FC東京のJ2陥落について、いくつか講釈を垂れたい。 まず、JSL時代を含め、日本に全国規模のリーグ戦ができてから45期目にあたる訳だが、これだけ戦闘能力の高いクラブが2部落ちしたのは初めてではないか。 戦闘能力の高いクラブの2部落ちというと、05年のレイソル(明神、玉田、フランサらがいたがどうしても調子が上がらず、入替戦でヴァンフォーレに惨敗して陥落)、07年のサンフレッチェ(佐藤寿人、駒野、ストヤノフらがいたが、ペトロビッチ氏が森崎和をCBに使うなどの理想主義?采配に拘泥し、勝ち点を失い続け、入替戦でサンガに惜敗)などが記憶に新しい。しかし、今期のFC東京メンバの戦闘能力は、これらのチームを上回るものだったではないか。しいて言えば陥落ではないが、JSL78-79年シーズンの古河が、永井良知、前田秀樹、清雲栄純ら日本代表のレギュラクラスを並べながら、連敗を重ね最下位に終わったのが記憶に残