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山岳遭難の発生件数・遭難者数の推移 【樫本淳】昨年1年間に登山や山菜採りに出かけ、遭難した人は2465人で、記録がある1961年以降、最多だったことが13日、警察庁のまとめでわかった。遭難者の約50%は60歳以上の人で、40歳以上でみると約75%を占める。中高年を中心に続く登山ブームが遭難増加の背景にあるとみて、警察庁は注意を呼びかけている。 警察庁によると、こうした山岳遭難者は前年より261人(約12%)増えた。登山中に遭難した人が約7割を占める。山岳遭難の発生件数も158件(約9%)増の1988件で、過去最多だった。 遭難者数、発生件数とも増加傾向が続いており、この10年間でいずれも約1・5倍に増えた。ここ数年、遭難者の約半数を60歳以上が占め、約3割は女性。 昨年の遭難者のうち、死亡したり行方不明になったりした人は9人増の284人。このうち60歳以上は約7割にのぼった。
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