僕はマルチプレイのゲームが苦手である。このようなゲーマーは一定いると思うし、一方でもはやマルチプレイなしにゲームを楽しめない人もいるだろう。もちろん、人それぞれゲームに求めるものは違うし、僕がマルチプレイを避けてしまう理由も他の人と同じだとは限らない。だが、この記事では僕自身が非マルチプレイゲーマーである理由について、少し考えていきたい。 最初に言わなければならないのは、僕はたぶん本質的にマルチプレイが嫌いではないということだ。子供の頃は『ストリートファイターII』や『スーパーマリオカート』などの対戦ゲーム、『聖剣伝説2』や『チップとデールの大作戦』といった協力プレイのゲームを楽しんだ。誰かと競い合うのは刺激的し、仲間と一緒に冒険するのは格別な体験だった。そもそも、これは何もゲームに限られた話ではない。スポーツや習い事に仕事など、人間の生活にはいつだって競争が伴い、助け合いがある。そして、
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