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ブックマーク / mainichi.jp (392)

  • 「脱マスクは象徴」政権、緩和に前のめり 専門家にお墨付き要求 | 毎日新聞

    戸田東小学校・中学校を視察後、関係者と写真に納まる岸田文雄首相(中央)=埼玉県戸田市で2023年2月10日午前10時47分(代表撮影) 政府は10日、持ち回りの新型コロナウイルス感染症対策部で、マスク着用ルールを、3月13日に緩和すると決めた。屋内外を問わず、着用するかどうかは個人の判断に委ねる。一方で、周りの人に感染を広げないため、医療機関の受診時や通勤ラッシュで混雑した電車の乗車時などは着用を推奨する。学校では、4月1日から着用を求めないことを基とし、それ以前に行われる卒業式でもマスクなしを許容する。 感染症専門家、緩和自体に慎重論 新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5月8日に「5類」へ移行するのに先立って、マスク着用ルールを3月から緩和することが決まった。議論の経過をたどると、岸田文雄政権が、早々と「脱マスク」に踏み切った欧米を意識し、平時移行の象徴になると捉えて前のめり

    「脱マスクは象徴」政権、緩和に前のめり 専門家にお墨付き要求 | 毎日新聞
    florentine
    florentine 2023/02/11
    “感染症の専門家の間では、感染拡大を懸念して「マスク着用を積極的に推奨すべきだ」との意見が強く、緩和自体に慎重論”
  • ワクチン業務100人のはずが33人 パソナが10億円過大請求 | 毎日新聞

    新型コロナワクチンのコールセンター業務を巡り、委託先でオペレーターの水増し報告があったことを説明する大阪府吹田市の職員=吹田市役所で2月10日、三角真理撮影 新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、大阪府枚方市など3市からコールセンター業務を受託していた人材派遣会社「パソナ」(東京都)は10日、再委託先の企業がオペレーターの人数が足りないのに虚偽報告し、委託料計約10億8000万円分を過大請求していたと発表した。 市民からは「電話がつながりにくい」などの苦情が寄せられており、パソナは「管理不行き届きにより、市民の皆様に多大なご迷惑をおかけした」と謝罪。3市に返還した上で、再委託先の「エテル」(大阪市)に損害賠償を求めるとしている。 業務を委託していたのは枚方市、同府吹田市、兵庫県西宮市。パソナによると、必要なオペレーター数を3市と定期的に確認し、エテルに再委託していた。

    ワクチン業務100人のはずが33人 パソナが10億円過大請求 | 毎日新聞
  • 朝鮮人虐殺「事実とすることに懸念」 メールに透ける都の“本音” | 毎日新聞

    <朝鮮人大虐殺を「事実」と発言する動画を使用する事に懸念があります>。東京都の職員が2022年に送った一通のメール。そこには、関東大震災時に起きた朝鮮人虐殺を認めないような言葉が並んでいた。震災から23年で100年。防災面でその教訓を今に伝える大切さが強調される一方、揺るがぬ事実である虐殺が「なかった」ことにされようとしているのか――。【金志尚、後藤由耶】 関東大震災100年 防災強調の一方で… 「在日コリアンの人たちに関する歴史を、行政として発信したくないという明確な意思を感じました」。現代美術家の飯山由貴さんはそう言うと、深くため息をついた。 飯山さんは過去の記録物などに基づき、社会と個人の関係を掘り下げた映像作品を手掛けている。21年には、戦前に都内の精神科病院に入院していた2人の朝鮮人患者の境遇を描いた「In―Mates」を制作。病院の看護日誌に残されていた2人の様子を、専門家の考

    朝鮮人虐殺「事実とすることに懸念」 メールに透ける都の“本音” | 毎日新聞
  • 元次長逮捕「完全にしっぽ切り」 五輪組織委消滅、責任うやむや | 毎日新聞

    東京オリンピック・パラリンピック組織委の森泰夫元次長の自宅に家宅捜索に入る東京地検特捜部の係官ら=川崎市麻生区で2023年2月8日午前10時15分、吉田航太撮影 東京オリンピック・パラリンピックを巡る談合事件で8日に逮捕された大会組織委員会元次長は、企業の受注意向を一手に集めて調整する「官製談合」の中心だった疑いがある。テスト大会の落札企業は大会の業務も「スライド契約」しており、立件対象の受注総額は約400億円に上る。汚職事件に続く組織委元幹部の逮捕となったが、組織委の清算法人は間もなく業務を終える予定で、責任の所在はうやむやのままだ。

