7月15日、パレスチナ自治区のガザ地区を支配するイスラム原理主義組織ハマスの軍事部門カッサム隊は、エジプトが前日に示したと報道された停戦案を拒否した。ガザで14日撮影(2014年 ロイター/Ibraheem Abu Mustafa) [ガザ/エルサレム 15日 ロイター] - パレスチナ自治区のガザ地区を支配するイスラム原理主義組織ハマスの軍事部門カッサム隊は15日、エジプトが前日に示したと報道された停戦案を拒否した。公式ウェブサイトで表明した。 カッサム隊は、正式に停戦案を受け取っていないとする一方、メディアで報道された内容から判断して「ひざまずき、降伏すること」を意味すると指摘。「敵との戦いは続いており、残忍性と激しさが増すだろう」と付け加えた。 ただ、停戦が発効する15日0600GMT(日本時間午後3時)を前に戦闘は沈静化している。 一方、イスラエルのネタニヤフ首相は15日に治安閣議