ロシアによるウクライナ侵攻を巡り、米IT大手グーグルが提供している「グーグルマップ」が、ロシア国内の軍事施設などの衛星画像を、侵攻前よりも鮮明に確認できるようにしたという英語や日本語のツイートが拡散している。しかし、同社が画像は加工していないと否定したほか、根拠となる画像も示されておらず、ツイートの内容は根拠不明だ。(ファクトチェックの判定基準)【大野友嘉子】 外交政策の専門家を名乗るツイッターアカウント「OSINT UK」(@jon96179496)は4月18日に英語で<グーグルマップは、ロシアの秘密の軍事施設と戦略施設を隠すことをやめました。一般の人が閲覧できるようにしました>などとツイートし、21日午前10時までに1万5000回リツイートされ、4万5000件の「いいね」が付いている。 また、ベラルーシ反体制派のメディア「NEXTA」(@nexta_tv)も19日、ツイッターに英語で<