仕事上のさまざまな場面で突如怒りの感情を向けられた時、それが理不尽であればあるほど、こちらも相応のダメージを負う。 理由があって怒られるならまだ分かるし、そこから学びも得られる。 ところが、ロジックが破綻している説教や言いがかりにもほどがあるクレーム、どうやったらこんな些細なことでこんなに怒れるのかと思うほど理解不能な怒りは、教訓も何もあったものではなく、ただただ消化不良に陥るのみだ。 ただ、真面目な人ほどその不条理とマトモに向き合い、何がいけなかったのだろうと本気で悩んでしまう。 人によっては病んでしまったりする。 そこで本稿では、どれほど意味不明な怒りをぶつけられても、ひとまず心を平穏に保てる考え方を紹介する。 ポイントは幾つかあるが、一言に集約すれば「こんな人間になったらおしまいだ」という視点を持つことだ。 沸点がカップ麺のオッサン 筆者にとって最も印象深いお叱りの経験は、学生時代の