『あらゆるストレスが消えていく50の神習慣』(矢作直樹著、ワニブックス)の著者は東京大学名誉教授/医学博士であると同時に、これまで「心のありかた」に関する何冊かの本を送り出してきた人物。 これまでは、「すべてのことに感謝の気持ちを持つ」「中今(なかいま)を生きる」「お天道様に見守られていると感じる」など、自分自身の「心を変える」ことに重きを置いた考え方を伝えてきたのだそうです。 そしてそのことに関連し、19世紀の米国人哲学者であるウィリアム・ジェームズの「心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる」ということばを引用してもいます。 しかし、今回この本では、これとは逆のアプローチをしようと思います。 「心を変えようと思わずに、まず行動する。行動を無心に繰り返すことによって、習慣化する。習慣になれば、後から心が整う」 つまり、