ライフスタイルやワークスタイルの多様化や、モバイル機器の普及とあいまって、自宅や仕事場以外の場所で仕事やプライベートのプロジェクトをすすめる人が増えています。外での作業は気分転換にもなりそうだし、何やらはかどりそうですが、「外でインターネットを利用するために高額のデータカードを契約するのは敷居が高い」という声も。でも、実はそんな心配は無用です。今回は、無料のものから有料のものまで、公衆無線LANサービスを紹介していきたいと思います。 「調べものもしたいし、友人や知人はじめプロジェクトメンバーとコミュニケーションもしたい…」となると外での作業にもインターネットは欠かせません。データカードを契約するとなると、安価なプランがあるとはいえ結局月5000円ほどの出費が必要。接続可能なエリアは限られてしまいますが、データカードと比べて安価にインターネットに接続できる公衆無線LANを検討しない手はありま
無線LANセキュリティ技術として利用されているWPAだが、より安全なシステム構築のためには早々にWPA2へと移行が必要かもしれない。 日本の2人の研究者の発表によれば、同氏らが開発した手法を使えばWPAを利用したいかなるシステムであっても、1分とかからずに突破が可能だという。WPAの前身となるWEPの解読が数秒程度で可能なことはすでに知られているが、WPAもまたその脆弱性が明らかになりつつあるようだ。 今回の研究を発表したのは広島大学の大東俊博氏と神戸大学の森井昌克氏の2名で、8月6-7日に台湾で開催されたJWIS 2009 (Joint Workshop on Information Security 2009)の学会でその詳細が公開されている。JWIS 2009のサイトでその論文「A Practical Message Falsification Attack on WPA 」の内容が
CSS2008(コンピュータセキュリティシンポジウム2008)において、無線LANの暗号化方式であるWEPを瞬時にして解読するアルゴリズムが神戸大学の森井昌克 教授から発表されたそうです。何よりすさまじいのが、既に知られているような特殊な環境が必要な方法ではなく、通常の環境で簡単に突破可能であるという点。しかも、諸般の事情によって解読プログラムの公開はひかえているものの、近々公開予定とのこと。 携帯ゲーム機であるニンテンドーDSは暗号化においてWEPしか現状ではサポートしていないため、今後、さまざまな問題が出る可能性があります。 一体どういう方法なのか、概要は以下から。 CSS2008において,WEPを一瞬にして解読する方法を提案しました. - 森井昌克 神戸大学教授のプロフィール WEPを一瞬で解読する方法...CSS2008で「WEPの現実的な解読法」を発表|神戸大学 教養原論「情報の
この問題は結構ややこしい。明確な事実として、MACアドレスによる接続制限は根本的な解決策にはなり得ない。ただし、「DSのみをWEPで繋ぐ」という方法と併用すれば、安全性を一歩上げるための「現実的に可能な」対策となるケースもある。なぜそういうことになるのか、「基本的な流れ」として回答する。 参考:WEP本格死亡の日が近い?DSの運命はどうなる……? :教えて君.net 今回のQ&Aは上記記事を下敷きにしている。「DSのみをWEPで繋ぐ」という方法に関しても上記参考記事を参照。一言で言えば、ルーターを買い換えるか、USB等の無線LANアダプタを買うかの二択だ。 さて、確認しておくと、「WEPクラック」による被害は、大きく分けて三種類だ。 通信を盗聴されるので、暗号化されていない通信が全て丸見えになる不正ログインされると共有フォルダなどを覗かれる不正ログインされると、いわゆる「ただ乗り」を行われ
無線LANの暗号化方式「WEP」が本当に死亡する日が近づいているようだ。神戸大学の森井昌克教授が発表した内容によると、新しいWEP解読アルゴリズムを使えば、ノーパソなどの一般的な環境から、わずか10秒~数分程度でWEPをクラックし、通信内容盗聴なり不正ログインなりを行うことができるようだ。解読プログラムは現在「諸般の事情によって」公開されていないが、「近々に公開する予定」とのこと。WEPしか利用できないNintendoDSが、「利用するのは極めて危険」なガジェットになる日も遠くなさそうだ。 無線LANクラックは、現実的に気を付けなければならない攻撃だ。自宅の無線LANをクラックされると、以下のような問題が起こる。 通信を盗聴されるので、暗号化されていない通信が全て丸見えになる不正ログインされると共有フォルダなどを覗かれる不正ログインされると、いわゆる「ただ乗り」を行われるWEPクラックが「
