2015年末、ついにN.W.A.の伝記映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』日本上陸。そして、N.W.A.のアルバム3作が揃って、歌詞・対訳初収録で日本リリース。そんな今こそ、ヒップホップ史が誇る「危険なグループ」の軌跡を振り返るべき時だろう。先週に続くN.W.A.特集の第2弾は、「日本で最もウェッサイなDJ」の一人、DJ Couzと、同映画の字幕監修も務めた丸屋九兵衛が語らう、映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』よもやま話である。 取材/金島康裕 文責/bmr編集部 LAでは「もう『ストレイト・アウタ・コンプトン』観た?」が挨拶に 丸屋九兵衛(以下丸)「さて、映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』。本国アメリカでは8月14日に上映が始まって、初登場週の興行収入が全米1位。しかもその週の2位『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』に4倍の差をつけての1位とか」 DJ Couz(
最近のT-ペインは、昨年のNPRの「Tiny Desk Concert」でのアンプラグドなライブ映像をきっかけに、アカペラの国歌斉唱など、オートチューン無しの歌声でもかなり聴かせるんだ!と話題です。その彼が、デビュー作『Rappa Ternt Sanga』の発売10周年を記念してふたたびNPRに登場し、ライブ・パフォーマンスを披露。先行してライブ映像が公開されていたソウルフルな新曲“Officially Yours”に加え、サム・クックの名曲“A Change Is Gonna Come”のカバーまで。“Can’t Believe It”もどメロウ&ソウルフルになっています。 延期中の新作『Stoicville: The Phoenix』が待たれます。 1. Tipsy (0:42-) 2. Officially Yours (3:26-) 3. Can’t Believe It (8:4
全米興行収入で3週連続の1位を記録、また音楽の伝記映画として過去最高の興行収入となるなど大ヒットとなった映画『Straight Outta Compton』が、日本で12月から公開されることが発表された。 この夏、北米で大ヒットとなった映画『Straight Outta Compton』は、ヒップホップ界のカリスマ・プロデューサー、ドクター・ドレー(Dr. Dre)や、俳優としての活躍でも知られるアイス・キューブ(Ice Cube)らが在籍したことで知られる米西海岸の伝説的ヒップホップ・グループ N.W.A.(Niggaz Wit Attitudes)の伝記作品。米カリフォルニア州コンプトンでイージー・E(Eazy-E)、ドクター・ドレー、アイス・キューブらを中心に結成されたN.W.A.は、1988年に発表したデビュー・アルバム『Straight Outta Compton』がアメリカで3
アッシャーの新曲“Chains”がTIDALで限定公開。ナズに加えて、リアーナ“Bitch Better Have My Money”のソングライターとして知られるビビが参加した曲で、人種差別や警官による暴行への問題意識を歌ったもの。そのため、「視線を逸らさないで」としたインタラクティブ・ビデオの形で公開されており(※ChromeもしくはFirefox推奨のようです)で、トレイヴォン・マーティンら被害者の写真が映し出され、「視線を逸らす」と再生が止まるという仕組み。 なお、米時間で本日開催されるTIDALのコンサート〈TIDAL X: 1020〉でライブ初披露される予定とか(→ ライブ映像はこちら)。〈TIDAL X: 1020〉にはジェイ・Z、ビヨンセ、ニッキー、リル・ウェインといった他の共同オーナーらが出演予定。 It’s time to break the chains of rac
2012年2月11日に急逝した世界的歌姫ホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)のホログラムによる世界ツアーが来年開催されることが発表された。 ホログラム技術を使った故人の“復活”は、映像として残っていない動きもプログラミングによって“再現”できるようになるなどの技術の進歩からここ数年増えており、特に最近では昨年5月に開催された〈Billboard Music Awards〉でマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の“復活”パフォーマンスが行われたことが話題になった。 そして今度はホイットニー・ヒューストンがホログラム技術によって“復活”。2016年に世界ツアーを行うという。これは、2012年に故トゥパック(2 Pac)をコーチェラ・フェスに登場させたことなどで知られるHologram USA社のCEO アルキ・デイヴィッドと、ホイットニーの義姉妹であり
