昨年の米大統領選へのロシアによる介入問題を調査している米上院情報委員会は29日、トランプ大統領の側近ら20人に対して聞き取り調査を始めると発表した。バー委員長は会見で「私が知る中で最大級の調査だ」とした。 調査は選挙中のトランプ氏陣営とロシアとの協力関係の有無が焦点になっている。20人の中には、トランプ氏の娘婿で大統領上級顧問のクシュナー氏が含まれるという。他には元選対本部長のポール・マナフォート氏らが含まれる可能性がある。 米メディアによると、クシュナー氏は昨年12月、米欧の制裁対象になっているロシア政府系銀行の頭取と面会。マナフォート氏は約10年前、ロシアのプーチン政権を利する活動を行う見返りに多額の報酬を受け取っていた疑惑が出ている。両氏ともに自ら議会の調査に応じる意向を示していた。 また、バー委員長はロシアがフランス大統領選にも活発に介入していると指摘。「何が起きているか、世界に教
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