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  • 人の値段が安いから「大家族」になる:日経ビジネスオンライン

    第3次安倍改造内閣が発足して間もない10月10日、石井啓一国土交通相は、就任にあたって行われた報道各社とのインタビューの中で、次のように述べた。 「少子化対策のために、祖父母・親・子供の三世代の同居などを促進する住宅政策について早期に実施が可能なものは着手したい」 奇妙なプランだ。少なくとも、公明党選出の新任の国交相がいきなり持ち出してくるような話ではない。 果たして、アイディアの出どころは安倍晋三首相だった。 石井大臣は、同じ会見の中で 「安倍総理大臣からは、希望出生率1.8の実現を目指し大家族で支え合うことを支援するため祖父母・親・子供の三世代が同居したり近くに住んだりすることを促進するような住宅政策を検討・実施するよう指示があった」 と明かしている。 なるほど、そういうことだったのか。 と一応納得はしたものの、まさか、少子化対策として三世代同居を推し進めるみたいな住宅政策が、当に実

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  • やけ酒を呷る覚悟はあるか?:日経ビジネスオンライン

    10月1日を期して、防衛庁の外局として「防衛装備庁」という新たな役所が発足することが、15日の閣議で決定したのだそうだ。 《1800人体制で防衛装備品の研究開発や調達、輸出を一元的に管理し、コストの削減を図る。自衛隊の部隊運用業務は自衛官中心の統合幕僚監部に集約し、内部部局の運用企画局は廃止する。中谷防衛相は記者会見で「新たな組織の下で、防衛省・自衛隊がより能力を発揮し、適切に任務を遂行できるようになる」と語った。》 と、読売新聞は書いている(こちら)。 なるほど。 不意打ちをらった気がしているのは、単に私の現状認識が甘かったということなのであろう。 思えば、つい1週間ほど前、日経済団体連合会(経団連)が、武器など防衛装備品の輸出を「国家戦略として推進すべきだ」とする提言を公表したというニュースが伝えられたばかりだった。 経団連がまとめた「提言」の具体的な内容は、こちらで読める(「防衛

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    fjb1976 2015/09/18
  • 植物工場はまだ未熟な技術:日経ビジネスオンライン

    の農業の活路をさぐるこの連載で、いつか取り上げるべきだと思ってきたテーマがある。植物工場だ。 メディアでは、新たにできた植物工場がひんぱんに取り上げられる。最新テクノロジーが凝縮されたようなその映像を見ると、ここから農業の未来が開けてくるような気がしてくる。 一方、農業者に取材すると、その評判はかんばしくない。「お日様はただなのに、なぜ電気で光を照らすのか」。植物工場は天候の影響を受けないから低コストという見方への反論も多い。 植物工場は、農業のことをよく知らない人たちが期待する幻想の技術なのか。それとも、既存の農業の閉塞感を突破する可能性を秘めているのか。植物工場の研究で第一人者の古在豊樹・千葉大名誉教授に聞いた。 「太陽光型」も植物工場? そもそも植物工場とは何ですか。 「世界的にみて植物工場と言えば、人工光を使うタイプのものだけを指す。ところが、漢字文化圏の日韓国台湾中国

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    fjb1976 2015/09/04
  • 「未来は小保方的かジャガー横田的か」:日経ビジネスオンライン

    遙から とうとう研究者が言い出した。ノーベル賞受賞者だ。「女性研究者が日は少ない」と。ニュースによると先進国で最下位だという。その理由はもう書くのも飽きたが「研究と家庭の両立が困難」というわけだ。今年を振り返るとこの種の“女性”に関する話題が私は印象に残っている。 政治家の比率も先進国最下位レベル、管理職も最下位レベル、ノーベル賞受賞でまた研究者の最下位レベル。もうこれだけ“最下位レベル”が並ぶと笑うしかない。これは鶏が先か卵が先かの原理と似ていて、女性が両立できない→活用したくても脱落が見えて怖くてできない→男性偏重になりがち→ますます女性に家庭役割がのしかかる→両立できない、というスパイラルに入った結果の“最下位レベル”だと解釈していいだろう。 心地よく、そして脅かさず じゃあ、と、よく社会で見かける、独身のまま研究に勤しむ成功例になるはずだった“小保方”的働き方は、男性社会にありが

