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ブックマーク / mainichi.jp (13)

  • ホメオパシー:特殊な錠剤投与…分娩施設の9%が実施 - 毎日jp(毎日新聞)

    山口県で昨年10月、助産師から頭蓋(ずがい)内出血を予防するビタミンK2の代わりにホメオパシー療法の特殊な錠剤を投与された乳児がビタミンK欠乏性出血症で死亡した問題で、日助産師会(加藤尚美会長)は7日、分娩(ぶんべん)を扱う会員の全開業助産所414カ所のうち、約9%の36カ所で過去2年以内に同様の行為があったことを明らかにした。乳児に被害が出た例は山口県のケース以外にはなかったという。 ホメオパシー療法では一般に、通常の薬の代わりに有効成分を含まない「レメディー」と呼ばれる錠剤を服用させる。同会によると、新生児にビタミンK2を与えなかった助産院は「ビタミンK2とレメディーの両方を説明し、妊婦が選択した」「薬剤を拒否する妊婦にどうしてもと頼まれた」などと説明したという。36カ所の中には同会の理事が開業する助産所も含まれていたが、理事が「今後は一切ホメオパシーを使用しない」と話したため、処分

  • きび談語:ホメオパシーについて書いたコラムに… /岡山 - 毎日jp(毎日新聞)

    ホメオパシーについて書いたコラムに、読者から建設的なコメントを多くいただき、朝日新聞のツイッターにも取り上げられました。みなさま、ありがとうございます。すべて読んで、こう思いました▲マスコミがよくて、インターネットだからダメなんて時代は終わった、と。媒体を問わずダメなものはダメです。そこで一つお願い。良い記事に称賛と要望を、変な記事には建設的な批判を。相互対話で磨きあう新聞と読者の関係はまだまだ可能です。【石戸諭】

    fireflysquid
    fireflysquid 2010/09/01
    「良い記事に称賛と要望を、変な記事には建設的な批判を。相互対話で磨きあう新聞と読者の関係はまだまだ可能です。」批判は発展の原動力。民主的な社会の発展のためには市民とメディアが育ちあう関係にならないとね
  • ホメオパシー療法:治療効果は科学的に否定 学術会議会長 - 毎日jp(毎日新聞)

    山口県で昨年10月、助産師にビタミンK2の代わりにホメオパシー療法の特殊な錠剤を投与された乳児がビタミンK欠乏性出血症で死亡したことを受け、日学術会議の金沢一郎会長は24日、「ホメオパシーの治療効果は科学的に明確に否定されている。医療関係者が治療に使用することは厳に慎むべきだ」との談話を発表した。 ホメオパシー療法は18世紀末ドイツで始まった。病気と似た症状を起こす植物や鉱物を何度も水で薄めてかくはんし、この水を砂糖玉にしみこませた錠剤(レメディー)を服用して自然治癒力を引き出し、病気を治すというもの。元の物質は水にほとんど残っていないが、実践する人たちは「水が記憶している」と主張している。 欧米やインドで盛んだが、最近は効果を巡り議論が起きている。日でもごく一部の医療関係者ががんやうつ病などの患者にレメディーを投与している。 日学術会議は政府に科学振興策などを勧告できる、日の科学

  • きび談語:「代替医療のトリック」(新潮社)について書いたところ… /岡山 - 毎日jp(毎日新聞)

    「代替医療のトリック」(新潮社)について書いたところ、ネット上で「問題は医療現場だけでなく報道にもある」とコメントをいただいた。同書の著者が問題とするのは、(1)確証のない代替医療を肯定する報道、(2)医療のリスクをあおる報道だ▲この手の報道がある以上、私は「誤った知識」の拡散の防ぎ方を考えたい。ネットには専門家も参加し、記事の科学性が活発に議論される。そうした議論に応えたい。記事が変わる余地は大いに残っている。【石戸諭】

    fireflysquid
    fireflysquid 2010/04/21
    すばらしい。
  • 25時:言霊とミカン /宮崎 - 毎日jp(毎日新聞)

