藤井聡太六段が、第31期竜王戦5組ランキング戦準決勝 船江恒平六段との対局に勝ち、竜王戦4組に昇級・七段に昇段しました。 「竜王ランキング戦連続昇級」による昇段となり、加藤一二三九段が17歳3ヵ月で樹立した最年少記録より18か月はやい15歳9か月での七段昇段となります。 昇段規定はこちら 藤井七段は2月に第76期順位戦C級2組全勝昇級により五段昇段、そこからわずか16日後の第11回朝日杯将棋オープン戦優勝により六段昇段を果たしており、今年に入って3度目の昇段となりました。
まずは強さの秘密を知るため、5歳で将棋を始めてから今日までの約10年を振り返りながら今後についても伺いました。 普段からどんなことを考えながら生活をしているのか……? 話を聞くうちに、周りに流されず貪欲に“好き”を追求する勝負師の姿が見えてきました。 将棋は祖母にもらったおもちゃで一緒に始めたのがきっかけでした。 祖母と初心者同士遊んでいるうちに祖父にも勝てるようになり、どんどん楽しくなって将棋教室に通い始めました。 小学3年生のときに「全国小学生倉敷王将戦」と「将棋日本シリーズ こども大会」東海大会で優勝したことで、上でやっていける自信が出たんです。そのころから本気でプロを目指すようになりました。 ただ、奨励会に入ってから負けが続いた時期があって、そのころが一番辛かったですね。それまで将棋が好きという一心でやってきたので……。 それでも、やめたいと思ったことはないです。負けを引きずらない
将棋を指すことから一定期間離れている方は、どのように将棋をリスタートすればいいのかわからないこともあるでしょう。そのような将棋リスタート組におすすめするのが、NHK将棋番組「NHK杯」と「将棋フォーカス」です。 今回は将棋リスタートの視点から、「NHK杯」と「将棋フォーカス」の活かし方を考えてみます。この記事を読めば将棋のおもしろさを再発見できるかもしれません。 そもそも「NHK杯」「将棋フォーカス」とは? 「NHK杯」と「将棋フォーカス」はNHK Eテレで放送されている将棋番組です。放映時間は以下のとおりです。 NHK杯:日曜日 10:30~12:00 将棋フォーカス:日曜日10:00~10:30(再放送は木曜日 15:00~15:30) 「NHK杯」の正式な番組名(大会名)は「NHK杯テレビ将棋トーナメント」といいます。大会はトーナメント形式で50名のトップ棋士が早指し将棋で対局します
3月30日(金)藤井聡太六段が愛知県瀬戸市から「瀬戸市民栄誉賞」を、また同日に愛知県から「特別表彰」を贈られました。 伊藤保徳瀬戸市長と藤井六段 大村秀章愛知県知事と藤井六段
藤井聡太四段(15歳)が、下記の対局に勝ち、五段に昇段しました。 昇段日 2018年2月1日(木) 対局 第76期名人戦・順位戦 C級2組 (対 梶浦宏孝四段) 昇段理由 順位戦C級1組昇級
国民栄誉賞を受賞した羽生善治竜王が1月5日、会見を行い「これを機に、たくさんの人たちに将棋や囲碁を楽しんでもらえるような環境を作っていけたら」と今後の抱負などについて語りました。会見の主な内容は以下の通りです。 ーー国民栄誉賞受賞について 国民栄誉賞という大変名誉ある賞をいただき、驚きと同時に大変うれしく思っています。これは、私個人の棋士の活動というよりも、将棋の伝統的な世界における長年にわたる歴史の積み重ねということもあわせて評価していただけたことなのではないかなと思いますし、こういった名誉ある賞をいただいて、棋士として一層精進をしていかなくてはいけないという思いです。 ーー囲碁棋士の井山裕太十段との同時受賞について 井山裕太十段とは、初めてタイトルをとられた二十歳の頃から交流があり、ずっと変わらず安定をして活躍をされており、現在進行形で囲碁の歴史を作られている棋士だと思っています。その