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    fjb1976 2014/12/26
  • 言論抑圧、主役はあなたです:日経ビジネスオンライン

    帝塚山学院大(大阪大阪狭山市)に、複数の脅迫文が送付された。 内容は同大学の人間科学部に教授として勤務する元朝日新聞記者(67)の辞職を要求するものだ(ソースはこちら)。 脅迫のターゲットとなった元記者は、従軍慰安婦報道を検証する朝日新聞の8月の特集記事で、吉田清治氏(故人)の虚偽証言に関する記事を最初に執筆したとされていた人物で、人は文書が届いた日に教授を辞職してたという。 脅迫状は、同じく朝日新聞の元記者(帝塚山大学の教授とは別人)が非常勤講師として勤務する北星学園大学(札幌市厚別区)にも届けられていた(こちら)。 道警札幌厚別署によると、5月29日と7月28日、学長や学園理事長宛てに「元記者を辞めさせなければ天誅(てんちゅう)として学生を痛めつける。釘(くぎ)を混ぜたガスボンベを爆発させる」などと印字された脅迫文が届き、いずれも虫ピン数が封筒に同封されていたのだそうだ。 つい先

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    fjb1976 2014/10/03
  • 公で野次られた女性の処方箋:日経ビジネスオンライン

    遙から 先般、塩村文夏都議に飛ばされた野次の問題。すでにもうこれがとてもいけないことだという論評が主流で、飛ばした鈴木章浩都議も謝罪し、生卵も投げつけられ、あとは党がどう着地させていくのかという流れに収れんされていく中、この出来事から私が発見できることを書いておきたい。ひとことでいうと、公で女性が野次られた時の処方箋だ。 女性を傷つけた。鈴木氏は悪い。日はまだ男尊女卑だ。と、いくら叫んでもどれも目新しい主張ではない。どの時代にも女性を傷つける発言をする男性はおり、その都度物議をかもし、なんらかの建前上の責任を取ったり落選したりで一応の結末を迎える。そしてまた繰り返される。だから今回もまた、やがて収束しおそらく将来誰かが繰り返す。 今日のニュース番組ではもうメインテーマは集団的自衛権。“国”の問題の前では“女性”を傷つけた問題はそう日を置かずに雲散霧消する。 なぜ時代を超えて繰り返すのか、

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    fjb1976 2014/06/27
  • 謝罪会見2.0:日経ビジネスオンライン

    憲法記念日の5月3日、以下のようなツイートがネット内を駆け巡った。 『【拡散!】「戦争ラブな男とはHしない女の会」が立ち上がりました。戦争への道をひた走る安部内閣を支持する男たちに、女たちからNOを!』 (オリジナルのtwitterリンクはこちら→) 告知用のウエブサイトを見に行ってみると、なるほど、いかにもなデザインの会員証の画像がアップされている。 興味のある向きは、リンクをたどって見に行ってみると良い。 どう思うかは人それぞれだろうが。 私は、 「何をバカなことを」 と思った。 今回は、私がこの一風変わった反戦活動に対して投げかけた揶揄のツイートを発端に起こった騒動について書くことにする。 書き終えてみるまで、どういう原稿になるのか、見当がつかない。 大筋としては、現在進行形で起きていることを、順次報告することになると思う。その意味では、一種の身辺雑記と申し上げても良い。が、個人的に

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    fjb1976 2014/05/09
  • 富裕層にとって貧乏は“趣味”だ:日経ビジネスオンライン

    遙から 同時期に二つのまったく両極端の節約術番組を見た。ひとつは明るい節約術。これはボンビーガールに始まり、貧乏芸人の暮らしぶりもまた、狭い・汚い・貧しい生活(カップラーメンだけなど)、を基盤にした明るい貧乏だ。人の明るさとは別に、見る側の驚くリアクションの落差で番組がバラエティとして成立している。 なぜ人が明るいかというと「もし将来芸人として売れたら」という未来がある。夢を前提とした現在の貧しさはとりあえず明るい。貧乏は、若さと未来と希望で悲壮さは相殺され、見る側にも「自分も若い頃はああだった」といった既視感すら覚えさせ、貧しいほどに応援したくなるポジティブさに着地して番組は終わる。一か八かで入った芸能界で、人が選び取った覚悟の貧しさ、という点において暗さはない。 覚悟のビンボーか、避けられなかった貧困か それに比べ、「女性の貧困」を取り上げたドキュメンタリーは、上記同様、狭い・