日本経済新聞社の報道によると、大手家電量販店のヨドバシカメラが今月22日から、業界最安値にあたる月額380円で公衆無線LANサービスを開始するそうです。 気になる利用できるエリアについてですが、全国6000ヵ所を超えるスポットで利用できる上に、オプションプランを契約すると1万4000ヵ所以上で利用可能になるとのこと。 詳細は以下から。 公衆無線LAN、月380円で・ヨドバシが新サービス この記事によると、22日からヨドバシカメラが開始する公衆無線LANサービスは月額利用料380円で、プロバイダ契約のいらない有料サービスとしては業界最安値となっており、Appleの「iPod Touch」などを用いて出先で音楽や映像を取り込むユーザーの利用を見込んでいるそうです。 そして無線LANサービスを手がけるトリプレットゲート社を通じてソフトバンクテレコムやライブドアが敷設する公衆無線LANネットワーク
FONというのはどういうサービスかというと、自分のブロードバンド回線をFONに無料で加入している他のメンバーに無線LAN経由で開放して無償提供する代わりに、自分もほかのFONメンバーの無線LANを無償で利用できるようにする、というもの。つい先日、開始から4ヶ月で設置数が1万を突破したそうです。 これを記念し、通常1980円で購入できる「LaFonera」というFON専用の無線LANルータを4月14日(土)の申し込み限定で、無料提供するとのこと。無線LANルータをできるだけ安い値段で欲しいという人にはちょうどいい機会かも。 詳細は以下の通り。 Movement FON :: Shop FON http://www.fon.com/jp/ 一応、送料600円と代引手数料300円は別に必要。自分の住んでいる近所にFONの無料アクセスポイントがあるかどうかはここで調べられます。 FONマップ ht
2007/04/05 無線通信に使われているWEP暗号を簡単に破る方法についての研究論文が公開された。以前から弱点が指摘されているにもかかわらず、いまだにWEPが広く利用されている状況に対し、警鐘を鳴らしている。 論文は「研究論文が公開され104ビットのWEPを60秒足らずで破る」というタイトルで、ドイツのダムシュタット工科大学の研究者が発表した。 WEPはIEEE 802.11のネットワークで伝送されるパケットを暗号化するためのプロトコル。セキュリティ上の弱点が以前から指摘されているにもかかわらず、現在でも広く利用されている。 論文で解説している方法では、WEPの基盤となっているRC4アルゴリズムに対する攻撃を強化。この結果、クラッキングにかかる時間が大幅に短縮され、54~58秒の間に104ビットのWEPキーを、50%の確率でクラッキングできたとしている。 SANS Internet S
2006/4/12 スペインの新興企業FONは4月11日、日本法人を5月に立ち上げ、個人の無線LANを他人に開放、共有するサービス「FON」の有料版を、7月にも国内で開始する方針を明らかにした。 FONは、個人が家庭などで所有し、使用している無線LANのルータに専用ソフトをインストールし、ほかのユーザーからも利用可能にするサービス。FONユーザーは他人の無線LANルータを使えるようになる。個人の無線LANルータを公衆無線LANのアクセスポイントにするともいえる。 FONはブログなど口コミでユーザーを増やし、ユーザー数は2006年4月で2万9000人以上。その半数が無線LANのアクセスポイントを開放しているという。FONは2006年末までに世界最大の無線LANコミュニティになり、2010年までに先進国すべてをカバーしたいとする。日本では20万人のユーザー数を目標にする。日本法人は当面、FON
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