銀行に走り、年金事務所に走り、法務局に走る。そのたびに「書類が揃っていないですね」と突き返される。死後、家族には過酷な「手続き」が待ち受ける。その前に、何を準備しておけばいいのか? 好評発売中のムック『おとなの週刊現代 vol.3 最新版 死後の手続き2023 年金と相続の大変化』より、抜粋してお届けする。 死亡届と火葬許可申請書 東京都小平市在住の父親(79歳)を亡くした桜木聡氏(55歳・仮名)の事例をもとに、手続きの正しい方法を、基礎の基礎からわかりやすく解説していこう。 桜木氏は長男で埼玉県の会計事務所に勤務している。妹2人は岩手と大阪に家庭を持っていた。 大腸がんだった父親が病院で息を引き取った後、桜木氏と妹たちは、当日中に東京に駆け付け、父の死を惜しんだ。だが、悲しみに暮れつつも、手続きを進めていくしかない。 以後、桜木氏のたどった半年間をもとに、間違えてはいけない手続きを順に見
![父を亡くした“55歳男性”の事例で学ぶ「死後の手続き」の完璧な順番…申請で7万円ゲット、コピーしないと損する書類、放置で「詐欺罪」になるものも(週刊現代) @moneygendai](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/697032a4c157dc8aa5c1c70b4039fbd3ae940b97/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F9%2F2%2F1200m%2Fimg_925315bb990e587e156d972f827f666738823.jpg)