2018/05/10 Thu - 山崎佳代子×ドリアン助川 「食べ物とは思い出のこと、料理とは甦りのこと」 『パンと野いちご:戦火のセルビア、食物の記憶』(勁草書房)刊行記念 戦時下で、難民状況の中で、人びとは何を食べ、何を考えていたのでしょうか。 卵と生クリームなしのマーブル戦争ケーキ。停電で溶けだした冷凍庫の肉で銃弾に怯えながら催すバーベキュー大会。 第一次大戦、第二次大戦、ユーゴスラビア内戦、コソボ紛争……戦争の絶えないバルカン半島のセルビアに長年にわたって暮らす山崎さんが、お友達から戦下のレシピを聞きとり、『パンと野いちご』にまとめました。 この書籍の刊行を記念して、B&Bでトークイベントを開催します。 対談のお相手は、混乱・紛争状況にある東欧、カンボジアを訪れたこともあり、パティシエの資格もお持ちのドリアン助川さん。 セルビア料理について、人びとの暮らしについて、たっぷりご紹介し