1970年生まれ。京都大学大学院工学研究科応用人工知能論講座修了。マッキンゼー・アンド・カンパニーにてキャリアをスタートし、NTTドコモのiモード事業立ち上げ支援、リクルート、ケイ・ラボラトリー(現KLab)、コーポレートディレクション、サイバード、電子金券開発、リクルート(2回目)、オプト、グーグル、楽天の事業企画・投資・新規事業に従事。経済産業省対外通商政策委員、産業技術総合研究所人工知能研究センターアドバイザーなどを歴任。 単著に『ネットビジネス進化論』『ITビジネスの原理』『どこでも誰とでも働ける』、共著に『アフターデジタル』『ダブルハーベスト』などがある。 「プロセスエコノミー」が来る! インターネットによって完成品はすぐコピーできるようになった。そんな時代だからこそ、本当の価値は「プロセス(過程)」にある。なぜならその人だけのこだわりや哲学が反映されたプロセスは誰にもコピーでき
筆者が8年前、PTAの取材を始めるにあたって読んだ資料の一冊が、岸裕司さんの『学校を基地にお父さんのまちづくり』(太郎次郎社)でした。出版社が同じだったので、編集担当者が資料として差し入れてくれたのです(ちなみに最初に読んだのは作家・川端裕人さんの『PTA再活用論』でした)。 「これは楽しそうだなぁ」というのが、当時もいまも変わらない、この本の感想です。岸さんは1980年代後半から、千葉県習志野市立秋津小学校PTAにかかわり始めます(子どもたちに大人気だった用務員さんの失職がきっかけだったそうです)。規約改正などPTA改革を進めつつ、次第に地域住民も巻き込んで活動を広げていき、秋津小は「元祖コミュニティ・スクール」のひとつといわれるようになったのでした。 コミュニティ・スクールについては先日、三鷹市在住のCSマイスター(コミュニティ・スクール推進員)、四柳千夏子さんにもお話を聞かせてもらい
時間の節約に役立つiPhoneの便利機能の記事を読むのに忙しいかもしれませんが、Androidのことも忘れないでください。 生産性向上に役立つ機能を搭載したのは、何と言ってもAndroidのほうがずっと先です。しかも機能は増え続けており、お馴染みのタスクがますます迅速に実行できるようになっています。 今回は、Androidのおすすめ機能を紹介していきましょう。 ▼こちらもチェック! 1. よく使う操作に素早くアクセスするImage: Pranay ParabAndroidでは、「ユーザー補助機能メニュー」をオンにすると、スクリーンショットの撮影や音量の上げ下げ、画面の明るさ調整といった操作が手早くできるようになります。 「設定」>「ユーザー補助」と進み、「操作のコントロール」の項目にある「ユーザー補助機能メニュー」をタップしてください。 すると、ホームスクリーンの右下にユーザー補助機能ボタ
経済産業省は、日常生活との融合が急速に進展しつつある仮想空間について、コンテンツ産業が将来的に直面する諸課題の整理、将来展望の検討を実施し、報告書として取りまとめました。 1.背景・目的 新型コロナウイルス感染拡大により、巣ごもり需要が急増するとともに、仮想空間(本事業においては、多人数が参加可能で、参加者がその中で自由に行動できるインターネット上に構築される仮想の三次元空間を指します。)の利用が浸透しつつあります。ゲーム産業をはじめ、仮想空間の日常生活との融合は、社会や産業の在り方を、根底から大きく変えるパラダイムシフトと言えます。一方で、仮想空間におけるルールメイクの在り方や現実空間への影響など、検討が待たれる課題も存在します。 そこで経済産業省では、仮想空間について、ゲーム産業を含めた仮想空間と親和性の高いデジタルコンテンツ産業が将来的に直面すると見込まれる、現実空間との関連性やルー
巣ごもり需要が急増する中、インターネット上に構築され、参加者同士の交流が可能な3次元の「仮想空間」の利用が浸透している。ときに「メタバース」とも称され、代表的な例では、『あつまれ どうぶつの森』が挙げられる。本稿では、経済産業省が2021年7月に発表した「仮想空間の今後の可能性と諸課題に関する調査分析事業」の実施結果を取りまとめた報告書および、調査分析業務を担当したKPMGコンサルティングがメディア向けに説明した内容をもとに、今新たなトレンドとして来ている「仮想空間ビジネス」の可能性と現状の課題などをまとめた。 仮想空間とは? 定義と市場規模を解説 経済産業省の「仮想空間の今後の可能性と諸課題に関する調査分析事業」は、2020年12月から2021年3月にかけて実施された。仮想空間ビジネスにおける経済圏の拡大に向けた業界が抱える政治的課題を主対象とし、xRやデジタルコンテンツ領域に造詣が深い
マッキンゼー、Google、リクルート、楽天など、14の職場を経て、現在はシンガポールとバリ島を拠点にリモートで活動するIT批評家の尾原和啓氏。2021年7月に発売された著書『プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる』(幻冬舎)は、発売前から予約が殺到し、発売から2週間で2回の重版がかかり現在3万部を突破。本のタイトルでもある「プロセスエコノミー」という言葉がメディアで紹介されるなど、注目を集めている。尾原氏がグロービス・キャピタル・パートナーズの代表パートナーの高宮慎一氏と行った対談の模様を、全5回に分けてレポートする。 ■尾原和啓×高宮慎一 対談01回目▶プロセスエコノミーのブームが「必然」といえる、3つの理由 ■尾原和啓×高宮慎一 対談02回目▶個人が大きな力を持つ「プロセスエコノミー」が成立するワケ ● 「スタートアップ」は「ユニコーン」を目指さなくてもいいのか 尾原和啓氏(以
国内外メディアでバズワードとなっている「メタバース」。VRやAR技術を活用し構築される仮想共有空間のことを意味する言葉だ。 今、このメタバースをマーケティングに活用しようという試みが大手企業の間で始まっており、その取り組み内容や効果に関心が寄せられつつある。 直近で実施された取り組みの1つがドイツ自動車大手BMWによる「Joytopia」だ。 2021年9月7~12日にかけてドイツ・ミュンヘンでIAAモビリティ・インターナショナルモーターショーが開催された。Joytopiaはこのモーターショーの先行イベントとして9月5日に実施された。 実際どのようなことが行われたのか。 BMWが「独自メタバース」を銘打つこの取り組みでは、特設ウェブサイトから仮想世界Joytopiaを訪れ、その世界を探検したりライブ音楽を楽しんだりすることができる。9月5日には、コールドプレイによるバーチャルライブが実施さ
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