急速に普及しているクラウドコンピューティングは、うたい文句とは裏腹に、必ずしもセキュアとはいえないことが実証されたとしている。 ドイツの研究者がAmazonのクラウドサービス「Amazon Web Services」(AWS)の深刻なセキュリティ問題を発見し、米シカゴで開かれたクラウドコンピューティングのセキュリティカンファレンスで発表した。急速に普及しているクラウドコンピューティングは、うたい文句とは裏腹に、必ずしもセキュアとはいえないことが実証されたとしている。 ドイツのルール大学ボーフム校の発表によると、同大学の研究チームはAmazonのクラウドサービスに対してさまざまな種類のXMLシグネチャラッピング攻撃を仕掛け、クラウド顧客の管理者権限を乗っ取ることに成功。被害者のクラウドに新しいインスタンスを作成したり、画像を追加/削除したりできることを実証したという。 このシグネチャラッピン
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