    元次長逮捕「完全にしっぽ切り」 五輪組織委消滅、責任うやむや | 毎日新聞
  • 詩人・天沢退二郎さんが死去 「<地獄>にて」で高見順賞 | 毎日新聞

    glo™の新型スタンダードモデル「glo™ HYPER」が期間限定で1000円割引となるキャンペーンを9月2日より全国で実施(Digital PR Platform

    詩人・天沢退二郎さんが死去 「<地獄>にて」で高見順賞 | 毎日新聞
  • 類例なく「国宝級」発見 「盾形銅鏡」出土 奈良の富雄丸山古墳 | 毎日新聞

    出土した鼉龍文盾形銅鏡。盾と鏡を合わせたようなデザインで、鼉龍文や幾何学文様など精緻な装飾が特徴的。中央の丸い突起はひもを通す「鈕」=奈良市教委提供 奈良市にある国内最大の円墳、富雄丸山古墳(4世紀後半、直径109メートル)の未盗掘の埋葬施設から、過去に類例のない盾形の銅鏡(長さ64センチ、幅約31センチ)と蛇行剣と呼ばれる鉄剣(全長237センチ、幅約6センチ)が出土した。いずれも国産とみられる。盾形銅鏡は国内で出土した銅鏡で最も大きく、裏面には精緻で複雑な文様が施されていた。蛇行剣は曲がりくねった刃が特徴で、古墳時代の鉄剣としては東アジア最大、蛇行剣では国内最古という。25日、発表した市教委と奈良県立橿原考古学研究所は「古墳時代の金属器の最高傑作」と評しており、国宝級の発見といえる。 埋葬施設は、墳丘から北東方向にせり出した「造り出し」で見つかった。木の幹を二つに割り、内部をくりぬいて被

    類例なく「国宝級」発見 「盾形銅鏡」出土 奈良の富雄丸山古墳 | 毎日新聞
  • パンデミックの先に:自分の苦しみも忘れる?新型コロナ後遺症で認知症リスク急増の恐れ | 毎日新聞

    米ワシントン大公衆衛生研究所などのチームが公表した論文の一部。認知症リスクが高まるとの衝撃的な結果が明らかに 国内で初めて新型コロナの患者が確認されてから15日で3年が経過した。パンデミック(世界的大流行)を経て、社会はどう正常化していくのか。各分野の現状を連載しながら、ウィズコロナ時代を展望する。 連載「パンデミックの先に」は、全7回です。 このほかのラインアップは次の通りです。 第2回 重くのしかかる後遺症 第3回 ワクチン不信の背景 第4回 子どもの発達に影響 第5回 飲店が見いだした活路 第6回 移住で浮かんだ課題 第7回 途上国「コロナは過去の話」 「仕事のメールを打つのも大変」――。頭痛や倦怠(けんたい)感など、新型コロナウイルス感染症の後遺症に苦しむ男性は、メモを読み上げながら医師に症状を訴えた。記憶力や思考力の低下で記録に残さないと自身の苦しみも正確に伝えられない。 コロ

    パンデミックの先に:自分の苦しみも忘れる?新型コロナ後遺症で認知症リスク急増の恐れ | 毎日新聞
  • コロナ死者数が急増、直近3カ月前年の16倍 70歳以上が9割 | 毎日新聞

    新型コロナウイルスに感染して死亡した人が29日、全国で新たに420人報告され、前日に続き過去最多を更新した。「新型コロナの死者数ってこんな規模感だっただろうか」。3年ぶりの行動制限のない年末年始を迎え、感覚がまひしているのかもしれない。そこで前年と比較してみると、驚くほどの急増ぶりと分かった。【デジタル報道センター】

    コロナ死者数が急増、直近3カ月前年の16倍 70歳以上が9割 | 毎日新聞
  • 新型コロナ 来春にも「5類」移行を検討 政府、年明け最終判断へ | 毎日新聞

    政府は、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけについて、来年春にも、入院勧告など強い措置が可能な「新型インフルエンザ等感染症」から、季節性インフルエンザと同等の「5類」に引き下げる検討に入った。足元で感染が拡大していることから、年末年始の感染状況を見極めた上で、来年1月にも岸田文雄首相と関係閣僚が協議し判断するとみられる。移行時期は4月1日とする案などが出ている。新型コロナの政府対応は、発生から丸3年を経て転換点を迎える。 現在の類型に基づき、行政は感染者への自宅やホテルでの待機要請や入院調整を実施してきた。発熱外来での検査や入院医療、ワクチン接種は自己負担なく全額公費で賄われている。5類に移行すると、こうした措置や公費で負担する法的根拠がなくなる。政府は患者の自己負担が生じる通常の保険診療とするかどうか調整を続ける。

