崔 勝久 2004年12月4日 (5月1日、更新) 《東京都知事を訴えた鄭香均さんを囲んでの川崎集会》 はじめに 川崎では在日韓国教会の保育園を中心にした地域での教育活動(1969年)があり、外国人市民の差別に抗して人間らしく生きようとする動きが多くの日本市民の共感を呼び、協働して、国籍を理由に解雇された朴鐘碩(パク・チョンソク)氏の日立就職差別裁判闘争(「日立闘争」1970-1974年)や、児童手当や市営住宅の入居資格の国籍条項撤廃運動(1975年)、「川崎信用金庫事件」(1978年)などと取り組んできた歴史があります。その過程で在日朝鮮人は自尊心を回復しながら、具体的な運動の成果を積み重ねてきたのです。その流れのなかで「多文化共生」を掲げ行政と提携した、公設民営の社会福祉法人青丘社ふれあい館の「誰もが力いっぱい生きる」ことをめざす新しい活動がはじまりました(1988年)。在日子弟だけで
5月30日の朝日新聞から北朝鮮に関する3つの記事を選びました。私は毎朝、時間をかけて、基本的にはすべての記事に目を通します。そしてその中でいくつか、しっかりと読むべき記事を選んで後で精読するようにしています。今日の朝日新聞の社説では安倍政権に対する厳しい、正当な批判をしていることも確認しました。まさにリベラルな新聞の評判にふさわしい社説です。 1つ目の記事は、多くの日本のマスコミが北朝鮮の実現や歴史的背景を説明せず、一方的に危険な国と報道する中で、北朝鮮のアメリカへの要求を記したものです。十分とは言えませんが、重要な視点です。 北朝鮮側は実務協議の中で、トランプ政権がこれまで「イランとの核合意や、地球温暖化対策の国際ルールであるパリ協定、及び環太平洋経済連携協定(TPP)から次々と離脱した事実を指摘。米朝首脳会談で非核化をめぐる合意が実現しても、後で合意を守らない事態を懸念しているという。
今年5月14日、在イスラエル米国大使館がエルサレムへと移転され、米国の特使として、ドナルド・トランプ大統領の娘イヴァンカ・トランプ氏が移転の式典で笑顔を振りまいていた、ちょうど同じ日のことだった。 パレスチナ自治区ガザは地獄絵図のような状況となっていた。イスラエルによるパレスチナ占領および、米国大使館のエルサレム移転に抗議する人々に対して、イスラエル軍が情け容赦なく銃弾を浴びせたのだ。14日には、イスラエル軍の銃撃によってたった1日で58人が死亡、2700人以上が負傷するという大惨事となった(ガザ保健省、ロイター)。同時期に現地を取材していた筆者が、「虐殺」の現場をリポートする。 取材中、狙撃兵が軍用ジープから降りて来て銃を構えた。その直後、銃口が光り、こちらに銃弾が飛んでくる。目の前で、デモ参加者が次々と倒れていく。イスラエル軍の狙撃手は遠くから警告も何もなく突然に発砲してくる。誰が撃た
南北首脳会談のため非武装地帯の板門店を訪れ握手する北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長(左)と韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領(2018年4月27日撮影)。(c)AFP / Korea Summit Press Pool 【5月31日 AFP】多くの人を心から感動させた握手、北朝鮮の指導者が初めて生中継で姿を現し、韓国の指導者に友達のように接したこと──4月に行われた歴史的な南北首脳会談が生み出したのは、シュールな光景だった。 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong Un)朝鮮労働党委員長と韓国の文在寅(ムン・ジェイン、Moon Jae-in)大統領の会談で、北の指導者は1953年に朝鮮戦争(Korean War)が休戦して以降初めて韓国の領土に足を踏み入れた。南北首脳会談は11年ぶりだった。 だが、首脳会談を取材したAFPのジャーナリストたちは、この歴史的か
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