海上保安庁は25日、小笠原諸島(東京)の西之島付近の噴火で、いったん新島を形成した後に西之島とつながった新たな陸地について、面積が東京ドームの約15倍にあたる70万平方メートルになったと発表した。 新たな陸地は、発見から4か月余りで70倍の広さになったが、同庁は「火山活動は依然活発で、今後も島の成長は続く」と分析している。 同庁が24日、航空機から観測したところ、昨年11月20日の発見直後は東西約100メートル、南北約200メートルだった新たな陸地が、東西約1150メートル、南北約850メートルに拡大していた。