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    fjb1976 2014/05/09
  • アゲハはもう飛ばない:日経ビジネスオンライン

    女性誌「小悪魔ageha」などを出版していたインフォレストが、4月15日付けで事業停止した。 幸か不幸か、私はインフォレストとは付き合いがなかった。 なので、義理のある人間はいない。不払いその他のトラブルも発生していない。 同社の出版物の読者だったこともない。 とはいえ、出版業界に関連するこの種の出来事(「倒産」ということですが)には、慣れることができない。 毎度のことではあっても、必ず、一定のダメージを受ける。 近親者の訃報。 知人の入院。 雑誌の休刊。 出版社の消滅。 年を取るということは、周囲の環境が衰えるということでもある。 小悪魔は、美魔女にはならなかった。 彼女たちは、年を取るぐらいなら、むしろ、消えることを選ぶキャラクターだった。 それはそれで、筋を通したということになるのだと思う。 伝えられているところによれば、「小悪魔ageha」は、ピーク時の2009年3月期には売上高7

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    fjb1976 2014/04/18
  • だから若者はだまされる:日経ビジネスオンライン

    遙から 「非正規雇用でも夢はいくらでも実現できる。未来は君たちにかかっている。起業家たちはおおいに他の若者たちのロールモデルとなってほしい。我々年配者の未来も若者に委ねなければならないのだから、おおいに夢を実現して起業してくれたまえ」 大企業の社長のこんな発言に、若者たちが目をキラキラさせている姿を見る機会があった。 無知というのは恐ろしい、と、私が感じた瞬間だった。 貧困と隣り合わせだと気づいていない 不景気を理由に、非正規雇用枠が増え、定着して久しい。非正規そのものは昔から「パートのおばちゃん」の光景が目になじんでいる。その分問題意識もないまま「そんなもんだ」と社会は見過ごしてきたし、おばちゃん自身も「こんなもんだ」とせっせと働いてきた。 だが大卒男子も非正規の割合が増えた。昨今の「若者」を取り上げた著作を読むと、将来の不安定さをよそに若者自身は「金儲けに執着はない。自分らしい起業をす

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    fjb1976 2013/12/27
  • 噴飯中の皆様に告ぐ:日経ビジネスオンライン

    9月の24日、文化庁が2012年度の国語に関する世論調査の結果を公表すると、早速、民放各局の情報番組が、いくつかのネタを引用して、5分ほどの小コーナーを作っていた。ちなみに、記事はこちら。文化庁の調査結果はこちらだ。 毎度のことだ。 「日語の乱れ」 「カタカナ語の氾濫」 「敬語の誤用」 「慣用句についての思い違い」 「世代間のギャップ」 こういうお話は、視聴者にアピールしやすい、と、少なくとも制作現場はそう考えている。 「最近の若いヒトは言葉を知らないから」 「噴飯ものの意味も知らないなんて噴飯ものですよね」 おそらく、テレビ視聴者の多くは、自分より無知な人間が国民の多数派を占めているというふうに思い込んでいる。 ん? ということは、平均的なテレビ視聴者は平均的な日人より賢いのだろうか? 真相はわからない。調べようもない。 ただ、無知な人々の多くは、自分より無知な人間が多くないという事

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    fjb1976 2013/09/27
  • ロンブー淳にみる“勝ち抜き婚”の未来:日経ビジネスオンライン

    遙から ロンブー田村淳が結婚した。 おめでとう。 これ自体、普通の芸能ニュースにすぎない。が、“いまどきの青年の結婚の決め手”として彼のコメントを読み解いていくと、なぜ男性が結婚できず、女性もそれを願いながら結婚しないのかの社会事情が見えてくる。 彼のコメントをテレビで聞いていて思った。 「いいサンプルだ」 台所から聞こえるトントン テレビで見ての記憶なので、多少コメントに正確さが欠けている可能性をご容赦いただきたい。まず、結婚を決めた瞬間を彼はこう表現した。 「寝ていたら、彼女が台所で調理するトントンという音が聞こえてきた。結婚したいと思った。起き抜けにプロポーズした」 ・・・トントンか・・・。 かつて、多くの女性が結婚を狙い、この、トントンをどれほどやってきたことだろう。年配女性の助言で、「オトコは舌で落とせ」というのもあるくらい。 トントンとは、「ほーら、私と結婚するとこんな幸せな朝