世界的ポップ・スター、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)が8月28日にリリースしたばかりの最新シングル“What Do You Mean?”が、早速全米シングル・チャートにランクイン。なんと初登場で1位を制した。 ディプロ(Diplo)とスクリレックス(Skrillex)によるジャック・U(Jack Ü)のプロジェクトからジャスティン・ビーバーが参加した“Where Are Ü Now”が全米チャート最高8位のヒットを記録したばかりのビーバーだが、久々のニュー・アルバムからのリード・シングルとなる“What Do You Mean?”ではファンの期待が一気に爆発。“Where Are Ü Now”に連なるようなハウス調のこの新曲は、先週発売されたばかりだが、定額制音楽ストリーミング・サービスのSpotifyでは1週間で4100万回が再生され、週間再生回数の世界新記録を打ち
ナイル・ロジャース、マーク・ロンソン、ミスター・ハドソンらがプロデュースするデュラン・デュランの新作『Paper Gods』のスタンダード盤全曲フル試聴がスタート。ジャネル・モネイ、カイザ、ジョン・フルシアンテらがゲスト参加。今週11日発売です。 1. Paper Gods (feat. Mr Hudson) 2. Last Night In The City (feat. Kiesza) 3. You Kill Me With Silence 4. Pressure Off (feat. Janelle Monae & Nile Rodgers) 5. Face For Today 6. Danceophobia 7. What Are The Chances? 8. Sunset Garage 9. Change The Skyline (feat. Jonas Bjerre) 10.
白人ラッパーのマックルモア(Macklemore)による同性愛や同性婚について歌った“Same Love”が2013年に大ヒットを記録し、R&Bシンガーのフランク・オーシャン(Frank Ocean)や女性ラッパーのエンジェル・ヘイズ(Angel Haze)といった若手がカミングアウトをするなど状況は変わりつつあるが、今なお根強いとされるヒップホップ界におけるホモフォビア(同性愛嫌悪)。これについて、自身の性的指向をオープンにしているラッパーたちが語っている。 アメリカでは今年1月からスタートし、9話連続視聴率アップという史上初の快挙を成し遂げている人気ドラマ『Empire 成功の代償』(日本では3月11日から放送スタート)において、テレンス・ハワード演じる主人公ルシウスの次男で、ドラマの主要人物のひとりであるジャマルが同性愛者であるという設定も話題を呼ぶ中、音楽チャンネルのVH1が、ヒッ
bmr>NEWS>コモン&ジョン・レジェンドの「グローリー」、アカデミー賞主題歌賞も獲得 「闘争は今まさに起こっている」 すでにゴールデングローブ賞などで主題歌賞を獲得し、先日の第57回グラミー賞授賞式ではエンディングで披露されたコモン(Common)とジョン・レジェンド(John Legend)によるコラボレーション曲“Glory”が、アカデミー賞でも授賞の栄誉を手にした。 人気ラッパーのコモンと、昨年“All Of Me”が世界的大ヒットとなった人気シンガー・ソングライターのジョン・レジェンドによる“Glory”は、マーティン・ルーサー・キング牧師と公民権運動、そして1965年にアラバマ州セルマで起きた血の日曜日事件を描いた映画『Selma』のサウンドトラックに提供された楽曲。先月11日に発表されたゴールデングローブ賞では最優秀オリジナル・ソング部門を授賞しているほか、放送映画批評家協
シック(Chic)のメンバーとして70年代に「おしゃれフリーク」(“Le Freak”)、「グッド・タイムス」「ダンス・ダンス・ダンス」といったダンス・ヒットを生み出し、また世界で2000万枚以上を売ったマドンナ(Madonna)『Like A Virgin』をはじめ、デイヴィッド・ボウイ、ダイアナ・ロスなどを手がけたベテラン・プロデューサーとしても知られる名ギタリストのナイル・ロジャース(Nile Rodgers)が、シックのベーシストで、ナイル・ロジャースと共に数々のヒットを生んだ故バーナード・エドワーズ(Bernard Edwards)に捧げるシックの新曲“I’ll Be There”を来年リリース予定であることを明かした。 今年マドンナ『Like A Virgin』が発売30周年を迎える中、ダフト・パンク(Daft Punk)“Get Lucky”の世界的ヒットを皮切りに、アヴィー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く