をもとにしています ▼死にゆく恒星が残した惑星状星雲と超新星残骸【▲ ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の近赤外線カメラ(NIRCam

    2023年に注目された宇宙ニュース ~ウェッブ宇宙望遠鏡が見た天体編~
  • 次は5000年以上先のネオワイズ彗星、満点の星空を背景に巨大望遠鏡とのベストショット

    次は5000年以上先のネオワイズ彗星、満点の星空を背景に巨大望遠鏡とのベストショットこの画像は大西洋に浮かぶ島々「カナリア諸島」の1つ、ラパルマ島で撮影されたものです。画像の左奥のほうには最近地球から見える「ネオワイズ彗星」が輝き、夕暮れの空の下には雲が見えます。撮影された場所は標高がやや高い位置にあり、雲がそこまで来ていないため天体観測には非常に良い条件になっているのです。 一方、画像の中央と右にあるのは直径が約17メートルもある望遠鏡「MAGIC」です。MAGICは宇宙からやってくるガンマ線を観測するための望遠鏡ですが、ガンマ線を直接検出するのではなく、ガンマ線が地球大気に入ったときに発生する「空気シャワー」と呼ばれる現象による光を観測します。MAGICは複数の鏡を組み合わせて反射鏡が作られており、昼間に遠目から見ても複数の巨大な鏡が設置されている姿に驚かされます。 なお、左にあるのは

    次は5000年以上先のネオワイズ彗星、満点の星空を背景に巨大望遠鏡とのベストショット
  • 土星に近づく大迫力の動画。CGじゃなくカッシーニが見た本物の映像

    (In Saturn's Rings公開のオリジナル動画:https://youtu.be/UgxWkOXcdZU) もし宇宙船に乗って土星に近づくことができたらどのように見えるのでしょうか? 土星探査機カッシーニは2004年に土星に到着するまでの間に数千枚、土星軌道に入ってからは10万枚以上の画像を撮影しました。それらのうち初期の画像の一部をもとに、映画でもよく見かける「IMAX」形式(IMAX社が開発した規格)で作られた動画が公開されています。作成したのは「In Saturn's Rings」というプロジェクトです。 動画では土星だけではなく土星の衛星である「タイタン」、大きなクレーター(ハーシェル・クレーター)を持つ「ミマス」、そして厚い氷に覆われ、間欠泉がある「エンケラドス」も順に見ることができます。また、中盤ではカッシーニが土星の環の近くを横切るように移動していき、土星の環が非常

    土星に近づく大迫力の動画。CGじゃなくカッシーニが見た本物の映像
    facebooook
    facebooook 2020/05/09
    土星の衛星「タイタン」、大きなクレーター(ハーシェル・クレーター)を持つ「ミマス」、厚い氷に覆われ間欠泉がある「エンケラドス」 『弦楽のためのアダージョ』サミュエル・バーバー
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