経済 沖縄経済同友会、LRT導入を提言 車依存社会脱却求める2009年10月8日 沖縄経済同友会は7日までに、LRT(次世代型路面電車)導入を軸とした沖縄の「車依存社会」からの脱却を求める提言をまとめた。県経済の発展と、人や環境に優しい街づくりを両立するのが狙い。交通渋滞の弊害が深刻化していると指摘した上で、LRTについて(1)建設コストがモノレールや地下鉄に比べ格段に低い(2)定時性の確保が容易(3)バリアフリー(4)美しい車両が観光立県にふさわしい―などの利点を列挙。本島中南部の広域都市圏での整備を経て、将来的に北部まで縦貫させ、経済活性化につなげる構想を掲げている。 県内経済団体がLRT導入を提言するのは初めて。県が策定中の沖縄21世紀ビジョンに反映するよう求めている。 提言は「公共交通活性化に向けて(LRT等次世代型公共交通機関の導入) ―地域経済の活性化のために―」。