ヤフーは7月19日、メールサービス「Yahoo!メール」に送信元ドメイン認証技術「DomainKeys」を一部導入した。8月末をめどに全メールに拡大する。送信元を詐称した迷惑メールやフィッシング詐欺の防止がねらい。 DomainKeysではメールを送信する際、送信サーバがドメイン情報などを暗号化し、電子署名として自動的に添付する。受信サーバは電子署名を確認し、メールのヘッダーに記述されたドメインと一致しているかどうかを照合する。偽装アドレスからのメールは正しい署名を添付できないため、受信側で偽装アドレスを判断できる仕組みだ。 Yahoo!メールではまず、Webを介してYahoo!メールから送信されるメールの一部に電子署名を添付する。8月末をめどに、全メールに電子署名を添付する。Yahoo!メールに届いたメールをWeb上で確認する際、電子署名が添付されているかどうかを一目でチェックできるよう