米ミシシッピ州で、駆虫薬を新型コロナウイルス治療薬として服用したという人からの電話相談が増えている/Soumyabrata Roy/NurPhoto/Shutterstock (CNN) 米ミシシッピ州で、家畜用品店などで販売されている寄生虫の駆虫薬を新型コロナウイルス治療薬として服用したという人からの電話相談が増え、州衛生局が住民に注意喚起している。 州衛生局の20日の発表によると、毒物対策センターへの電話相談で、「イベルメクチン」という駆虫薬を服用したという人からの相談件数が増加した。そうした電話の少なくとも70%は、「家畜用品供給センターで購入した家畜・動物用イベルメクチンの服用」に関する相談だった。 イベルメクチンは人に使われる場合もあるが、抗ウイルス薬ではなく、米食品医薬品局(FDA)は新型コロナの治療薬としては承認していない。 州衛生局は患者に対し、「動物の治療ための医薬品を服
![「あなたは馬ではありません」 コロナ治療目的での家畜用医薬品服用、米当局が警告](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/25d9ac72ac3e224051be2988c8a749919834808b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.cnn.co.jp%2Fstorage%2F2021%2F08%2F23%2Fa52e755d1c09c3c123673beb56d472a4%2Fivermectin-tablets-file-super-169.jpg)