ヒット曲の「よこはま・たそがれ」などの作品で知られる作詞家で直木賞作家の山口洋子さんが、今月6日に呼吸不全のため東京都内の病院で亡くなりました。77歳でした。 山口洋子さんは昭和32年に19歳で女優としてデビューしたあと、作詞家として活動を始め、五木ひろしさんの「よこはま・たそがれ」や石原裕次郎さんの「ブランデーグラス」など数々のヒット曲を手がけました。 そのあと小説の執筆にも活動の場を広げ、昭和60年には「演歌の虫」と「老梅」で直木賞を受賞したほか、恋愛にまつわるエッセーなども数多く手がけました。 その一方、東京・銀座で飲食店を経営し、この店を舞台としてプロ野球をはじめ、さまざまな分野の著名人と交流を深めたことでも知られています。 関係者によりますと、山口さんは去年1月に体調を崩したあと治療を続けていましたが、今月5日に容体が急変し、翌日の6日の午前1時すぎに入院先の東京・目黒区内の病院