健康促進のために森など緑の多い場所で時間を過ごす「森林浴」の人気は近年、日本をはじめとする各国でますます高まっている。 英イーストアングリア大学の研究チームが先ごろジャーナル「Environmental Research」に発表した論文によれば、緑の多い場所で長い時間を過ごしている人は、多くの慢性疾患の発症リスクが大幅に軽減されているとみられる。 論文は、研究チームが過去の関連の研究について実施したメタ分析の結果をまとめたもの。対象とした研究は、観察研究が103件、介入研究が40件となっている。後者には、参加者に「実際に森林浴をしてもらう」「都会の中の緑がある場所で過ごしてもらう」など、さまざまな介入を行ったものが含まれている。 そのほか、手術後の回復期を過ごした病室の窓から「緑が見えた場合と壁しか見えなかった場合の違い」や、「緑の多い場所と水辺に近い場所で過ごした場合の違い」などを比較し
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