新座たけしのキッカーズ ⇒ 浦和レッズジュニアユース ⇒ 浦和レッズユース ⇒ 浦和レッズ ⇒ ロアッソ熊本(期限付き移籍) ⇒ 浦和レッズ ⇒ 栃木SC(期限付き移籍)
新座たけしのキッカーズ ⇒ 浦和レッズジュニアユース ⇒ 浦和レッズユース ⇒ 浦和レッズ ⇒ ロアッソ熊本(期限付き移籍) ⇒ 浦和レッズ ⇒ 栃木SC(期限付き移籍)
■天皇杯最大のサプライズ 第91回天皇杯全日本サッカー選手権大会に於ける最大のサプライズは京都サンガF.C.だった。鹿島アントラーズと横浜F・マリノスを撃破し、J2中位からの決勝進出。 率いる監督は大木武。2006年にJ1昇格を果たし、一大センセーションを巻き起こしたヴァンフォーレ甲府の、当時の指揮官だ。 娯楽性と勇気に富んだ大木サッカーの進化版を世間は期待した。大木監督は大木監督で「甲府をJ2に降格させた十字架を負っている」と、今度はいいサッカーを見せるだけではなく、勝たなくてはならないと自らに高いハードルを課していた。 大木サッカーを象徴する言葉として用いられた「クローズ」という単語を、京都では封印した。フットサルのように狭いゾーンを設定してその内側でショートパスを廻す戦術は、躍進の記憶だけでなく惨敗の記憶とも結びつけられていたからだ。 甲府のときそのままではない、京都のサッカー。開幕
■予想外に攻めたFC東京の立ち上がり 1月1日、FC東京は第91回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝で京都サンガF.C.を2-4で下し、同大会初優勝を決めた。大熊清監督はJ2と併せ二冠を達成し勇退、有終の美を飾ることとなった。 京都は、J2終盤の10月19日、4-0と大勝したJ2第6節対コンサドーレ札幌戦からのリーグ戦ラスト9試合を8勝1敗。11月中の天皇杯三回戦の勝利を含めれば10戦9勝という好調さをそのままに、12月の天皇杯三試合を勝ち上がった。そのうち二試合は対J1、しかも相手は鹿島アントラーズと横浜F・マリノスだった。この強さは本物だ。 京都の躍進を象徴するのは、件の対札幌戦から先発に復帰した工藤浩平を含む中盤の支配力ともうひとつ、高い位置での猛烈なプレッシングだ。 東京もリーグ戦二度めの対戦となった9月10日のJ2第27節では、キックオフ直後からこのプレスの餌食となり、前半11分
日本サッカー協会は、本日1日、国立競技場(東京)で開催した「第91回天皇杯全日本サッカー選手権大会」決勝戦において、同大会の「SURUGA I DREAM Award」を発表し、ハーフタイムにその表彰式を実施しました。 今大会の「SURUGA I DREAM Award」は、3回戦のアルビレックス新潟戦(2011年11月16日@東北電力ビッグスワンスタジアム)で、Jリーグ勢以外では唯一の4回戦進出を決める決勝点となった、前半5分の松本山雅FCのゴールが受賞しました。 この「SURUGA I DREAM Award」は、一発勝負のカップ戦である天皇杯の醍醐味といえる「ジャイアントキリング」を起こし、大会を盛り上げた「天皇杯を象徴するゴール」を選出し表彰するもので、特別協賛であるスルガ銀行株式会社が第89回(2009年)大会に創設しました。 決勝戦のハーフタイムに行われた表彰式では、このゴール
天皇杯の価値を高めたファイナル=漫遊記2011 (1/2) 決勝 京都サンガF.C. 2−4 FC東京 「お前らJ2! お前らJ2!」 元日の国立競技場。選手入場直前、このようなコールがスタンドにこだました。「お前ら」とは京都サンガF.C.のサポーター。そして声の主はFC東京サポーターである。当然ながら京都のゴール裏からは反発のブーイングが沸き起こる。思えば2010年のJ1最終節、FC東京をJ2降格に引きずり下ろしたのは、すでに降格が決まっていた京都であった。くしくも「都(みやこ)対決」となった、元日・国立の顔合わせ。東京と京都との比較文化論については、さまざまなジャンルで語り尽くされた感があるが、ようやくJリーグでも両者の間に「因縁」が生まれたことだけは間違いない。ちなみに天皇杯での京都とFC東京との顔合わせは、意外にも今回が初めてとなる。 さて、巷間(こうかん)では「史上初のJ2ク
