この記事では、RTX50シリーズ搭載PC上で動くStable Diffusionにxformersをすることができましたので、その情報共有をします。 RTX 50シリーズでStable Diffusionを動作させる方法は以下の記事で解説しています。 CUDA12.8, PyTorch 2.8 で動作するStable Diffusionの導入方法が知りたい方や環境を確認したい方はぜひご覧ください。

門脇(@satoru_kadowaki)です。2025年2月の「Python Monthly Topics」は、Python 3.13でアップデートされた機能について紹介します。 ご存知のように、Python 3.13は2024年10月にリリースされ、多くの改善と新機能が追加されています。 What’s New In Python 3.13 (公式ドキュメント) 本記事では、具体的にどのような点がアップデートされているのか、主な機能をピックアップして紹介していきます。 新しい対話型インタプリタとエラーメッセージ 今回のリリースにおける最も大きな変更点の1つとして、新しい対話型インタプリタがあります。また、エラーメッセージはPython 3.10以降継続的に改善されており、バージョンが上がるごとにエラー内容が理解しやすくなり、プログラム修正が効率的に行えるよう進化してきました。 最初にこの2
Sinaptik AIが提供するPandasAIのプロンプト機能には、任意のコードが実行可能な脆弱性が存在します。 PandasAIは、ユーザーが自然言語クエリを使用してデータ分析を行うためのPythonライブラリです。本ライブラリは自然言語の形で入力されたクエリからOpenAIのGPTなどの大規模言語モデル(LLM)を使用してPythonまたはSQLコードを生成し、データ処理を行うことができます。 本ライブラリに対し、プロンプトインジェクション攻撃によって任意のPythonコードを実行できる脆弱性(CVE-2024-12366)が報告されています。PandasAIでは、プロンプト入力から生成され実行されるコードは暗黙的に信頼されるため、細工したプロンプト入力により悪意のあるPythonまたはSQLコードが実行される可能性があります。 適切なセキュリティ構成に設定する PandasAIプロ
この記事は 2024 TSG Advent Calendar 3日目の記事です。昨日の記事は @__dAi00 さんの記事 AivisSpeechを使ったDiscordボットの作成 ①AivisSpeechをGoogle Cloud Runにデプロイする でした。12/5 公開予定の続編も楽しみです。 今回は、初日に公開した以下の記事の副産物です。 import unicodedata # Python 3.12 まで 1000000000000.0 # Python 3.13 から 1000000.0 print(unicodedata.numeric("兆")) 大変だ。Python 3.13 から「5000 兆円」が 50 億円になってしまう(?) unicodedata.numeric メソッドと Unicode 例によって Unicode が関係してきます。前編でも触れたとおり、
この記事は 2024 TSG Advent Calendar 初日の記事です。 …………🤔❓ Python の数値文字列判定ロジックを探る str.isnumeric() メソッドとは? Python の str.isnumeric() メソッドは、文字列内のすべての文字が数値を表すものであれば True を、そうでなければ False を返します。*1 まず、このメソッドの基本的な動作を見てみましょう。 # Python の isnumeric() の動作例 print("123".isnumeric()) # True; 1, 2, 3 は数字 print("123a".isnumeric()) # False; a は数字ではない print("五千万".isnumeric()) # True; 五、千、万 は数値 漢数字にも対応しており、一見よさそうに見えます。ところが…… pr
はじめに最近、LLMへのRAGを用いた文書データの連携等を目的に海外を中心にOCRや文書画像解析技術に関連する新しいサービスが活発にリリースされています。 しかし、その多くは日本語をメインターゲットに開発されているわけではありません。日本語文書は、英数字に加えて、ひらがな、漢字、記号など数千種類の文字を識別する必要があったり、縦書きなど日本語ドキュメント特有のレイアウトに対処する必要があったりと日本語特有の難しさがあります。 ですが、今後、海外の開発者がこれらの課題に対処するため、日本のドキュメント画像解析に特化したものをリリースする可能性は低く、やはり自国の言語向けのサービスは自国のエンジニアが開発すべきだと筆者は考えています。 もちろん、Azure Document Intelligenceをはじめとした、クラウドサービスのドキュメント解析サービスはありますが、クラウドを利用できないユ
今週末(めちゃくちゃ忙しいのに)フランス大使館からサイエンティフィックゲームジャムの審査員を頼まれてしまった…まあやるからには楽しんでやるしかないナ……と思って予習をしています(めちゃくちゃ忙しいのに)。 この記事めちゃ伸びてるんですが、 次の日曜日に日本科学未来館で予約不要でプレイできて懇親会まであるのが伝わってない感じあるので加筆した! 公式サイト: https://jp-minerals.org/scientificgamejam/jp/participate.html X(Twitter): https://x.com/sgjtokyo2024 高校生部門は「pyxel」という環境を使うそうな。本題はこちらです Pyxel (ピクセル) は、 Python 向けのレトロゲームエンジンです。 使える色は 16 色のみ、同時に再生できる音は 4 音までなど、レトロゲーム機を意識したシン