    新型コロナ 来春にも「5類」移行を検討 政府、年明け最終判断へ | 毎日新聞
    florentine
    florentine 2022/12/28
    こんなに毎日たくさんの人が亡くなってるのに
  • 海外では芸術 「染形紙」1242点、文化財に 93歳が40年収集 | 毎日新聞

    海外で美術品として珍重されている染形紙(染め型紙)を収集している筒井俊雄さん(93)=兵庫県三木市=の所蔵する1242点が、同市の有形民俗文化財に指定された。江戸期に栄えたもので「三木の誇るべき文化を後世に残したい」と話す。 江戸時代に隆盛 染形紙は、柿渋を塗った和紙をさまざまな文様に切り抜いたもの。藍染めの際に生地に置き、模様部分にのりを置いて白く染め抜く。繊細かつ多彩な柄を安価に染色できることから広く普及した。 金物と並ぶ三木の特産だった。江戸時代前期の検地記録には土地を持つ染形紙商7軒が載っている。江戸中期の文書によると、総世帯783軒のうち、鍛冶屋12軒に対して染形紙商が16軒、染色工が26軒と隆盛を誇った。商圏も広く、近畿のみならず、日海側や瀬戸内海沿岸、四国にも広がっていた。維新後、洋服の普及とともに下火になり、大正期にはほとんどが廃業。染形紙も散逸した。

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  • 五輪組織委、官製談合か テスト大会業務で「割り振り表」作成 | 毎日新聞

    東京オリンピック・パラリンピックを巡る談合疑惑で、広告会社などから大会組織委員会に出向した複数の職員がテスト大会の業務について入札開始前に広告業者側に希望する競技会場を聞いて回り、「割り振り表」を作成していた疑いがあることが関係者への取材で判明した。実際の受注は、ほぼ表の通りになっていたという。東京地検特捜部はこの割り振り表を入手しており、業者間の受注調整を示す証拠と位置付けている模様だ。 東京五輪・パラ特別措置法は組織委職員を「みなし公務員」と定め、民間からの出向者にも適用される。発注元の組織委側が割り振り表の作成に関与した疑いが浮かび、疑惑は業者間の受注調整にとどまらない「官製談合」となる可能性が出てきた。

    五輪組織委、官製談合か テスト大会業務で「割り振り表」作成 | 毎日新聞
  • トランプ氏支配で変質した共和党 恐怖する保守派、沈黙する議員ら | 毎日新聞

    米中間選挙(11月8日)に向けて、保守派がリベラル色の強い民主党を支援する動きが出ている。来は政治信条が相いれない「政敵」に肩入れするというねじれ現象の背景には、トランプ前大統領の登場による共和党の「変質」がある。 「不満の種」を憎悪に変え 中間選挙を約1カ月後に控えた10月11日、東部ペンシルベニア州ピッツバーグの幹線道路近くにある幅15メートルほどの電子看板に選挙向けの広告が掲示された。「私は保守派だ。私は銃所持者だ。私は(民主党の州知事候補の)シャピーロ氏に投票する」。銃規制強化に反対する保守派の大半が共和党を支持する中、広告の男性は「民主党支持」を訴えた。 「トランプ(前大統領)が出てきてからの共和党は恐ろしい。広告に出ることで家族に危害が及ばないか怖かった。だけど、止めないといけないんだ」。カーロー大学准教授のジェームズ・カーマインさん(68)は語気を強めた。 職場に近い州第2

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  • 生活習慣病の一因、「老化細胞」が蓄積する仕組み解明 東大など | 毎日新聞

    脂肪性肝炎や糖尿病などの生活習慣病を引き起こす一因とされる「老化細胞」が加齢に伴って肝臓などの臓器にたまる仕組みを、マウスやヒトの細胞を使った実験で見つけたと、東京大医科学研究所などのチームが明らかにした。老化細胞を取り除く免疫機能が、特定のたんぱく質の増加により妨げられた結果、蓄積していた。 研究チームは、肝炎になったマウスに薬剤を投与し老化細胞の蓄積の進行を妨げることで、症状の改善も確認。3日の英科学誌ネイチャーで発表した。 臓器内の一部の細胞は増殖が止まって老化細胞になる。それが蓄積すると炎症を起こす物質を出し続けるため、病気につながると考えられている。ただ、加齢に伴って蓄積する理由は分かっていなかった。

