続×7・なぜ立ち止まれない?武雄アジア大学構想の怪 ビジョンなし、中身なし、ついでに学校法人の財布にお金もなし、という筋の悪過ぎる私立四年制大学誘致に揺れる佐賀県武雄市。 学校法人のウェブサイトも武雄市のウェブサイトも、「武雄アジア大学」なる構想をより高いレベルに練り上げ、なんとしても文科省の新設認可を得ようとしているというような発信は見られず、むしろ「このまま忘れ去られ、話が立ち消えになるのを待っているのかな?」とさえ感じてしまう状況です。 市民向けの理解を深めるために、学校法人と武雄市が「今後もどんどん開きたい」と言っていた、構想を説明するシンポジウムも結局10月に1回開かれたきり。 武雄市が頼み込んで作った「官製」「お仕着せ」の武雄市大学設置促進期成会の構成メンバーからは「よくわからないまま集められた」「なぜ、この活動が必要なのかわからない」「いつまでこんなことをさせられるのか」とい