部落差別の撤廃に取り組んだ全国水平社の創立から3日で100年となり、当時、創立大会が行われた京都市で部落解放同盟が記念の集会を開きました。 全国水平社は部落差別の撤廃を求めて大正から昭和にかけて活動した団体で、100年前の大正11年3月3日に創立されました。 水平社の流れをくむ部落解放同盟は、創立大会が行われた京都市で記念集会を開き、関係者およそ1000人が出席しました。 集会では「人の世に熱あれ人間に光あれ」のフレーズで知られ、日本で初めての人権宣言と言われる水平社宣言が読み上げられました。 続いて、部落解放同盟中央本部の組坂繁之委員長が「ウクライナはたいへん悲惨な状況になっています。戦争は最大の人権侵害です」としたうえで、「水平社は人間の尊厳の回復を求めました。宣言をかみしめ人権が確立された社会の実現に向けて新しい歴史を刻んでいくことを決意します」とあいさつしました。 そして、100年
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