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    fjb1976 2013/09/27
  • バイト君の愚行とオトナの炎上:日経ビジネスオンライン

    アルバイト店員の悪ふざけが世間を騒がせている。 コンビニのアイスクリームケースに横たわる若者の写真がツイッターに流れてきたと思ったら、数日後にはステーキハウスの業務用冷蔵庫の中から顔を覗かせている店員の画像が拡散した。なんということだ、と嘆く間もなく、今度はピザチェーンの厨房係が、顔面にピザ生地を貼り付けたホラー画像をアップしている。 いずれのケースでも、アルバイトは即座にクビを切られた。 まあ、当然ではある。 が、火の手はおさまらない。 あるチェーン店では愚行の舞台となった店舗に対して、部がフランチャイズ契約の解除を通告する事態に発展した。別の店舗では、アイスクリームを販売していたケースを新品に入れ替える旨をアナウンスして炎上に対応している。 アルバイトの学生も職場を追われるだけでは済まなかった。ある生徒は、通っていた専門学校から退学の処分を言い渡されたという。 これらの一連のできごと

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    fjb1976 2013/08/23
  • マニュアルが、命より優先される矛盾:日経ビジネスオンライン

    遙から そもそも状況判断はヒトに可能か。マニュアルの登場からつきまとい続ける現場の葛藤だ。 思い返せば私もまた10代の頃、ハンバーガーショップでバイトした時の、いまだに後悔に苛まれるシーンがある。 今でもあの時の母親に謝りたい 窓口で若い母親が言った。 「子供がべようとしたらハンバーガーを床に落としてしまった。もう一度、もらえないか」 私の対応は、今、書くだに忌まわしい。 「もう一度、ご購入いただけますか」 その時の母親の、失望した表情で再度小銭を出す姿は、今だに脳裏から消えない。 チェーン店は基的にマニュアルの嵐だ。まず手を洗う、から始まり、さりげない営業トーク数パターン、そして金銭と商品の出入りには声を出す。 ところが「子供がハンバーグを落とした場合」というマニュアルはなかった。外国人が「ケチャップを要求した場合」というのはあるのに、だ。 発注と金額の発声は同時だ。困った私は客のほ

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    fjb1976 2013/08/23
  • 猛暑日のダブルスタンダード:日経ビジネスオンライン

    毎年、この季節が来る度に思うのだが、8月は話題が乏しい。 新聞雑誌をチェックした上で、ネット内もひととおり巡回してみるのだが、お盆休みに向かうこの時期、目に入ってくるのは既視感を覚えさせる話題ばかりなのだ。 で、テーマに困ったあげくに、毎年、甲子園の高校球児について書いている気がする。 もちろん、毎年書いているわけではない。 実際には、アタマの中で甲子園コラムの構想をあれこれと組み立ててみて、そのあまりの陳腐さに執筆を放棄する手続きが、毎年のように繰り返されているということだ。 なんだかうんざりする話だ。 マスコミの現場でも似たことが起こっている。 すなわち、不毛なネタ探しに無駄な労力が投入され、その一方で、日の目を見ない凡庸な予定稿が大量廃棄されているに違いないのだ。 夏の到来とともに、事件が減るわけではない。 なのに、8月のネタ切れは毎年同じようにやってくる。 理由は、取材すべき案件が

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    fjb1976 2013/08/09
  • いじめ?どこまで出世してもある:日経ビジネスオンライン

    遙 洋子 タレント・エッセイスト 関西を中心にタレント活動を行う。東京大学大学院の上野千鶴子ゼミでフェミニズム・社会学を学び、『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』を執筆。これを機に、女性の視点で社会を読み解く記事執筆、講演などを行う。 この著者の記事を見る

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    fjb1976 2013/08/09
  • 女性の時代?ぜんぶ、宝塚に学べ:日経ビジネスオンライン