    ミカンに「ありがとう」「死ね」と話し掛け、変化の有無を観察する「言霊(ことだま)大実験」が昨秋、県南地域の中学校であった。言葉の大切さを考える道徳学習だという。 対象はビンに入れた3個のミカン。約2カ月後、生徒から悪い意味の言葉を掛けられた方が腐り始めた。良い言葉の方は変化なし。発案した教諭、そして多くの生徒が「言葉が伝わったのでは」と思ったという。 言霊とは、言葉が霊的な力を持つという信仰だ。そして人は、古くから森羅万象に魂が宿ると信じてきた。位田晴久・宮崎大学教授(野菜園芸学)は「園芸作物を育て、心の癒やしや安らぎを得る効果は間違いなくある。若い世代が事実の検証を重ねて不思議な現象を明らかにすることに期待したい」としたうえで、「植物に人間の言葉の持つ意味を理解する器官は確認されておらず、現時点で真理として教えるのは適切ではない」と指摘する。 大阪大の菊池誠教授(物理学)も「ミカンはただ

    fireflysquid
    fireflysquid 2010/02/21
    善意であることをせめて期待したいが、「言霊」と銘打った時点でかなり毒されているような気もする。あり得ないというだけでは納得しないかも。職場で同僚同士議論ができたらいいのだが。
  • 事業仕分け:スパコン「凍結」で「国益損なう」と緊急声明 - 毎日jp(毎日新聞)

    政府の事業仕分けで「事実上の凍結」とされた次世代スーパーコンピューター(スパコン)について、コンピューターによるシミュレーションを研究手法に用いる基礎研究者の団体「計算基礎科学コンソーシアム」が、「国益を大きく損ない、不適切」などと訴える緊急声明を発表した。 コンソーシアムは素粒子物理学、原子核科学、理論天文学などの研究者84人で組織。13日の事業仕分けの結果を受け、メールで声明文をまとめ、研究者24人の連名(代表、宇川彰・筑波大副学長)で発表した。スパコンを「現代の科学技術全体において主要な位置を占める」「最先端の技術開発では(スパコンによる)シミュレーションが国際競争の主要な武器」などと主張し、凍結は激しい国際競争の中で「我が国の科学技術の進歩を著しく阻害する」と強く批判した。 声明は文部科学省が行っている仕分けへの意見募集と、政府の総合科学技術会議に投稿したという。

  • 三鷹の市民協働センター使用問題:入場しようとした70代女性けが /東京 - 毎日jp(毎日新聞)

    戦時の慰安婦問題に取り組む市民団体とその活動に反対する別の団体が三鷹市の「市民協働センター」(下連雀4)の使用を巡り対立している問題で、センターに入場しようとした参加者が顔に軽いけがをしていたことが分かった。 慰安婦問題に取り組む同市の「フィリピン・元『慰安婦』支援ネット・三多摩」(略称・ロラネット)によると、2日午後1時半ごろ、70代の女性が午後2時からの「ロラネット」の講演会に参加するため、抗議活動を行っていた「在日特権を許さない市民の会」(在特会、品川区)のメンバーや警備員、警察官をかき分けてセンターに入ろうとしたところ、左目の上にけがを負い、出血した。女性は武蔵野市内の病院に搬送された。女性は三鷹署に被害を届け出た。 センターの使用を巡っては、ロラネットがパネル展示のためにロビー使用(7月29日~8月3日)の仮申請をしていたが、在特会も同期間に別の展示会を行うと申請書を提出。抗議活

  • NHKスペシャル:「アジアの“一等国”」 「台湾統治」認識で揺れる番組評価 - 毎日jp(毎日新聞)

    による台湾統治を取り上げたNHKスペシャル(4月5日放送)の評価を巡る論議が政界に波及している。自民党議員が国会で番組内容を批判すれば、共産党の議員は良い番組だと述べ、評価は割れる。番組に関する訴訟も起きたが、NHKは「内容に問題はない」との姿勢を貫いている。【「JAPANデビュー」取材班】 ●国会では主張二分 国会で取り上げられたのは、鎖国を解き欧米列強に追いつこうとする近代日の歩みを描く「シリーズ・JAPANデビュー」の1目「アジアの“一等国”」。 日にとって初の植民地だった台湾の半世紀に及ぶ統治を、2万6000冊に及ぶ台湾総督府文書や、欧米各国に残っていた文書などを基に検証し、日とアジアのかかわりの原点を探った。 6月25日の参院総務委員会で、自民党の世耕弘成議員は「放送された内容は、私が知っている台湾の人々の対日観とあまりにかけ離れている。相当偏った取材をしたのではない

  • ゲルマニウムブレスレット:健康効果を科学的に確認できず - 毎日jp(毎日新聞)

    国民生活センターは25日、健康効果をうたうゲルマニウムブレスレットの成分調査で12品中8品にゲルマニウムがほとんど含まれていなかったと発表した。ゲルマニウム自体の健康効果についても科学的根拠は確認できず、景品表示法や薬事法に違反するおそれがあるとして公正取引委と厚生労働省などに監視・指導の徹底を求めた。 ゲルマニウム使用アクセサリーに関する相談が04年度からの5年間で2309件に上ることから2~5月に調査を実施した。インターネット通販などで流通量が多いとみられる1万5000円未満の12品を選定。ベルト部分に埋め込まれた黒色粒などのゲルマニウム含有量を調べた。 いずれも「純度99.99%」などと高純度がうたわれていたが、4000円未満の7品ではゲルマニウム含有量は1.5%未満で、検出されない銘柄もあった。9000円以上の5品では4品は96~100%だったが1品は0.1%だった。 また「生体電

