入社2年目で会社を辞めてしまった元OLの芽衣子(宮崎あおい)と、音楽の夢をあきらめきれず、フリーターとして働きながらバンド活動を続けている彼氏の種田(高良健吾)が、東京の片隅で、将来に不安を抱きながらも支え合って生きる姿を描く青春恋愛映画「ソラニン」。夢と現実のギャップに葛藤する若者たちのリアルな姿が多くの共感を呼び、累計70万部を超えるベストセラーとなった浅野いにおの同名コミックの映画化となる本作について、主演の宮崎と共演の桐谷健太、近藤洋一(サンボマスター)に語ってもらった。(取材・文:編集部/写真:堀弥生) 宮崎あおい、桐谷健太、近藤洋一…それぞれの挑戦と「ソラニン」への思い宮崎あおい、桐谷健太、近藤洋一…それぞれが抱く、「ソラニン」への思いとは?桐谷が演じるビリー、近藤が演じる加藤は、種田と組むバンド「ROTTI(ロッチ)」のメンバー。ビリーがドラムで、加藤はベースだ。種田がいなく