    遙から 宝塚音楽学校100周年記念式典に招待されて行った。主なゲストなど事前情報はあったものの、当日の具体的な空気や人のうごめきなど、なんせ初めて体験する100周年だから想像がつかない。 客席全員が芸能人で、舞台も芸能人 招待客と一般客で満席になるだろう、くらいの予想をした。ところがまずそこから大外れした。2500席全席、宝塚卒業生と阪急の経営者関係で埋まった。 「チケットは今日は販売しないんですよ」と、ロビー喫茶のママが教えてくれた。 ロビーを眺めると、伝説の、そして、今現在のスターたちが普通に歩く。 「先ほどまで、ここで有馬稲子さんがお茶飲んでました」とママ。 宝塚の歴代スターたちと生徒たちを観るつもりが、まわり全般がタカラジェンヌとは……。 「なんで私呼ばれたんだ」という場違いな違和感と、とんでもない光栄な機会を得たことを、現場で体感する。 舞台に立つのも観るのもスターたち。客席全員

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    fjb1976 2013/07/26
  • 総務省のネット選挙解禁ページに思ふ:日経ビジネスオンライン

    今回の参院選は、ネット選挙解禁後におこなわれる初の国政選挙ということになっている。 「解禁?」 私は、当初から、「解禁」という言い方に疑問を持っている。 というのも、この「ネット選挙解禁」というヘッドラインに、ある恩着せがましさを感じるからだ。 「お上は、オレらに何かを与えたつもりでいるわけなのか?」 個人的には、この程度の規制緩和に「解禁」という言葉をあてはめるのは、おおげさだと思っている。 「解禁」と言い切るためには、電子メールによる投票依頼はもとより、ネット投票やネットを通じた募金ないしは寄附といった、ネットの政治利用のうちのより重大な部分が自由化されていなければならない。 が、今回の、規制解除の範囲はしごく限られている。こんなものを「解禁」と呼ぶわけにはいかない。 むろん、自由化の範囲についての賛否はまた別だ。 個人的には、ネット上の選挙活動を全面的に自由化する方向には疑念を抱いて

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    fjb1976 2013/07/19
  • 姫は城を出て母になる:日経ビジネスオンライン

    フィギュアスケートの安藤美姫選手が、この4月に女児を出産したのだそうだ。 当稿では、出産の経緯には触れない。子供の父親を詮索することもしない。 スポーツ選手について何かを書く人間は、原則として、競技以外の話題には踏み込まないのが筋だと思うからだ。 なので、私としては、お嬢さんの誕生に関しては、「おめでとう」という言葉を述べるにとどめておく。 それ以上の言及は失礼というものだ。 ここでは、彼女の出産の扱われ方について書く。 主旨としては、一人のアスリートが婚外子を産んだことについての、世間の反応を記録しておきたいということだ。 私はあきれている。 出産は、最大限に尊重されてしかるべき個人のプライバシーだ。 そもそも他人が口をはさんで良い事柄ではないし、仮に関心を抱いたのだとしても、おもてだった形での追求はつつしむべきだ。 なのに、報道は一向に沈静化しない。 どうかしていると思う。 私が高校

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    fjb1976 2013/07/05
  • 嵐の海で救助された男が述べるべき言葉:日経ビジネスオンライン

    大阪市立の小中学校で今年度から導入された校長の全国公募に応募し、4月に民間人校長として就任した市立小学校の校長が、25日に退職した。 件の校長は、複数の外資系証券会社に10年以上の勤務経験があるという38歳の男性で、人は、退職の理由について 《「経験を生かし、英語教育に力を入れたいとアピールしたが、今の学校の課題は基礎学力の向上だった。英語教育に力を注げる環境ではなかった」と説明した。」》(ソースはこちら) というふうに説明しているのだそうだ。 校長を「無責任だ」と責めるのは簡単だ。 事実、無責任ではある。多くの人がそう思うはずだ。 が、問題の質は、彼自身の個人な責任感とは別のところにある。 というのも、そもそも大阪市が、広く民間に人材を求めたのは、「民間出身者ならではの感覚と能力」を期待したからで、その「感覚と能力」には、当然「見切りの早さ」や「決断の冷徹さ」が含まれていたはずだから

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    fjb1976 2013/06/28