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ブックマーク / kurokawashigeru.air-nifty.com (8)

  • 7/14 代案なき首相不信任案はファシズムの道 - きょうも歩く

    朝日新聞の松下さんという論説委員が面白いことを書いている。 私と同じように菅首相の問題を指摘しつつも、支えるべき人まで含めて辞めろ、退陣せよという状況に苦言を呈している。その批判は同僚の論説委員室にも向けられていることも良い。 代案なき不信任案の危険さについて私も過去書いたが、松下論説委員も同様の指摘をしており、ファシズムの入口だと言いきっている。 ファシズムの最大の特徴は、政治的主張が同じ社会に複数存在する前提が否定され政党が無くなることだが、今や政治について一般市民が口にすることは政党なんかなくなって、という言葉である。 今の憲法も、谷垣や大島や山口や小沢や鳩山が、思想も展望もない不信任案を出すとも思わなかっただろう。しかしこれが歴史性や慣習を全く無視して、やれることはやるという欲望追認型の民主主義の姿なのだろう。 先日、中国が新幹線技術の特許申請をしているということでJR東海があわて

    7/14 代案なき首相不信任案はファシズムの道 - きょうも歩く
  • 6/14 消費税増税の議論についての補足 - きょうも歩く

    所得税の累進強化と相続税の課税ベース拡大がたいした税収増にならず法人税引き上げは難しい、と書いたことにご意見をいただいているので、説明したい。 主にこの意見に反対される方は、消費税増税の前に所得税の累進課税の強化と、相続税の課税ベースの拡大と、法人税率の引き上げをやれ、という主張をお持ちで、かつそれが所得の再配分にも、消費税増税も回避できると何もかも混同されている方々なのではないかと思う。 私は課税のモラルの問題としての所得税の累進課税の強化と、相続税の課税ベースの拡大はやるべき、という点については、批判してくださる方々と価値観が一致している。 しかしそれだけで消費税増税を回避できるほどの税の欠損が補えたり、保育や教育や医療に必要な財源を確保できるのかというと、そういう額にはならない。申告所得のある人だけでも年収1000万円以上の人は5%しかいない。この人たちに、消費税増税に補えるほどの税

    6/14 消費税増税の議論についての補足 - きょうも歩く
  • 4/24 霞ヶ関の残業批判がネタ化 - きょうも歩く

    民主党の議員たちが、霞ヶ関のひどい残業を批判しはじめているが、たいがいにしろと言いたくなる。 そもそもこんな残業がひどいのは、もともとあったが、さらにひどくなったのは、民主党が台頭してきたからだという。 さして急ぎもしないのに、きょうの夕方にあす朝までに資料を用意しろ、と威張り散らしてきた今の民主党の中堅議員たちではないか。90年代後半、自民党政権の政策情報の兵站を疲弊させるために、霞ヶ関の官僚にそうした仕事をさせかたをして与党(自民党)・官僚を追いつめているんだという当時の民主党の若手議員の自慢話をあちこちで聞いた。 そういうことをしてきたかつての若手議員たちが自己批判することなしに、こんな発言白々しいと思ってしまうのではないか。 もちろん官僚支配というこの国のシステムがどうしても国の官僚に仕事が集中してしまうということが多いだろう。しかし政治家も無罪だろうか。仕事をおしつけるだけに見合

    4/24 霞ヶ関の残業批判がネタ化 - きょうも歩く
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    false_alarm 2010/04/25
    行政
  • 12/26 学校がらみの子どもの死亡事故は謎だらけ - きょうも歩く

    モンスターペアレントが話題になることがある。事実認識ができない保護者による学校に対するハラスメントに至っている事例はともかく、最近は学校に対する異議申し立て、苦情がすべてモンスターペアレントと解釈されているようだ。 学校に苦情や異議申し立てしている人の話を聞くと、最近の学校というところは全く人の話を聞かないところらしい。企業も市役所も苦情に敏感になって、取り入れるべき苦情は対応していこうという時代なのに、学校だけは昔より利用者・ステークホルダーとのコミュニケーションが全然できていないらしい。 苦情申立や異議申し立て→無視・却下・政治的処理(いずれも黙らせる)→さらに大きなところに苦情・異議申し立て→問題がこじれはじめる→苦情や異議申し立てがさらに強くなる→モンスターペアレントというレッテル貼りになっていくようだ。 ひどいのは昨日、地裁判決があった名古屋市の小学校での子どもの死亡事故。学校は