本日、羽生善治竜王の国民栄誉賞の受賞が決定いたしました。 また、受賞決定について羽生竜王本人のコメント、佐藤康光日本将棋連盟会長、森内俊之専務理事、谷川浩司九段、藤井聡太四段のお祝いコメントは以下の通りです。 本人のコメント ■羽生善治竜王 大変に名誉ある賞を頂き、驚きと共に身が引き締まる思いです。将棋界の先人の方々が長年に渡って築いて来られた歴史の継承が有ったからこその選考と受け止めています。また、現在進行形で囲碁の進化と記録を作り続けている井山さんと同時の発表に縁を感じました。私も井山さんの独創性溢れる棋風にあやかりたいです。今後も協力をして伝統文化の世界を発展させ、時代を担う世代にも伝えて行ければと思っています。棋士の道は途方もなく長いので今回の受賞は今後の道のりへの激励も含まれていると考えています。いつも温かく応援し、見守って頂いているファンの皆様に厚く御礼申し上げます。 羽生善治
開局から約1年半で培った配信技術を発表する「AbemaTV Developer Conference 2017」が開催されました。そのなかで行われたセッション「AbemaTV将棋チャンネルの配信技術 〜全国完全生中継への挑戦〜」では、AbemaTV将棋チャンネルで行う生中継技術を紹介。また、Ustreamもない時代から今にかけて、ネットの生中継技術の変化も解説しました。当日のスライド資料はこちら。 「Ustreamもない時代」から、映像中継はどう進化した? 藤崎智氏(以下、藤崎):みなさん、こんにちは。藤崎でございます。 今日この場を設けさせてもらってすごく感謝しているんですけど、実は今日の僕の話は完全にアウトドアな現場の話なので、他の登壇者の話とは若干違うかもしれないです。 もし今後中継をやりたいとか、将来的に自分のところで、生中継のチャンネルを持ちたいという方がいらっしゃいましたら、非
DataLabs所属の@sugyanです。この記事はLINE Advent Calendar 2017の11日目の記事です。 個人的な話ですが、この秋から新たな趣味として将棋を始めました。この趣味に自分の技能を活かして何かしてみたいと思い「詰将棋の問題を自動生成して出題してくれるLINE Bot」を作りましたので、紹介します。 詰将棋とは 簡単に紹介しますと、詰将棋とは将棋のルールを用いた一種のパズルで、以下のようなルールになっています。 攻め方(先手)が玉方(後手)の玉を詰ますのが目的。 攻め方は必ず王手をかける(玉方は必ず王手をはずす)。 玉方は盤上と攻め方の持駒以外すべての駒(ただし玉は除く)を合駒として使用できる。 玉方は最善を尽くし、最も長く手数がかかるように逃げる。 玉方は無駄な合駒をしない。 その他は指し将棋のルール通り。二歩、打ち歩詰め、行き所のない駒、連続王手の千日手はい
羽生善治(47歳)が12月4日・5日(月・火)で行われた第30期竜王戦第5局で、渡辺明竜王に勝利し4勝1敗で竜王位を奪回いたしました。 羽生は今回の竜王位獲得で通算7期の獲得となり、「永世竜王」の資格を得ました。また、永世竜王を獲得したことにより、史上初の「永世七冠」の資格を得るという快挙を成し遂げました。 羽生は今回の竜王位獲得で、47歳2ヶ月でのタイトル獲得となり、タイトル獲得年長記録4位になりました。 また本日の対局の棋譜・解説は日本将棋連盟ライブ中継でもご覧いただくことができます。 お祝いメッセージ ■佐藤康光 日本将棋連盟会長 この度は四度目の竜王復位、並びに「永世竜王」の資格獲得、「永世七冠」の達成、誠におめでとうございます。前人未到の偉大な記録に改めて敬意を表します。どんな厳しい環境、状況下におかれてもそれを受け入れ、戦い続ける姿勢には畏敬の念にたえません。 これからも体調に
www.asahi.com 羽生さんが永世七冠となったことは、今更でしょう。 その中でこの記事読んで「あ、寝かせていたネタを仕上げなきゃ!」という、誰にも頼まれていない義務感が降ってきました。 筆が乗りまくった結果、万人向け解説は放棄してますので、適宜読み飛ばしてください。 20年かかった世代交代 羽生世代とその直下はもう40代後半。年齢的にキツいと言われながらも、第一線を死守しています。 とはいえ、故・米長邦雄永世棋聖が50歳という史上最高齢で名人位を奪取した時にもてはやされた事を考えると、流石に年齢的な厳しさも避けられないでしょう。 将棋レーティングサイトのtop6人が全員20代で、かつ全員電王戦出場者になった。藤井聡太の四段昇段から1年、すごい激流を見た。#shogi #電王戦 pic.twitter.com/LTmnDVo76B — BigHopeClasic (@BigHopeC
