2009年6月21日、この日に三鷹市議会は『日本軍「慰安婦」間題に関する意見書』を採択した。日本政府が、「慰安婦」問題に対し誠実に対応するよう求める意見書だ。「慰安婦」問題に対応するよう求める意見書は、現在までに9つの日本の地方都市が採択しており、被害者の名誉や尊厳の回復を求める立場からの意見書は8都市分ある。中でも三鷹市の意見書には「過ちを繰り返さないために、学校などで歴史教育を通じて次世代に事実を伝えること」の一節があり、後代への教育までも含んだ意見書は三鷹市のこれと札幌市のと、清瀬市のなので、三鷹市の意見書はかなり厳しい内容といえるだろう。 だから、かもしれないし、単に意見書を出した地方自治体で続けてのイベントだから、だったのかもしれないが、三鷹市でなんともやりきれない出来事が起こっていた。 最初に知ったのは、「在特会が三鷹市(みたかし)での「慰安婦」展を妨害 - はにかみ草」さんの
戦時の慰安婦問題に取り組む市民団体とその活動に反対する別の団体が三鷹市の「市民協働センター」(下連雀4)の使用を巡り対立している問題で、センターに入場しようとした参加者が顔に軽いけがをしていたことが分かった。 慰安婦問題に取り組む同市の「フィリピン・元『慰安婦』支援ネット・三多摩」(略称・ロラネット)によると、2日午後1時半ごろ、70代の女性が午後2時からの「ロラネット」の講演会に参加するため、抗議活動を行っていた「在日特権を許さない市民の会」(在特会、品川区)のメンバーや警備員、警察官をかき分けてセンターに入ろうとしたところ、左目の上にけがを負い、出血した。女性は武蔵野市内の病院に搬送された。女性は三鷹署に被害を届け出た。 センターの使用を巡っては、ロラネットがパネル展示のためにロビー使用(7月29日~8月3日)の仮申請をしていたが、在特会も同期間に別の展示会を行うと申請書を提出。抗議活
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◇声なき同僚、鎮魂の場 急勾配(こうばい)の坂を登ると、館山の海とミニチュアのような街並みが眼下に広がる。小高い丘の上に位置する「かにた婦人の村」(天羽道子施設長)。施設内には入所者がパンづくりや陶器づくりに従事する作業棟や農園、教会が並び、それらを見下ろす丘の上に「噫(ああ)従軍慰安婦」と書かれた石碑(高さ約2メートル)が建っている。 かにた婦人の村は65年、東京都のプロテスタント系社会福祉法人「ベテスダ奉仕女母の家」が母体となり、故深津文雄牧師が設立した婦人保護長期収容施設だ。1956年の売春防止法成立を受け、障害のある元売春婦が長期間生活する施設として建設された。 施設には深津牧師の墨書が今も残る。「かにたとは、そこを流れる小さな川の名前でした。(中略)そのほとりに捨てられた、いとも幸うすき女性百人の、共に住む村の名前となりました」。ノンフィクション作家・沢木耕太郎氏が72年に発表し
放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は九日、旧日本軍「慰安婦」問題を扱ったNHK番組「ETV2001」の改変問題について、審議入りすることを決めました。 委員会の後、川端和治委員長は、「NHKがネット上で発表してきた改変過程や、最高裁で事実認定された改変過程をもとに話し合った結果、NHKが尊重しなければならない自律性という点で、制作過程に放送倫理上の問題があるのではないか、という合意に至った」と話しました。 委員会としては、NHKに質問状を出し、その回答をもとに審議したうえで、意見書を出す方向です。 ETV番組の改変問題については、NHKの職員や、放送を語る会などから真相究明を求める要望があり、委員会では審議入りするかどうかを昨年九月から議論してきました。 ■関連キーワード NHK番組改ざん問題
旧日本軍の従軍慰安婦を取り上げたNHK特集番組の改変問題で、放送界の第三者機関「放送倫理・番組向上機構(BPO)」の放送倫理検証委員会は9日、「倫理上の問題があり得る」として、審議入りを決めた。同委員会はNHKに出す質問書への回答を踏まえて意見を公表する方針。 審議対象は「ETV2001・戦争をどう裁くか『問われる戦時性暴力』」(01年1月放送)。放送前日に安倍晋三元首相(当時は官房副長官)がNHK幹部と面会し「公平、公正に報道してほしい」と要請するなど政治圧力の有無が問われた。制作に協力した市民団体が起こした損害賠償訴訟で07年1月の東京高裁判決は「(NHKは)政治家の意図をそんたくし改変した」と認定した。川端和治委員長(弁護士)は「自律性に疑問が持たれる面があるという認識で一致した」と語った。【臺宏士】
『リアルのゆくえ』(210頁) で大塚英志は東浩紀にこう問いかけています。 南京虐殺があると思っているんだったら、知識人であるはずの東がなぜそこをスルーするわけ?知識人としてのあなたは、そのことに対するきちんとしたテキストの解釈や、事実の配列をし得る地位や教養やバックボーンを持っているんじゃないの? これをもって、大塚が東に歴史学者並みのコミットメントを要求している、などというのは誤読もいいところでしょう。上のエントリに引きつけて大塚の要求を私なりにパラフレーズするなら、こうなります。まともな歴史記述とインチキなそれとでは裏づけとなる資料的根拠の質も厚みもまったくちがうのであって、たとえ分野は違っても「テクストを読む」ための高度な技術を備えた(と自負する)人間がそれなりの時間と手間をかければ、両者の区別については語ることができる。少なくともインチキ度が顕著なものについては「これはインチキ」
(11/8 昼頃、加筆) 『調査会法情報』さんの11月7日付記事によると、札幌市議会が7日午後の第3回定例会最終日の本会議にて、『「慰安婦」意見書』を賛成多数で可決する見通しという話だ。 一通り探してみたが、19時現在、『調査会法情報』さん以外ではこの情報を発信している情報源はない様子なので、ただいま詳細情報を探索中。意見書案は、お持ち帰りさせていただいておこう (11/8 12:35 文面が同じであるが採択(案)のとれたものを「『慰安婦』決議に応え今こそ真の解決を!」からいただいてきて、差し替え)。 なお、札幌市議会のホームページはこちら(もちろん現時点では情報無し)。このエントリは、詳細情報を見つけた時点で、書き直し予定。 11/8 12:00時点での報道は、国内では時事通信(だけ)、海外では、意外に韓国紙から出ていなくて、中国紙が二紙報じているようだ。 賛成多数で可決された意見書が、
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