【第91回天皇杯 決勝 京都 vs F東京】F東京側レポート:F東京が元日決勝を制す。監督・大熊清の素敵な結末。(12.01.02) 1月1日(日) 第91回天皇杯 決勝 京都 2 - 4 F東京 (14:05/国立/41,974人) 得点者:13' 中山 博貴(京都)、15' 今野 泰幸(F東京)、36' 森重 真人(F東京)、42' ルーカス(F東京)、66' ルーカス(F東京)、71' 久保 裕也(京都) ★J's GOAL 第91回天皇杯全日本サッカー選手権大会特集ページ ---------- ☆京都側レポートはこちら カツカツと鳴るスパイクの少し甲高い音は、赤じゅうたんの敷かれた階段に消される。ホーム用の青赤のユニフォームに着替えた選手たちは列を作り、一歩、一歩、足を上げて進んでいく。指揮官は、その後姿をピッチの真ん中から見上げていた。自らの手を離れ、新たなステージへ
新年早々、とてもいいものを見た。元日にスタジアムに足を運んだ人も、テレビの前で観戦した人も、そう思ったのではないだろうか。 プロとアマチュアが混在する、日本で最も歴史のあるオープントーナメントの天皇杯は、真の意味での日本一を決める大会だ。 東京・国立競技場で行われたFC東京と京都サンガの決勝戦は、サッカーの持つ美しいテイストを十分に発揮した試合だったのではないだろうか。 Jリーグが発足して以来、初めてトップリーグではないJ2チーム同士の決勝戦となった。試合前はレベルが落ちるのではないだろうかという風評もあった。しかし、ふたを開けてみれば、そのような心配は杞憂に終わった。それどころか、J1同士の試合では味わえないような心に響くものがあった。 なぜだろうか。おそらくこの試合はFC東京、京都ともに、タイトルを取りにいったからだろう。FC東京は来シーズン、戦いの場をJ1に移すが、この試合まで
史上初のJ2対決となった決勝戦を制し、クラブに初の天皇杯タイトルをもたらした。今季限りでの退任が決まっており「人間って忘れやすい。苦しんだことも忘れてしまう。俺が言うんじゃなくて、それぞれが学んだことをJ1に持って上がってもらいたい」と何度も口にしていた。最高の形で締めくくってくれた選手が表彰式で喜ぶ様子を、涙を浮かべながら見守った。 FC東京とともに歓喜も失意も味わってきた。前身の東京ガスでプレーし、99年にJ1に初昇格した時は監督。昨季途中から2度目の指揮を執ったがJ2に降格し、強くなってJ1に戻ることを考え続け、勝利を引き寄せるために細部までこだわった。 日本代表コーチ時代に2人の監督を支え、影響を受けた。説明はしないが練習内容にメッセージをちりばめるイビチャ・オシムさんに、豊富な知識を基に選手に語りかける岡田武史さん。「やり方は違うが、大切なことは分かった」。逆サイドまで聞こえるほ
浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki山添敏央●撮影 photo by Yamazoe Toshio 天皇杯決勝で京都に快勝したFC東京。ACL出場権も獲得した 初のJ2対決として注目を集めた、今年の天皇杯決勝。だが、その戦いは2部リーグに在籍するクラブ同士とは思えないほど、実に見応えのある好ゲームとなった。 リーグ戦での対戦は、FC東京の2戦2勝。しかもトータルスコアは10-2と、FC東京が圧倒的優勢だったが、京都サンガは臆することなく、持ち味であるパスサッカーで挑み続けた。 ときには、ピッチの8分の1ほどの範囲内に7人もの選手が集まる状況を作り出し、ショートパスをつないで東京ゴールに迫った。極端すぎる戦い方に賛否はあろうが、自らのスタイルを貫き、しかも、実際にチャンスを作り出しているという点においては称賛に値する。 しかし、これに動じなかったFC東京もまた、見事だ
