ブックマーク / blog.goo.ne.jp/hiroyuki-ohba (3)

  • CCCによる海老名市立図書館のための選書リストを見て - 29Lib 分館

    このブログで7月始めに新小牧市立図書館計画に対するお気楽な記事を書いた。その直後の8月に武雄市図書館での選書問題(参考 1 / 2)が持ち上がり、小牧の新図書館にも関わるCCCの姿勢が疑われた。そういうわけで、故郷の図書館の動向を注視していたが、反対派が計画白紙化を訴え、これを争点に住民投票が実施されることになったようだ1)。それでも「TRCも噛んでいるのだし、武雄のようなことにはならないのではないか」と僕は楽天的に考えていたのだが、甘かった。 小牧市と同じくTRCとCCCの共同事業体による海老名市立図書館について報告した数日前のハフポの記事2)によると、“海老名市議会で明らかとなったCCCの選書リストは約8300冊におよぶが、現在は流通していない古い雑誌や通常では選書基準の対象外となる書籍が一部含まれていた”という。CCCだけで中央館向けの選書をしたわけね。で、武雄と同じようにネットオフ

    CCCによる海老名市立図書館のための選書リストを見て - 29Lib 分館
    fmht7
    fmht7 2015/09/24
    “「TRCも噛んでいるのだし、武雄のようなことにはならないのではないか」と僕は楽天的に考えていたのだが、甘かった/CCCには短期にも長期にも選書に関与させないほうがよいと今は考えている”
  • 武雄市図書館に行ってきた。複本は二冊まで? - 29Lib 分館

    機会があって武雄市図書館に行ってきた。別のエントリにすでに記したように、特に目新しい図書館というわけではない、というのが僕の考えである。しかし、その後ネットを通じてそのOPACを検索してみると、ベストセラーの複をあまり持っていないのがわかった。もしや、同じを館内で買わせているのか?そうだとしたら、これは「新しい」。考えを改めなければならなくなるかもしれない。そう思って訪問してみた。 仮に、数冊以上の販売点数が見込めそうな書籍については所蔵せずに館内で売ってしまい、そうでない書籍でかつ図書館向きであるものは所蔵するという方針であったならば、これは議論を呼ぶ選書方針だろう。指定管理者が利益を追求したら、ある意味で「公共的」な図書館蔵書が出来上がるというパラドクスである。複が少ない分住民の読書需要を十分満たすことはできないが、対して代わりに多くのタイトルを図書館は購入できるわけで、ストッ

    武雄市図書館に行ってきた。複本は二冊まで? - 29Lib 分館
    fmht7
    fmht7 2013/11/22
    “(運営者側は)「貸出数なんか目標としていません」と返すべき/糸賀先生も樋渡市長が「公設民営のブックカフェで何が悪い」と切り返すの期待ていたはず/僕としてはもっと逸脱してほしいのだが、以上が無責任な物言い
  • 武雄市図書館の何が問題か - 29Lib 分館

    佐賀県武雄市が市の図書館運営を蔦屋CCCに委託したことについて雑感。5月初めの新聞報道では、武雄市図書館の入館者数は、改装開業後のひと月で前年度4月の約5倍にのぼったという。今のところ樋渡市長の目論見通り以上の大成功ということになるだろう。僕の知人の図書館情報学者らも、新しい試みにとても寛容ということもあって「暖かく」見守る立場の人が多い。僕も考えをまとめておくために筆を起こした。 僕は同館を訪問したことが無いので、ウェブと報道の情報に基づいてまとめる。同館は今年度からCCCを指定管理者とし、開館時間を9時から21時に延長、年中無休とし、貸出対象を日国内居住者に拡大している。館内のスターバックスで閲覧しながらお茶ができ、また書籍・雑誌販売、有料のレンタルCD/DVDのコーナーも併設されている。貸出用カードとして蔦屋のTカード併用版も利用できる。改装された館内は美麗で快適そうであり、ホーム

    武雄市図書館の何が問題か - 29Lib 分館
    fmht7
    fmht7 2013/05/09
    公共図書館という空間の前面に商業施設が配され、図書館の選書がその存在によって偏向される(実際雑誌はほとんど廃止、視聴覚は破棄、新刊にも影響)ことには触れられていない。従来型館価値観喪失、根幹を揺るがす。
  • 1