アメリカの国防総省は、韓国に800人規模の陸軍の部隊を新たに派遣すると発表し、アジア重視の国防戦略の下で、北朝鮮の脅威に備えて、韓国に駐留するアメリカ軍の部隊の増強を進めています。 アメリカの国防総省は7日、声明を発表し、来月1日から韓国に800人規模の陸軍の一個大隊を新たに派遣すると明らかにしました。 この部隊は、戦車や装甲車両を使って戦闘に当たる部隊で、南部テキサス州の陸軍基地から派遣され、9か月ごとに別の部隊と交代するローテーションで展開するということです。 これについて、この日、首都ワシントンで講演したアメリカ陸軍のトップ、オディエルノ参謀総長は、「われわれはおととし打ち出した国防戦略に基づき、アジア太平洋地域への比重を増やしている」と述べました。 陸軍は、北朝鮮の脅威に備えて、韓国におよそ2万人の部隊を駐留させていますが、去年、新たに敵の偵察を任務とするヘリコプター部隊を派遣する