将棋を始めた ので、詰将棋を毎日のように解いているのだけど、せっかくなら詰将棋の問題を自動生成してみたい、と思って試してみた。 前提知識 詰将棋とはどんなものか 攻め方(先手)が玉方(後手)の玉を詰ますのが目的。 攻め方は必ず王手をかける(玉方は必ず王手をはずす)。 玉方は盤上と攻め方の持駒以外すべての駒(ただし玉は除く)を合駒として使用できる。 玉方は最善を尽くし、最も長く手数がかかるように逃げる。 玉方は無駄な合駒をしない。 その他は指し将棋のルール通り。二歩、打ち歩詰め、行き所のない駒、連続王手の千日手はいけない。 (日本将棋連盟の詰将棋ページより) 手法 コンピュータによる詰将棋の解答・問題生成というのは20年くらい前から既に様々な論文などで研究されているようだ。生成については、主に「ランダム法」「逆算法」といった方式があるらしい。 あまり論文にちゃんと目を通して調べてはいないけど
こんにちは。ほんの思いつきで書いた「観る将」入門記事( https://anond.hatelabo.jp/20170623083815 )が怒涛のブクマをいただきましたこと、厚く御礼申し上げます。増田で1000どころか20もついたことないのに! なるべく平易に、軽く、それでいて軽薄にならないように書いたつもりでしたが、「本当にこれで分かりやすいか?」「飯の話しかウケないんじゃないか?」などの葛藤もあったのでこの反響は素直に嬉しく思います。 Twitterを見ると将棋漫画の作者様や本職の将棋ライター・観戦記者の皆さんに怒涛のごとくシェアされており、極度の緊張で1日8時間しか眠れません。 さて、29連勝ですね。何が何やら分かりませんが、ともかく未知の領域です。 対局の雑感や今後の展望を語るとともに、前回の記事にいただいた質問等、私に分かる範囲でお答えしたいと思います。 対局雑感仕事の合間に中
ついにやってしまいましたね。藤井聡太四段がプロデビューから負けなしの28連勝を飾ったことで将棋界のみならず大きな話題になっています。 ここまでくるともう勝つ度にニュースとなり全国を駆け巡るので、嫌でも将棋の話題を耳にする人も多いでしょう。 ただ将棋界・将棋のプロ制度は一般的にはあまり知られていない側面も多い業界です。 そこで将棋のプロ制度を全くご存知ない人のためにFAQ形式で学んでいく増田を書きました。藤井四段のみならず将棋界がニュースになった時に一役買えたら何よりです。 Q.藤井くんってデビューしたてなのにもう「四段」なの?早くない?A. この疑問についてはプロへの道程から説明しなければなりません。 将棋のプロ棋士になるには日本将棋連盟の棋士養成機関・新進棋士奨励会(通称「奨励会」)に入会するのが最も一般的なルートです。 奨励会に入会すると、師匠推薦などで多少の上下はありますが基本的には
中学3年生のプロ棋士、藤井聡太四段の活躍で注目を集める将棋。連日、将棋に関する話題がメディアをにぎわせていますが、プロ棋士の世界についてよく知らないという人も多いと思います。インターネットでも、「収入源はなに?」「中学生が夜まで働いていいの?」などの疑問が寄せられています。そこで、「プロ棋士」をめぐる“謎”について、17歳でプロの道に入った中村太地六段と、日本将棋連盟への取材をもとにお答えします。 Q 藤井四段は中学生でプロ棋士になったということですが、そもそも「プロ棋士」ってどうやったらなれるの? A 藤井四段は、去年10月、史上最年少の14歳2か月でプロ棋士となりました。プロ棋士になるには、まず、日本将棋連盟が主宰する「奨励会」という棋士養成機関に入るのが一般的です。奨励会に入るには、師匠にあたる四段以上のプロ棋士の推薦を受けるか、日本将棋連盟が主催する小中学生の大会でベスト4に入るな
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く