山口県内のJRの路線でレールのつなぎ目に取り付けられている銅製のケーブルが切断されて持ち去られているのが見つかった事件で、このうち山陽本線でケーブル32本を盗んだとして宇部市の会社役員が逮捕されました。警察は売りさばこうとしていたとみて共犯についても捜査しています。 逮捕されたのは、宇部市若松町の会社役員、河原大貴容疑者(27)です。 警察によりますと、先月25日から今月8日までの間に、JR山陽本線の厚東駅から東に1.3キロの場所で、レールのつなぎ目に取り付けられている「レールボンド」と呼ばれる銅製のケーブル32本、時価にして33万6000円相当を盗んだ窃盗の疑いが持たれています。 JRから被害届を受けた警察が防犯カメラの映像を分析するなど捜査を進めていました。 警察は売りさばこうとしていたとみて共犯についても捜査しています。 警察は河原容疑者の認否について明らかにしていません。 山口県内