ブックマーク / odamitsuo.hatenablog.com (5)

  • 出版状況クロニクル93(2016年1月1日〜月31日) - 出版・読書メモランダム

    出版状況クロニクル93(2016年1月1日〜1月31日) 15年12月の書籍雑誌の推定販売金額は1290億円で、前年比5.6%減。 その内訳は書籍が572億円で、同1.4%増、雑誌は718億円で、同10.5%減、そのうちの月刊誌は600億円で、9.3%減、週刊誌は117億円で、16.5%減。 雑誌の落ちこみは3ヵ月続けて二ケタマイナスで、これに16年はさらにマイナスを重ねていくことになれば、月刊誌にしても週刊誌にしても、採算ベースを割ってしまう雑誌が多く出てくると予測される。15年の月刊誌は7.2%減、週刊誌は13.6%減となっているからだ。 雑誌をベースにして組み立てられた出版社・取次・書店という近代出版流通システムが解体していく悲鳴のようなものが、マイナス数字にこめられている。 それでも返品率のほうは年末とあってか、書籍37.4%、雑誌38.8%と40%を下回った。 このような出版状況

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    fmht7 2016/02/02
    「名古屋のちくさ正文館の2階に出店していた古本屋のシマウマ書房が客数はまったく伸びなかったらしく、1年もしないうちに撤退」ありゃま。ブックマークナゴヤのスタンプラリーで行ったっけ。
  • 出版状況クロニクル72(2014年4月1日〜4月30日) - 出版・読書メモランダム

    出版状況クロニクル72(2014年4月1日〜4月30日) 前回、3月は学参期で、書店売上は最も伸びる月であるけれど、マイナスが続いているために、出版物推定販売金額の2000億円割れは必至ではないかと記しておいた。それは適中し、13年の2059億円に対し、前年比5.6%減の1945億円と100億円を超すマイナスになってしまった。 内訳は書籍が同4.5%減、雑誌が同6.8%減である。とりわけ雑誌のうちの月刊誌は同5.7%減、週刊誌は11.2%減で、歯止めがかからないマイナスが続いている。 それでも出版科学研究所は書店販売状況に関して、消費税増税前の3月下旬は好調だったと述べているが、実売金額もかなりマイナスだったことは周知の事実であろう。 様々な指標を見ても、例えば百貨店の3月売上高は2、3割の大幅増で、大手5社そろっての増収が5ヵ月続いているとされるし、その他の小売業も駆け込み効果で増収だっ

    出版状況クロニクル72(2014年4月1日〜4月30日) - 出版・読書メモランダム
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    fmht7 2014/05/01
    「知らなかったのは武雄市の市長との関係」こちらに経緯をまとめています。 http://t.co/xudDTHJk65
  • 出版状況クロニクル63(2013年7月1日〜7月31日) - 出版・読書メモランダム

    出版状況クロニクル63(2013年7月1日〜7月31日) 旧知の読者から連絡が入り、様々な情報を伝えてくれたのだが、それにはクロニクルを続け、最後まで見届けてほしいとの依頼も含まれていた。 彼は大手取次経験者なので、取次関係に限定して要約してみる。取次によっては実質的に債務超過に陥っているところがすでにあるのではないか、取次を必要としない電子書籍問題、雑誌の異常な返品率の改善は難しいし、ガソリン高による運賃値上げも迫っているし、消費税アップはただでさえ疲弊している出版業界を直撃する、それらのことなどを考えれば、流通システム自体が危機にさらされていることは明白で、もはやその一部の破綻は覚悟しておくべき状況に入っているのではないかというものだった。 だからそこに、クロニクルを続けてほしい理由があるというわけだ。 これがクロニクルの読者の意見を代表するものとは考えていないが、そうした声に応

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    fmht7 2013/08/01
    「日本の公共図書館事業はTRC、日本図書館協会とその周辺にいる建築、設計、什器関係者、大学の図書館学科の教師たちによって、ほぼ独占されてきたと見なしていい。」これまでも公募など手続きを踏んでいたのでは?情
  • 出版状況クロニクル62(2013年6月1日〜6月30日) - 出版・読書メモランダム

    出版状況クロニクル62(2013年6月1日〜6月30日) ヤマダ電機の13年度の売上高は1兆7014億円で、これは12年の出版物売上高1兆7398億円とほとんど同じであることを示している。 このヤマダ電機の他に、エディオン、ケーズ、ヨドバシカメラを加えた家電量販店4社の売上高は3兆7000億円近くに及び、出版業界がいかに小さな市場であるか、また失われた16年間がそれに拍車をかけたことがよくわかる。 しかしこの家電量販店にしても、地デジ移行のテレビ需要の先い、激しい安売り合戦、アマゾンなどのネット販売の影響を受け、ヤマダ電機を例に挙げれば、ピーク時の11年の2兆1500億円に比べると、4500億円も減少している。 家電量販店は流通戦争の勝利者と見なされていたが、それもゆらぎ始めているといえよう。クロニクル60でも既述したように、その背後でパナソニック、ソニー、シャープ3社のメーカーの赤字

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    fmht7 2013/07/06
    書店と図書館数、貸出総数と書籍販売部数を比較し相関あるとのことだけど、主要因は図書館?他の要因の考察も必要では?ネットユーザ数やゲーム販売額等。『ぼくは、図書館がすき』は日図協資金支援の側面はあるよね。
  • 出版状況クロニクル61(2013年5月1日〜5月31日) - 出版・読書メモランダム

    出版状況クロニクル61(2013年5月1日〜5月31日) 今月インタビューした『裏窓』の元編集長飯田豊一から、大衆演劇に関する教示を得た。そこで早速調べてみると、焼津の黒潮温泉で常に観劇できることがわかり、出かけることにした。 5月公演は劇団新で、昼の部は時代劇だった。舞台のある広間は満員御礼で、200人余りの客であふれていた。大半が男女を問わず高齢者であり、若い人はほとんどいなかった。芝居は「若き日の唐犬権兵衛」で勧善懲悪ストーリー、役者の演技も単純明快で、そうした物語ゆえに、このような観客動員が可能となるのだろう。 その大衆演劇に加え、ここは温泉、大衆堂、居酒屋、カラオケルーム、ゲーム場も兼ね、それでいて入場料は観劇も含め、一日1500円でゆっくり遊ぶことができるのである。このような光景は若年層を中心とする郊外ショッピングセンターとまったく異なるもので、65歳以上が人口の23%を占め

    出版状況クロニクル61(2013年5月1日〜5月31日) - 出版・読書メモランダム
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    fmht7 2013/06/04
    『図書館が街を創る』“この一冊がプロパガンダ本以外の何物でもないことを示している/図書館本というよりも、図書館という「ハコモノ」と「イメージ」をめぐる武雄市とその市長、TSUTAYAのパフォーマンス本と見なすべ
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