厚生労働省は5日、全国約5千の定点医療機関から6月24~30日に報告された新型コロナウイルス感染者数が計2万8614人だったと発表した。8週連続で増加した。1機関当たりは5・79人で前週比1・26倍だった。都道府県別の最多は沖縄で、1機関当たり29・91人。インフルエンザの場合に警報レベルの基準となる30人に迫る勢いとなっている。 沖縄県によると、救急搬送件数が増加するなど医療に負担がかかっており、入院先も見つかりづらくなっている。県の担当者は「特に重症化しやすい高齢者の感染者が増えているので注意してほしい」と話している。 41都府県で増加。沖縄に次いで多かったのは鹿児島15・42人、熊本12・21人。少なかったのは青森1・81人、秋田2・02人、福井2・44人など。 全国約500の定点医療機関が報告した新規入院患者数は1691人で、前週比1・13倍だった。
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