    12/26 学校がらみの子どもの死亡事故は謎だらけ - きょうも歩く
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    false_alarm 2009/12/27
    「生徒指導にばかり血道をあげて、学力低下を続けている公教育は、その資源配分が絶対に間違っている」ここは違和感。学力への手当まで手が回らないという現状は確実にあるよ。
  • 8/26 デマだらけの自民党の民主党攻撃ビラ - きょうも歩く

    自民党が「知ってドッキリ民主党これが性だ!! 民主党には秘密の計画がある!! 民主党にだまされるな!」というパンフレットを作成している。 とにかく世の中の気に入らないことはすべて日教組や自治労をはじめとする労働組合のせいだ、という内容。中には自民党政権が認めてきたことや、推進した政策まで、日教組や自治労など労働組合のせいにして、批判している。 そのこじつけ方がネットウヨさながらに 民主党=日教組支援=自治労支援=部落解放同盟支援=反日政党=中国北朝鮮の陰謀 という「WILL」「SAPIO」「産経」的なデマゴーグの図式。性の乱れから、何から何まで説明している。 昔、サヨクが何から何まで、統一協会とCIAの陰謀と説明づけていたようなもの。 いったい誰がこんなレベルの低いビラを書いたのだろうか。公党の政策担当者のチェックがかかったらこんなことにはならないばす。こんな電波系のこと書いて選挙中に

    8/26 デマだらけの自民党の民主党攻撃ビラ - きょうも歩く
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    false_alarm 2009/08/29
    きっとポストが赤いのも民主党のせいなのだろう。
  • きょうも歩く: 8/12 障害者向けCS放送で、ポルノを上映したら総すかん

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    false_alarm 2007/08/17
    「表現の自由を誰かがチェックして制限してよいということになる。新聞記者の自殺行為である。」
  • 7/21 苦情申し立てした人間を精神病理者扱いする公教育 - きょうも歩く

    モンスターペアレンツという言葉が、教育界で大流行している。手に負えない苦情を言う保護者のことをいう。 こういうことが問題視される風潮に乗じて、教育に対する苦情申し立てそのものを否定する動きが進んでいることに危険性を感じている。 社会一般では全くもって認められないことが、学校では当たり前のこととしてやらされていることがある。たとえば、学校の清掃、徒歩通学などである。 学校の清掃は、労働に当たる可能性のあるものである。引用した新聞の事例のように「清掃なんかさせるな」という職業蔑視するような言い方は論外だと思うが、半ば強制労働みたいなことを公教育が子どもに押しつけていることに対する合理的な説明が当は必要ではないか(やってくればごみを散らかし放置していくアメリカ人を見ると清掃を教えるということの意味は大きいとも思うが、もっというとそんなことは家庭や地域で教えるべきことだろう)。 同様に、徒歩通学

    7/21 苦情申し立てした人間を精神病理者扱いする公教育 - きょうも歩く
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    false_alarm 2007/07/22
    「学校は、知育以外の責任を放棄してみることも同時にやってみるべきだと思う。」
  • 1/4 月9万の家賃で怒るな - きょうも歩く

    ●今朝の毎日新聞1面トップが、国会議員の9万円の宿舎に誰も入らないという話。あれはマスコミの叩きすぎだと思う。もっと大問題でマスコミも国民も怒るべきだろう。 国会議員になる資格を東京以外の人にも開いていること、それから選挙区制度というものがあって二重生活を余儀なくされることの2点から、地元の自宅と別に東京に住宅を構えることは避けられない。こうしたものは現物支給があって当たり前だろう。SEなど仕事の事情で長期出張させられるが、その居住コストを自前で払えという話もないだろう。また周辺の家賃が45万という話にしたところで、自前で払える人もいるだろうが、一部または全部を会社持ちで負担して住んでいる人が多いのではないか。 オレよりアイツが良い思いしているという議論をするのはいい加減にした方がいい。仕事をやっているかどうか、仕事に不正はないかどうか、そういうことで怒るべきだろう。 もし150万程度の国

    1/4 月9万の家賃で怒るな - きょうも歩く
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