東海地方に住む、小学6年生の彩楓(さやか)ちゃん(11)。彩楓ちゃんには小学生としての最後の自由研究を通して、伝えたい大事なことがありました。 7月下旬、彩楓ちゃんはある集まりに参加していました。 「大腸がんで手術をしました」 「夜ごはんを食べている時に「お母さんはがんだよ」という話をされた」(参加者) 彩楓ちゃんとお母さんが一緒に参加したのは、がんを患っている人やその家族が集まる会合。 がんについて考える会「シャチホコ記念 がん哲学外来メディカルカフェ」、いわゆる“がんカフェ”です。 参加者たちは、がんとどう向き合うべきか話し合っていました。 そして、彩楓ちゃんも 「がんは治らない病気とか怖い病気とか思っている子どもが多いので、そのイメージを変えようと思って」(彩楓ちゃん)