印刷 FC東京、悲願の決勝へ――。サッカーの第91回天皇杯準決勝が29日、大阪長居スタジアム(大阪市)などであり、来季のJ1昇格が決まっているFC東京は、J1セレッソ大阪と対戦。MF谷沢達也選手(27)があげたゴールを粘り強い守備で守りきり、初の決勝進出を果たした。決勝は1月1日午後2時キックオフ。国立競技場でJ2京都サンガと対戦する。 FC東京は前半から、MF石川直宏選手(30)が縦横に動き回り、積極的な攻撃を見せた。石川選手のファンという習志野市の会社員加藤佳世さん(49)は「ボールを受ける姿がタンチョウのようにきれい」。 後半32分、FWルーカス選手(32)からパスを受けたMF谷沢選手がゴール左角に先制弾を決めた。大歓声に沸く応援席にいた品川区の会社員木村仁さん(38)は「ボールが足元深くに入って厳しいかと思ったけど、びっくり。よく決めてくれた」と、妻順子(ゆきこ)さん(33)
石川「茂庭に負けない」C大阪を徹底分析…F東京 天皇杯は29日、準決勝2試合を行う。C大阪は来季J1に昇格するF東京と長居で対戦。かつて所属した日本代表MF香川真司(22)=ドルトムント=、MF乾貴士(23)=ボーフム=の声援を力に03年以来の決勝進出を狙う。横浜Mは国立でJ2京都を相手に4試合連続完封を狙い19年ぶりの決勝進出を目指す。 F東京のMF石川がライバル対決に意気込みを新たにした。29日の天皇杯準決勝で激突するC大阪主将のDF茂庭は、同い年で02年から8年間F東京で共にプレーした間柄。「モニには絶対負けません!」と必勝を誓った。27日にはC大阪のプレー映像を見て分析済み。「攻撃に出てくる分、スペースもできる」とMF清武ら強力攻撃陣の隙をつき、2戦連発となるゴールで史上初の決勝へ導く。
ピクシー「変更を考えなければ」天皇杯日程に提言…名古屋 21日の天皇杯4回戦で柏と対戦する名古屋のストイコビッチ監督(46)が20日、日本サッカー協会に大会日程変更を提言した。指揮官は「天皇杯の問題は日程。協会は変更を考えなければいけない。1年間リーグを戦って、2週間以上待たなければいけない。選手のモチベーションと緊張感を維持するのは難しい。大会の質を上げるには日程変更しかない」と話した。 選手の休養面などさまざまな影響から元日決勝の是非は取り沙汰されてきた。ピクシーは「FIFAスタッフもクリスマスに試合(24日準々決勝)があるのか、と驚いていた。天皇陛下に敬意を表して12月23日の天皇誕生日に決勝戦を行うのはいかがだろう」と熱く持論を展開した。
【第91回天皇杯 3回戦 F東京 vs 神戸】レポート:J1神戸に勝つために下した、F東京の102分からの選択(11.11.17) 11月16日(水) 第91回天皇杯 3回戦 F東京 2 - 1 神戸 (19:00/味スタ/5,937人) 得点者:13' 高橋 秀人(F東京)、37' 河本 裕之(神戸)、120'+1 森重 真人(F東京) ★第91回天皇杯特集 ---------- 劇的な結末を手繰り寄せたのは、F東京が今季積み上げてきたサッカーだった。 F東京が、J1神戸を延長戦の末に2-1で破って天皇杯16強進出を決めた。1-1で迎えた、延長後半アディショナルタイム、DF森重真人が決勝ゴールを決めて120分の激闘に終止符を打った。 神戸の和田昌裕監督は試合後、「最後は、FC東京の執念を感じた」と言う。燃料では、神戸のほうが優位だった。残留を決めた3日の山形戦から3連休を与
【第91回天皇杯 3回戦 F東京 vs 神戸】プレビュー:J1への挑戦状。F東京がJ1・神戸のコレクティブスタイルに挑む(11.11.15) 11月16日(水)第91回天皇杯 3回戦 F東京 vs 神戸(19:00KICK OFF/味スタ) -試合速報はこちら- ★第91回天皇杯特集 ---------- F東京が16日、天皇杯3回戦でJ1・神戸に挑戦する。「強くなってJ1復帰」を掲げるF東京にとっては腕試しの一戦となる。今シーズン、J2で培ってきたサッカーで波乱を狙う。 「神戸は、以前よりも、繋ぐイメージがある。試合の間隔が開いて、コンディションも気持ちも充実していると思う。J2のほうが真面目さでは上回っていると思う。ただ、ミスをしても、ミスで返してくれるようなことがある。でも、J1はミスを見逃してくれないし、ボールをとりにいかなければ取れない」(大熊清監督) 神戸は、モビリ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く