    生活習慣病の一因、「老化細胞」が蓄積する仕組み解明 東大など | 毎日新聞
    florentine
    florentine 2022/11/04
    “中西真・東大医科研教授(分子腫瘍学)は「人にがんの治療薬を使うことで、加齢に伴う病気の改善や予防につながる可能性がある。動物実験を通じ、用法や用量についての研究を進めていきたい」”
  • 伊藤詩織さんに「女として落ち度」 杉田水脈氏の差別発言の数々 | 毎日新聞

    自民党安倍派の会合に臨む杉田水脈総務政務官=東京都千代田区の同党部で2022年8月25日午前11時59分、竹内幹撮影 ツイッター上で自身を中傷する投稿に「いいね」を押されて名誉感情を侵害されたとして、ジャーナリストの伊藤詩織さんが、自民党の杉田水脈(みお)衆院議員に220万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は20日、1審の東京地裁判決を覆して杉田氏に55万円の賠償を命じた。杉田氏は過去に、性暴力被害を訴える伊藤さんについて「女としての落ち度があった」と述べるなど性暴力被害者、LGBTなど性的少数者に対する差別発言などが度々問題視されてきた。これまでの発言を振り返った。【デジタル報道センター】

    伊藤詩織さんに「女として落ち度」 杉田水脈氏の差別発言の数々 | 毎日新聞
  • 中華民族として生かされる ウイグル統治政策のグロテスクさ | 毎日新聞

    中国新疆ウイグル自治区で少数民族のウイグル族らに対する人権侵害が指摘される問題で、中国政府は「再教育施設」の運用は2019年後半には終了したと説明しています。 新疆での統治政策の当の問題点はどこにあるのか。法政大の熊倉潤准教授は、中国政府の目的は「中華民族と言う共同体で生きていくこと」を強いることにあるのではないかと指摘します。インタビュー上下回の下です。【ニューヨーク隅俊之】 ――自治区では多くのウイグル族も幹部として登用されてきました。古くは自治区政府の初代主席に就任するなど重用されたセイフディンらも挙げられます。目的はどこにあるのでしょう。 ◆中国共産党からすると、漢族が指導者として新疆を見ておく必要は絶対にあるんですね。ただ、漢族だけで治めるとなると、自分たちで言っている「自治」を否定することになる。だからある程度までは「自治らしく」しておく必要があるのです。民衆をつなぎ留めるた

    中華民族として生かされる ウイグル統治政策のグロテスクさ | 毎日新聞
  • 毎小ニュース:社会 蚕の命 無駄にしない サナギをカレーやみそ漬けに | 毎日新聞

    電動(でんどう)式(しき)蚕棚(かいこだな)で蚕(かいこ)の様子(ようす)に目(め)を配(くば)りながら世話(せわ)をする芦沢(あしざわ)洋平(ようへい)さん=山梨県富士川町(やまなしけんふじかわちょう)で6月(がつ)10日(とおか) イモムシの蚕(かいこ)を飼(か)って、その繭(まゆ)から生糸(きいと)を作(つく)る仕事(しごと)を養蚕(ようさん)といいます。かつて養蚕(ようさん)王国(おうこく)として知(し)られた山梨県(やまなしけん)の農家(のうか)が、昆虫(こんちゅうしょく)ブームを背景(はいけい)に、用(しょくよう)として蚕(かいこ)のサナギの出荷(しゅっか)に取(と)り組(く)んでいます。昨(さく)年(ねん)、昆虫(こんちゅうしょく)の専門(せんもん)業者(ぎょうしゃ)が「みそ漬(づ)け」として販売(はんばい)すると人気(にんき)を呼(よ)び、今年(ことし)4月(がつ)か

    毎小ニュース:社会 蚕の命 無駄にしない サナギをカレーやみそ漬けに | 毎日新聞
  • アビガン、コロナ薬としての開発中止 臨床試験で有効性確認できず | 毎日新聞

