「マイナスイオン」という言葉を聞いたことのある人は多いと思います。 でもそれが,実際のところどういったものなのか,きちんと説明できる人は,そう多くないのではないでしょうか。ところが困ったことに,「身体にいいもの」という曖昧なイメージだけが刷り込まれてしまっている人は多く,数年前まで,「(この商品は)マイナスイオンを発生させる」の謳い文句が高い訴求力をもってしまっていました。 一方で,化学を学ぶ高校生への影響も懸念されました。「陰イオン」のことと勘違いした編集部員もいたのです,そう思い込んでしまう高校生がいたであろうことは,想像に難くありませんでした。 そこで,新刊の『スクエア最新図説化学』には,「マイナスイオン」を説明したコラムを設けることにしました。もう5年前のことになります。曰く,「化学的に十分な解明には至っていない」,「生体への影響についても,十分な検証がなされているとは言いがたい」
随分時間が経ってしまいましたが、「Yahoo掲示板」の方でSSFSさんがようやく「SSFSさんのコメントへの返事(2/2)」について語ってくれました。 ただそれを読んでみますと、どうもSSFSさんは大きな誤解をしているようですね。 私としては今更わざわざ自分から蒸し返すつもりはなかったのですが、それをそのままにしておくという事は前回エントリーでも言ったように私の主義にも反する事であり、また、その原因が私にあるとするならば、やはり自分自身の言動に対する責任上、その誤解を解いておくのは私自身の義務でもあると思いましたので、ここにまた新たにエントリーを上げる事としました(対象とするSSFSさんのコメントはこちら)。 ここの冒頭でSSFSさんはこう仰ってます。 突然語調が変わり、超「上から目線」の傲慢なエントリになってしまいました。どうしてこうなった?う~ん、【超「上から目線」】と来ましたか。どう
(1/2)では「Yahoo掲示板/マイナスイオン監視室」に対するものでしたが、ここからはSSFSさんへの直接の返事となりますので、以下文体を変えます。 SSFSくん、君は僕に一目置いてくれているようだから、それについては僕も敬意を払う意味で、ここでは君の事をこう呼ばせてもらうよ。 SSFSくん、君は「慇懃無礼」という言葉を知っているかい?試しにちょっと辞書を引いてごらん。何て書いてあるかな? 君は「Yahoo掲示板」の方で僕のエントリーに対してこのような批判を行い、それが的外れな指摘であると僕が答えたのに対してこのような返事を送って来た訳だね。 2010-02-10 00:55:18 > osatoさんはEMではせっかく丁寧な調査をしているのに、マイナスイオンとなると、メーカーの説明不足程度で問題意識が尽きてしまっているようです。シャープのサイトにある情報ですから、同社で回答できることです
似非科学の見分け方なんていう大層なタイトルの割に中身の薄いコラムを以前書きました。 今回紹介する資料はニセ科学批判やニセ科学の見破り方などの啓蒙活動に力を入れられている大学教授が、実際の授業等で使用した資料です。 この方は大阪大学の菊池誠教授で、ニセ科学フォーラムというイベントの実行委員や書籍や雑誌への執筆活動も精力的に行われている方です。ニセ科学に興味の有る方、宜しければ次のリンク先の菊池教授の文章をお読み下さい。 「ニセ科学」入門 「ニセ科学」入門パワーポイント資料(PDFファイル) こちらの文章は科学とニセ科学の違いって何という疑問への研究者からの解答となっています。内容を絞ってる様な感じなので、所々腑に落ちない部分もあるかもしれませんが、それはちょっと検索かければ納得行くかと思います。(基本的に授業で使う様な資料というのは口頭での説明で補足されて初めて完全体となる物だと僕は思ってい
商売のネタ探しか自己啓発か、上司があるセミナーに参加した。 それだけならどうでもいい話なのだが、「ためになる良い話だった」と感心した内容が似非科学だったりすると、目も当てられない。 今回はそんな話。 上司の話から出た講師の名前と日程から判断するに、上司が出席したセミナーはこれのようだ。 サン・アスリート株式会社『究極の予防医学。健康志向の方!「食育」「栄養学」「ボディケア」を学ぶ方 必見です!』2009年10月2日 http://www.sunathlete.com/comming/post_53.html ===引用開始=== 今回、人間の基礎の基礎である、継続的な健康(未病)を維持するために 予防医学の第一人者であります。 あの堀口医院の理事長(前院長)であります医師 堀口 裕(ひろし) 先生をお招きいたします。 (中略) 堀口先生は 病気には成らないで欲しい・・・いつもそういわれてお
「マイナスイオン」という言葉が世間に広まったのは1999年~2000年頃であり、その後各メーカーが次々とマイナスイオンを冠した商品を送り出し、世はまさにマイナスイオンブームとなりました。 その中にあって、巷に溢れる商品群とは別に、これに大きく注目した業界がありました。 それが「住宅メーカー」です。 ここで改めて、当時の菅原明子氏のマイナスイオン研究を振り返って見てみましょう。 (*ここでは敢えて、当時巷で言われていた所の「マイナスイオン」という単語を使用します) 元々マイナスイオンというのは住環境と密接な関係にあり、彼女の研究はその住環境という視点から行われていたため、多くの住宅メーカーから注目される事ともなりました。 当時も今も住環境の健康に及ぼす影響といえば、新建材から放出される「ホルムアルデヒド」と「ハウスダスト」、この2点が主なものと言ってよいかと思われます。 「シックハウス症候群
日頃は当研究所クリニックをご利用いただきまして誠にありがとうございます。 東京女子医科大学附属青山女性・自然医療研究所は、「青山女性医療クリニック」と「青山自然医療クリニック」の2者からなる施設ですが、平成26年3月末をもちまして、プラセオ青山ビル1階「青山自然医療クリニック」(所長 川嶋朗)を閉鎖することとなりました。 これまでのご利用につきまして深く感謝申し上げます。諸般の事情でお知らせが遅くなりましたことお詫び申し上げます。 なお、「青山女性医療クリニック」は継続して従来通り診療を続けます。 今後とも何卒よろしくお願いいたします。 平成26年4月1日 患者様へ 東京女子医科大学附属 青山女性・自然医療研究所 所長 加茂 登志子 青山自然医療研究所クリニック前所長(川嶋朗)転籍先のお知らせ 日頃は当研究所クリニックをご利用いただきまして誠にありがとうございます。 プラセオ青山ビル1階「
国民生活センターは27日、室内の除菌・脱臭効果をうたった家庭用オゾン発生器の中に、人体に影響を及ぼす高濃度のオゾンを排出するものがあると発表した。 オゾンは特有のにおい、強い酸化力を持つ気体。水や空気の浄化、有機物の除去など工業分野で利用される一方、空気中の濃度が0・1ppm程度で鼻やのどに刺激を感じ、5〜10ppmで呼吸困難を起こす可能性があるとされる。日本産業衛生学会は労働者の作業環境基準を0・1ppmとしている。 国民生活センターは今年5〜8月、酸素を取り込んで吹き出し口からオゾンを排出する家庭用の発生器7銘柄を通信販売で購入。 試験室で30分間運転したところ、3銘柄で、10分以内に室内のオゾン濃度が0・05ppmを超え、運転停止後には0・31〜1・01ppmになった。排出口から10センチの場所では、2・2〜10・2ppmに達した。 全国の消費生活センターには2004年度から5年間で
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