  • 訃報:太田竜さん78歳=評論家、社会運動家 - 毎日jp(毎日新聞)

    太田竜さん78歳(おおた・りゅう<名・栗原登一=くりはら・とういち>評論家、社会運動家)19日、腹膜炎のため死去。葬儀は行わず、お別れの会を後日開く。自宅は東京都文京区白山5の35の12。喪主は千鶴子(ちづこ)さん。 日共産党を離党し、57年に日トロツキスト連盟の結成に参加。続いて第4インターナショナル日委員会を組織。その後はアイヌ解放やエコロジーなど独自の社会運動や評論活動を行った。

    fireflysquid
    fireflysquid 2009/05/20
    もうあの「対談」は見れないのか…見れなくていいけど。
  • 千葉遺産:/33 かにた婦人の村従軍慰安婦碑 歴史の闇、ひそやかに /千葉 - 毎日jp(毎日新聞)

    ◇声なき同僚、鎮魂の場 急勾配(こうばい)の坂を登ると、館山の海とミニチュアのような街並みが眼下に広がる。小高い丘の上に位置する「かにた婦人の村」(天羽道子施設長)。施設内には入所者がパンづくりや陶器づくりに従事する作業棟や農園、教会が並び、それらを見下ろす丘の上に「噫(ああ)従軍慰安婦」と書かれた石碑(高さ約2メートル)が建っている。 かにた婦人の村は65年、東京都のプロテスタント系社会福祉法人「ベテスダ奉仕女母の家」が母体となり、故深津文雄牧師が設立した婦人保護長期収容施設だ。1956年の売春防止法成立を受け、障害のある元売春婦が長期間生活する施設として建設された。 施設には深津牧師の墨書が今も残る。「かにたとは、そこを流れる小さな川の名前でした。(中略)そのほとりに捨てられた、いとも幸うすき女性百人の、共に住む村の名前となりました」。ノンフィクション作家・沢木耕太郎氏が72年に発表し

  • NHK特番問題:従軍慰安婦特集、BPOが検証へ - 毎日jp(毎日新聞)

    旧日軍の従軍慰安婦を取り上げたNHK特集番組の改変問題で、放送界の第三者機関「放送倫理・番組向上機構(BPO)」の放送倫理検証委員会は9日、「倫理上の問題があり得る」として、審議入りを決めた。同委員会はNHKに出す質問書への回答を踏まえて意見を公表する方針。 審議対象は「ETV2001・戦争をどう裁くか『問われる戦時性暴力』」(01年1月放送)。放送前日に安倍晋三元首相(当時は官房副長官)がNHK幹部と面会し「公平、公正に報道してほしい」と要請するなど政治圧力の有無が問われた。制作に協力した市民団体が起こした損害賠償訴訟で07年1月の東京高裁判決は「(NHKは)政治家の意図をそんたくし改変した」と認定した。川端和治委員長(弁護士)は「自律性に疑問が持たれる面があるという認識で一致した」と語った。【臺宏士】

    fireflysquid
    fireflysquid 2009/01/11
    どこまでがんばれるか
  • 記者の目:放置される精神病んだ被爆者=牧野宏美 - 毎日jp(毎日新聞)

    太平洋戦争開戦から8日で67年が経過したが、いまだに戦争による心の傷に苦しみ続ける人たちがいる。厚生労働省は10月、旧軍人・軍属で、戦地での体験などから精神障害を患い、現在も治療中の人が07年度末現在で全国に77人(うち入院者は42人)いると明らかにした。しかし、この数は戦争で精神を患った人の一部を示すに過ぎない。精神科病院に長期入院する原爆の被爆者らを取材し、今なおやむことのないうめきを聞いた。戦争の実相を知るため、戦争と精神障害の関係は十分に研究されるべきだが、患者らは放置されたまま次々と亡くなっており、問題は歴史の闇にうずもれようとしている。 広島県内の病院の協力で、初めて足を踏み入れた精神科病棟は静まり返っていた。見舞客の姿はない。「家族が会いに来るのを見たことがない患者さんが、大勢います。見捨てられているんですよ」。院長がため息交じりにつぶやいた。 被爆から18年後に統合失調症

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