    富士フイルム富山化学(東京)は14日、抗ウイルス薬「アビガン」について、新型コロナウイルスの治療薬としての開発を中止したと発表した。患者の臨床試験で有効性が確認できなかった。 アビガンは2014年に新型インフルエンザの経口治療薬として製造販売が承認された。 同社はウイルス増殖を抑える効能が新型コロナにも有効とみて、21年春にワクチン未接種の新型コロナ感染者に対し、重症化を抑制する効果を確認する治験を開始した。 しかし、ワクチン接種を受ける人が徐々に増え、従来株より重症化率が低いオミクロン株の流行もあって治験の対象となる患者が減った。当初は目標症例数を316例に設定していたが、22年3月までに治験できたのは84例にとどまった。治験結果についても重症化の抑制効果について「有意な結果が得られなかった」という。厚生労働省に効能の承認を申請していたが、10月中に取り下げる。

    アビガン、コロナ薬としての開発中止 臨床試験で有効性確認できず | 毎日新聞
    florentine
    florentine 2022/10/14
    “安倍晋三首相(当時)が「アビガンの承認を目指す」/政府は新型コロナの治療薬候補として159億円を投じて200万人分のアビガンを備蓄したほか、治験で必要となる経費として少なくとも5億円以上を同社に補助”
  • 「地球温暖化を食い止める」 発信する気候科学者を突き動かすもの | 毎日新聞

    その朝、東京から神戸へ向かう新幹線「のぞみ」は猛烈な雨に見舞われ、京都のすぐ手前で立ち往生した。同じ時間帯に京都市では1時間当たり88ミリの雨が降り、京都地方気象台で観測史上最多の記録に並んだという。前月には、全国で異常な高温が続く熱波に見舞われたばかりだった。激しく車両にたたきつける雨音を聞きながら、私は数時間後に取材する科学者の言葉を思い出していた。 「地球温暖化の影響が来るとはこういう形だと見せつけられるようなことが、ここ数年起きている」 7月19日午後1時半。神戸地方裁判所で最も広い101号法廷に開廷ぎりぎりに滑り込むと、証言台前の椅子に座るその人の背中が見えた。 国立環境研究所(茨城県つくば市)の上級主席研究員で、東京大教授も兼任する江守正多(せいた)さん(52)。スーパーコンピューターを用いた地球温暖化の将来予測を専門とし、国連の「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)の報

    「地球温暖化を食い止める」 発信する気候科学者を突き動かすもの | 毎日新聞
  • 旧統一教会に「こども110番の家」看板 行政は把握せず、指摘で撤去 | 毎日新聞

    世界平和統一家庭連合江南家庭教会の玄関に設置されている「こども110番の家」のプレート=愛知県江南市で2022年9月29日午後0時3分、川瀬慎一朗撮影(画像の一部を加工しています) 愛知県江南市にある世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の教会が、危険を感じて助けを求めてきた児童を保護し、警察に通報するボランティア活動「こども110番の家」のプレートを掲げていたことが判明した。看板には「こうなんけいさつしょ」とも書かれていたが、市や県警江南署は存在を把握していなかった。 毎日新聞から問い合わせを受けた市教育委員会の担当者が30日、教会を訪れて撤去した。地域住民からは「旧統一教会が地域の信頼を得ているかのようで、おかしいのでは」などと、疑問の声が出ていた。 市によると、「こども110番の家」は通常、登録を希望する人が地域の小学校に申請。学校が検討のうえで警察に連絡し、警察が委嘱する仕組みという。

    旧統一教会に「こども110番の家」看板 行政は把握せず、指摘で撤去 | 毎日新聞
  • 医療機関外の死亡 8月は過去最多の869人が新型コロナ感染 | 毎日新聞

    警察庁や国家公安委員会などが入った中央合同庁舎第2号館=東京都千代田区で2022年8月25日午後2時38分、北山夏帆撮影 全国の警察が、医療機関以外で体調が悪化するなどして死亡が確認された遺体を調べたところ、8月は869人が新型コロナウイルスに感染していたことが警察庁への取材で判明した。前月比611人増で、今年2月(564人)を上回り、1カ月当たりの人数としては過去最多となった。 都道府県別では、東京171人▽大阪96…

    医療機関外の死亡 8月は過去最多の869人が新型コロナ感染 | 毎日新聞
    florentine
    florentine 2022/09/28
    “医療機関以外で体調が悪化するなどして死亡が確認された遺体を調べたところ、8月は869人が新型コロナウイルスに感染していたことが警察庁への取材で判明”