【開幕】おサイフケータイや車載システム――スマートフォンとタブレットに関心が集まるMWC2011 - 日経トレンディネット
モバイル関連技術の見本市・国際会議としては世界最大のMobile World Congressが、現地時間の2月14日、スペイン・バルセロナで開催された。例年、世界各国から1300社余りの企業がブースを連ね、5万人以上の来場者が詰めかけるが、主催者側によれば今年はいずれの数字も例年を上回る見通し。 今年1月に米ラスベガスで開催された世界最大のIT・家電見本市のCES同様、出展企業の中でひときわ目立ったのがサムスン電子。全部で8つある会場のうち最大の「Hall 8」の入り口に大きな垂れ幕を掲げ、会場の目抜き通り沿いに設けた巨大ブースは多数の見物人でごった返していた。実は、この場所には昨年まで、世界最大の携帯電話メーカー「ノキア（Nokia）」がブースを設けていたが、今年は同会場の一番片隅にある、案内地図を見ないと行きつけないような場所へと追いやられていた。スマートフォン競争に乗り遅れたノキア
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