関連キーワード 暗号化 | ネットワーク・セキュリティ 「ソフトウェア定義境界」(SDP)は、クラウドセキュリティ推進団体Cloud Security Alliance(CSA)が定義したセキュリティの概念だ。SDPはデバイスの種類と接続方法に応じて、さまざまなシナリオで動作する。現バージョンの仕様である「SDP Architecture Guide v2」において、CSAは以下の6つのシナリオを定義している。 クライアント-ゲートウェイ クライアント-サーバ サーバ-サーバ クライアント-サーバ-クライアント クライアント-ゲートウェイ-クライアント ゲートウェイ-ゲートウェイ ここでいう「クライアント」は、一般にSDPを具現化した製品(以下、SDP製品)を実行するデバイスだ。ノートPC、タブレット、スマートフォンなどがその例に当たる。「サーバ」は、SDPに必要なサービスをクライアントに