耳無芳一の話 THE STORY OF MIMI-NASHI-HOICHI 小泉八雲 Lafcadio Hearn 戸川明三訳 七百年以上も昔の事、下ノ関海峡の壇ノ浦で、平家すなわち平族と、源氏すなわち源族との間の、永い争いの最後の戦闘が戦われた。この壇ノ浦で平家は、その一族の婦人子供ならびにその幼帝――今日安徳天皇として記憶されている――と共に、まったく滅亡した。そうしてその海と浜辺とは七百年間その怨霊に祟られていた……他の個処で私はそこに居る平家蟹という不思議な蟹の事を読者諸君に語った事があるが、それはその背中が人間の顔になっており、平家の武者の魂であると云われているのである。しかしその海岸一帯には、たくさん不思議な事が見聞きされる。闇夜には幾千となき幽霊火が、水うち際にふわふわさすらうか、もしくは波の上にちらちら飛ぶ――すなわち漁夫の呼んで鬼火すなわち魔の火と称する青白い光りである。
茶髪くんの髪のやわらかなうねりを描くのも楽しかったのですが じじいの白髪の一本一本を描くのも存外に楽しい 新分野開拓した!新たな地平が拓けた! と悦びでいっぱいなうさうららですw 二年に亘る連載がラストを迎えるにふさわしい題材をカメラマン茶髪君の目線で描きました。 花と海とわかれをピクシブの大きな画面でご覧ください。 http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=34974673 そして明日は大阪で初めて文学フリマが開催されます。 この小説の第二部までを収録した本も「痛覚+Wilhelmina」(A-15)さまのブースで 委託販売されるとのことです。 場所は大阪地下鉄御堂筋線南端の「なかもず」駅からスグ。お近くの方は是非☆ わたしもこっそり覗きにいきまーす!
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2013年4月11日、フランス国立図書館(BnF)が、貴重書の装丁データベース“reliures.bnf.fr”を公開しました。 これは、電子図書館“Gallica”に登載されている、16世紀初頭から19世紀初頭までの装丁約200点をまとめたもので、今後も継続的に資料の追加が行われるようです。 reliures.bnf.fr http://reliures.bnf.fr/ Actualités professionnelles (2013/4/11付けで、“La base reliures.bnf.fr est en ligne”とあります) http://www.bnf.fr/fr/professionnels/pro_actualites.html
※本文には殊能将之のミステリに関する盛大なネタバレが含まれています。未読の方は御遠慮ください。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 殊能将之は世間的にはミステリ作家である注1)。現在はインターネット上のmemo作家として我流筑前煮のレシピを筆頭とする創作料理の発表とテレビ番組の感想の発表に専念している注2)。小説書けよ。 珍しいペンネームは、楚辞(http://kanbun.info/syubu02/soji00.html)からの引用であると言われているが注3)、この作家のひねくれた性格を考えると、極めて怪しいような気がする。だれか楚辞を確認してみたろうか?個人的には特”殊能”力の真ん中だけ、すなわち「”特”に”力”がない、「将之」=まさにこれが」という言葉遊びである可能性が高いと考える。 彼は極めて批評的な作品を書くことで、批評的な
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