塾や大学、ビジネススクールなどと銘打った企業内研修を行う企業が増えている。目指すは、現在の閉塞を打破して再び成長するための変革を担う人材の育成だ。ところが、思うような人材がなかなか育たない。 そうした現状を受けて、「日経ビジネス」では2010年1月11日号で特集「志士型リーダー元年 『社内の龍馬』はこう作れ」を掲載。明治維新の原動力となった幕末の志士のような人材を輩出するための条件を探った。 実例の1つとして取り上げたのが、政界をはじめ各界に人材を供給してきた「松下政経塾」。松下電器産業(現パナソニック)の創業者、松下幸之助氏が、晩年の1979年に70億円の私財を投じて創設した財団法人である。 このコラムでは、特集の連動企画として、松下政経塾におけるリーダー育成の要諦を、卒業生や現役塾生へのインタビューを通して明らかにしていく。 初回は、鳩山由紀夫政権で、「地域主権」改革などの重要な政策を
![民主党政権は「幸之助の志」の延長:日経ビジネスオンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/05f492a9ba706b05ca8fd61b1840b099fb59fdc9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbusiness.nikkeibp.co.jp%2Fimages%2Fn%2Fnbo%2F2011%2Fcommon%2Fnbologo_ogimage.png)