(英エコノミスト誌 2014年1月18日号) インターネット大手のグーグルは一連の買収により、ハードウエアの有力な発明者、そして再発明者になる態勢を整えた。 グーグルでは、それは「歯ブラシテスト」と呼ばれる。ラリー・ペイジ氏は2011年にグーグルの最高経営責任者(CEO)に復帰して間もなく、歯ブラシのように誰もが毎日少なくとも2回は使うサービスをもっと開発してほしいと述べた。同社の検索エンジンと携帯端末向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」は、そのテストに合格する。 そして今、最近行った一連の買収で、グーグルはロボットから自動車、家庭の暖房制御に至る様々な分野で「歯ブラシ」製品を開発し、ハードウエアの世界でもソフトウエアの世界と同じくらい大きな存在になろうとしているように思える。 ハードウエア企業を相次ぎ買収 同社が直近買収したのは、高機能のサーモスタット(温度調節装置)や煙探知機を製造す
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