寺田 学(@terapyon)です。2024年10月の「Python Monthly Topics」は、Python Web UIフレームワークの1つであるStreamlitの基本的な使い方を紹介します。 2024年4月には、「Python Web UIフレームワークで作るデスクトップアプリ」と題し、Steamlitを使ってデスクトップアプリ化をする紹介を行いました。 今回はStreamlitにフォーカスを当てて、よく使う機能を紹介します。Streamlitにはたくさんの機能があり、公式ドキュメント APIリファレンスを見ても、どの機能から使って良いのかわからないという声がありました。今回は、筆者目線でよく使うであろう機能に絞って紹介します。 Streamlitとは StreamlitはPythonで構築できるWeb用のフレームワークです。Pythonのモジュールを定義することで、インタ
出力結果のサンプル 出力結果のExcelファイルには、ソースの差分が以下のようにまとめられています。 (表紙) (差分) スクリプト 今回作ったPythonスクリプトです。300行を超えました! 折りたたんでおきますので、必要な方は展開してからコピペして下さい。 ★クリックで展開★ WinMergeの差分レポートをエクセルに出力するスクリプト import sys import os import shutil from pathlib import Path import subprocess import win32com.client WINMERGE_EXE = r'C:\Program Files\WinMerge\WinMergeU.exe' # WinMergeへのパス WINMERGE_OPTIONS = [ '/minimize', # ウィンドウ最小化で起動 '/non
はじめに RSS対応のサイトだと、更新情報追いやすいけど、RSS非対応のページも追いたいよね。って人向けの記事です。 RSS対応しているサイトなら、RSSリーダーを使った方が早いです また、Discordのチャンネルにも通知がしたかったので、メールとDiscord両方に通知を行っています。 Discord側にWebhook用のURLが必要ですが、本記事では紹介しません 参考サイトのZennの記事が細かく書かれていますので、そちらをご覧ください なお、この仕組みは更新を検知したいサイトに確認リクエストを送ります。 高頻度で設定してしまうと、サーバーに負荷がかかる為、 高頻度での設定はしないようにお願いします 参考サイト 構成図 コードについて(Lambda) コードについては、基本的に、クラスメソッドさんの記事を参考にしています Discordの通知部分については、AmazonBedrock
VOICEPEAKの音声に字幕をつけて動画をつくる際に便利なPythonスクリプトをつくったので記事にします。 このスクリプトを使えばVOICEPEAKで音声ファイルを大量に出力した時でも、 ほぼドンピシャのタイミングで字幕を出すことができるはずです。1 この記事の成果物のサンプル(Youtube) この記事で紹介するスクリプトで作成した動画です。 ※ この動画は簡単のため黒背景に音声と字幕だけですが、ちゃんと映像も入れられます。 本記事の構成 記事の前半でVOICEPEAK〜動画編集ツールまでの一貫した流れで手順を説明します。 記事の後半で具体的なコードの内容を説明します。 記事の末尾にコード全文を掲載します。(コピペ用) 本記事の想定読者 VOICEPEAKユーザー VOICEPEAKの音声にあわせて字幕を出したい! と思っている Python3を実行できる環境がある(Python3.
動機 外資系のAmazonが展開している電子書籍Kindleでは比較的洋書の取り扱いが多いです。 Kindle Unlimitedに登録されている書籍も多く、Springerなんかも含まれているので活用しない手はありません。 そこでkindle-translatorをつくりました。 https://github.com/1plus1is3/kindle-translator これで一冊50万字あるKindleの洋書を1分で日本語PDFに変換できます。 キーボードの矢印キーでページ送りができるならKindleに限らずあらゆる電子書籍リーダおよびPDFビューワで使え、DeepLが対応している言語であれば英語以外の言語でも翻訳できます(仏→日とか)。 未経験からPythonエンジニアになって3ヶ月(うち1ヶ月は研修)が経ち、色々作れるようになった時点でつくったツールなので、改良すべき点もまだまだ
PCで再生中の音声をリアルタイムで文字起こしできると、字幕機能がない動画の再生や、外国とのオンライン会議で便利である。 先日、OpenAIが公開したWhisperは、音声ファイルから文字起こしするするツールが提供されているが、リアルタイムで処理するツールは提供されていない。 そこで、Pythonスクリプトで、リアルタイムで文字起こしするツールを作成した。 ループバック録音 SoundCardを使うと、PCで再生されている音声を録音することができる。 pip install SoundCardでインストールする。 import soundcard as sc with sc.get_microphone(id=str(sc.default_speaker().name), include_loopback=True).recorder(samplerate=SAMPLE_RATE, chan
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